誰だって夢を見る。
夢を見なくたって生きてはいけるが、どうだろうか。
血糖値と向き合う日々のⅠ型は、原則的には甘さをおさえながら暮らす必要がある。
そこで夢、である。
夢は無限に広げることができる。叶う叶わないは別として、夢すなわち希望を見ている間、それがかなった幸福な自分を見ているのであり、後ろ向きにならない。繰り返すが、叶う叶わないは別問題である。
現実がブラックコーヒーのように苦ければ、たまにはミルクもシュガーも入れればいい。何よりもよろしくないのはストレスであり、一時的な血糖値の上昇なんて、長い目で見れば大したことはないと思う。大切なことは、いかにして日々、健やかな気持ちで暮らしていけるかどうかで、思わずほころんでしまうような薔薇色の夢が、人生の甘味料になると言えよう。
たった20枚のジャンボなドリーム。
これが俺にもたらした希望ははかり知れず、もしその夢叶うならば、一世一代の道楽を現実のものとし、また、その向こう側にはこれまでとは別の空虚が待ち受けているのではないかなんて、ふるえたりもした。
待ちに待った本日、抽選日である。
夢はたった30秒で、ただの紙切れになりました。この記事の値段は5400円です。高いわ。