昨日のブログの続き。
リリアンの岩塩の話から続きます。
どんなものにも「背景」というものがあります。
リリアンの社長の思い。
リリアンの社長の思い。
岩塩のことでもそうですが、なかなか、そういった「最初の人の思い」に触れることってできなくて、商品だけが市場に、私たちの目に触れるところに出回ることが多いと思うんです。世の中の商品って、ほとんどがそうだと思いませんか?
そういったこともあって、そして、この「塩」ミネラルに何かを感じてくださった方が、もっとこの塩について、この塩に「込められた思い」について、知っていただけたら。
そんなふうに思うので、三宅社長から聞かせていただいたお話を少しシェアしたいと思います。
三宅社長は、今から約20年くらい前に、食品添加物やジャンクフードについて警鐘を鳴らした内容の本を出版されていて、かなりの健康マニアだったということです。その本は今では絶版になってしまっていて、出版元の出版社も倒産してしまって、もうない。ということなのですが・・・。
社長がそのように、健康について深くこだわるようになったのは、祖母の影響がとても強かったそうです。
三宅氏は確か宮崎県出身の方で、幼少のころ、“料理研究家”である祖母に様々なことを教わり、体験させてもらった。とおっしゃっていました。
毎朝、“青汁”を飲んでいた。と言われる三宅社長は、子供の頃の朝の風景を語ってくれました。
“青汁“って、「ケール」という植物が主な原料って、知ってました?
子供の頃、三宅氏の自宅には、祖母がさまざまな食材を栽培していて、庭にケールが植えてあったそうなんです。そして、朝になると祖母に、庭に育っているケールをとってくるように言われ、そしてそれをジューサーミキサーではなく、なにかハンドルがあって、くるくると手で回して、絞るやつで絞り、それを飲まされていたそうです。
子供の頃の自分は、それが美味しくなくて嫌だったんだけれど、青汁をきちんと飲むと祖母の手作りのお菓子が食べられたと言われていました。
おまんじゅうでもなんでも、生地から、あんこから、全て手作り。
完全に無添加、無農薬。合成されたものは一切使われていない。
そんな食生活で育った。と言われていました。
そういった幼少期の背景もあって、「食と健康」について、かなり深いこだわりを持たれていて、それがあの「塩」につながっているんですね。
“自分の体の健康のため”という思いではないんです。自分の、というところはとっくに超えているんですね。
詳しいことは、もうあまり覚えていないのですが、サモアの「ノニ」も、体に良いとかで、実際にサモアまで行き、日本への販路を開拓したりとか、かなり行動的な開拓者でもあります。(あ、ノニジュースとは、また別みたいです。)
新商品開発のお話も少し聞かせていただきましたが、あの「塩」とサモアのノニがブレンドされた、『ノニ ソルト』や、吸収されにくいミネラルの一つであり、かつ必須のミネラルでもある「カルシウム」を取りやすい形で食品にした、『カル ソルト』なども開発されておられます。
前日の記事でも書きましたが、あの「塩」は“ミネラル”なんですね。で、
“ミネラルとビタミン”が、Co-Enzyme、つまり「補助酵素」というわけで、ビタミンも効率よく補給できるには・・・と、以前縁のあったサモアに訪れた時に、ノニを粉末にする技術を開発して、この製品『ノニ ソルト』ができたそうです。
これは、サラダなんかに振り掛けるだけで、「かなり いい感じ【笑】」になるそうです。
それと、「カル ソルト」なんですが、みなさんは「カルシウム」を摂る。というと、なにを思い浮かべますか?
多くの方は「牛乳」を思い浮かべると思いますが、実は違うんです。
牛乳に含まれるカルシウムは非常に吸収されやすい、というのが特徴なんですね。
「だったら、体にいいんじゃないの?」と、多くの方は思われると思います。
しかし、だからこそ、逆の作用、「カルシウムの流出」が引き起こされるというのです。(あ、これも、僕は実際にさまざまな情報を集めたり、根拠を探して裏付けを取った、というわけではないので、鵜呑みにはしないでくださいね。気になる方はいろいろな方面から情報を集めてください。)
でも、この理由は、僕は納得するんですね。
最近では、夏場に「塩分」を摂ることの重要性をたくさんの方が認識し始めました。『塩飴』とか、夏場ではどこのコンビニやスーパーでも置いてありますよね?
で、なぜ、「塩分【ナトリウム】」が、夏の汗をかく時期に必要なのか?ということをご存知でしょうか?
“体の水分料を調節する、指標となるのは体内の「ナトリウムイオン濃度」である”
というのが、その理由です。夏場に汗をたくさんかいた場合、汗といっしょに水分だけではなく、ナトリウムも排出されます。汗に含まれる塩分があるから、汗がしょっぱいんですね。
で、脱水症状を起こしてはいけない。と仮に「水」だけ飲んだとします。
すると、体の「ナトリウムイオン濃度」は、さらに薄められ、体の状態を脳は“水分過剰“と判断し、余分な水分を、さらに汗などで排出しようとします。そのときに、既に減少しているナトリウムをさらに排出する。という悪循環が起こります。
私たちの身体は、様々な要素が複雑に絡み合っていますが、「それぞれの要素の絶妙な相互バランス」によって、なりたっています。
ここで、牛乳の話に戻るのですが、牛乳に含まれるカルシウムはイオン化した状態で、非常に吸収効率が良いため、私たちの身体が(脳が)、『カルシウムの濃度が高くなりすぎている』と、カルシウムを排出するように働きかけます。そして、これは「○○のカルシウム」というような指令ではないのです。例えば「飲んだ牛乳に含まれているカルシウム」を排出する。というのであれば、問題はないのでしょうが、そんなことはなく、単に「カルシウムの身体における濃度をあるべき状態に戻す」という命令なので、骨などからも溶け出してしまう、ということなんですね。
だから、私たちがカルシウムを摂るときは、既にイオン化している形のものよりも、非イオン状態のカルシウムの方が、適度に効果的に、補給できるのだそうです。
こうして、色々と見ていくと、複雑に絶妙なバランスで保たれている私たちの身体の働きは、『複雑だけれど、シンプル』という、一見矛盾するように見えることが、表裏一体に働いていることがわかると思います。
四年前に㈱リリアンの三宅社長のお話を聞くことができたおかげで、本当にいろんな面においての「考察」への材料、新しい理解や食への気づきを頂けたと思っています。そして、多くの人が「自分のため」だけではない視点で、この「塩」に関わってくれたらな。と思っているのです。
そういったこともあって、そして、この「塩」ミネラルに何かを感じてくださった方が、もっとこの塩について、この塩に「込められた思い」について、知っていただけたら。
そんなふうに思うので、三宅社長から聞かせていただいたお話を少しシェアしたいと思います。
三宅社長は、今から約20年くらい前に、食品添加物やジャンクフードについて警鐘を鳴らした内容の本を出版されていて、かなりの健康マニアだったということです。その本は今では絶版になってしまっていて、出版元の出版社も倒産してしまって、もうない。ということなのですが・・・。
社長がそのように、健康について深くこだわるようになったのは、祖母の影響がとても強かったそうです。
三宅氏は確か宮崎県出身の方で、幼少のころ、“料理研究家”である祖母に様々なことを教わり、体験させてもらった。とおっしゃっていました。
毎朝、“青汁”を飲んでいた。と言われる三宅社長は、子供の頃の朝の風景を語ってくれました。
“青汁“って、「ケール」という植物が主な原料って、知ってました?
子供の頃、三宅氏の自宅には、祖母がさまざまな食材を栽培していて、庭にケールが植えてあったそうなんです。そして、朝になると祖母に、庭に育っているケールをとってくるように言われ、そしてそれをジューサーミキサーではなく、なにかハンドルがあって、くるくると手で回して、絞るやつで絞り、それを飲まされていたそうです。
子供の頃の自分は、それが美味しくなくて嫌だったんだけれど、青汁をきちんと飲むと祖母の手作りのお菓子が食べられたと言われていました。
おまんじゅうでもなんでも、生地から、あんこから、全て手作り。
完全に無添加、無農薬。合成されたものは一切使われていない。
そんな食生活で育った。と言われていました。
そういった幼少期の背景もあって、「食と健康」について、かなり深いこだわりを持たれていて、それがあの「塩」につながっているんですね。
“自分の体の健康のため”という思いではないんです。自分の、というところはとっくに超えているんですね。
詳しいことは、もうあまり覚えていないのですが、サモアの「ノニ」も、体に良いとかで、実際にサモアまで行き、日本への販路を開拓したりとか、かなり行動的な開拓者でもあります。(あ、ノニジュースとは、また別みたいです。)
新商品開発のお話も少し聞かせていただきましたが、あの「塩」とサモアのノニがブレンドされた、『ノニ ソルト』や、吸収されにくいミネラルの一つであり、かつ必須のミネラルでもある「カルシウム」を取りやすい形で食品にした、『カル ソルト』なども開発されておられます。
前日の記事でも書きましたが、あの「塩」は“ミネラル”なんですね。で、
“ミネラルとビタミン”が、Co-Enzyme、つまり「補助酵素」というわけで、ビタミンも効率よく補給できるには・・・と、以前縁のあったサモアに訪れた時に、ノニを粉末にする技術を開発して、この製品『ノニ ソルト』ができたそうです。
これは、サラダなんかに振り掛けるだけで、「かなり いい感じ【笑】」になるそうです。
それと、「カル ソルト」なんですが、みなさんは「カルシウム」を摂る。というと、なにを思い浮かべますか?
多くの方は「牛乳」を思い浮かべると思いますが、実は違うんです。
牛乳に含まれるカルシウムは非常に吸収されやすい、というのが特徴なんですね。
「だったら、体にいいんじゃないの?」と、多くの方は思われると思います。
しかし、だからこそ、逆の作用、「カルシウムの流出」が引き起こされるというのです。(あ、これも、僕は実際にさまざまな情報を集めたり、根拠を探して裏付けを取った、というわけではないので、鵜呑みにはしないでくださいね。気になる方はいろいろな方面から情報を集めてください。)
でも、この理由は、僕は納得するんですね。
最近では、夏場に「塩分」を摂ることの重要性をたくさんの方が認識し始めました。『塩飴』とか、夏場ではどこのコンビニやスーパーでも置いてありますよね?
で、なぜ、「塩分【ナトリウム】」が、夏の汗をかく時期に必要なのか?ということをご存知でしょうか?
“体の水分料を調節する、指標となるのは体内の「ナトリウムイオン濃度」である”
というのが、その理由です。夏場に汗をたくさんかいた場合、汗といっしょに水分だけではなく、ナトリウムも排出されます。汗に含まれる塩分があるから、汗がしょっぱいんですね。
で、脱水症状を起こしてはいけない。と仮に「水」だけ飲んだとします。
すると、体の「ナトリウムイオン濃度」は、さらに薄められ、体の状態を脳は“水分過剰“と判断し、余分な水分を、さらに汗などで排出しようとします。そのときに、既に減少しているナトリウムをさらに排出する。という悪循環が起こります。
私たちの身体は、様々な要素が複雑に絡み合っていますが、「それぞれの要素の絶妙な相互バランス」によって、なりたっています。
ここで、牛乳の話に戻るのですが、牛乳に含まれるカルシウムはイオン化した状態で、非常に吸収効率が良いため、私たちの身体が(脳が)、『カルシウムの濃度が高くなりすぎている』と、カルシウムを排出するように働きかけます。そして、これは「○○のカルシウム」というような指令ではないのです。例えば「飲んだ牛乳に含まれているカルシウム」を排出する。というのであれば、問題はないのでしょうが、そんなことはなく、単に「カルシウムの身体における濃度をあるべき状態に戻す」という命令なので、骨などからも溶け出してしまう、ということなんですね。
だから、私たちがカルシウムを摂るときは、既にイオン化している形のものよりも、非イオン状態のカルシウムの方が、適度に効果的に、補給できるのだそうです。
こうして、色々と見ていくと、複雑に絶妙なバランスで保たれている私たちの身体の働きは、『複雑だけれど、シンプル』という、一見矛盾するように見えることが、表裏一体に働いていることがわかると思います。
四年前に㈱リリアンの三宅社長のお話を聞くことができたおかげで、本当にいろんな面においての「考察」への材料、新しい理解や食への気づきを頂けたと思っています。そして、多くの人が「自分のため」だけではない視点で、この「塩」に関わってくれたらな。と思っているのです。
鉱物の浄化にも、そして肉体にもですが、肉体だけではなくエーテル体にも素晴らしい働きをしてくれますよ。
ナグでした。