みなさん、こんにちわ。
『ヘッダ・ガーブレル』『桜の園』両作品の演出を勤めます、小西優司です。
今日から本番まで、不定期では在りますが、出演者の紹介を僕なりの観点でして行きたいと思います。
これは、お客様が出演者各人に興味を持っていただくと同時に、演出家としての僕の愛と愚痴とをきれいに並べ立てた、そんな記事になっていれば嬉しいです。
さて、今日、僕が紹介するのはこの人!!!!!!!
新人公演『桜の園』
ラネフスカヤ役、やまなか浩子!
はい。
なんでこの人をラネフスカヤにしたか。
ウチには、渋谷さんも、額田さんもいるし、
米山さんもいるのに。
それは、
浮世離れしてるから。
です。
もーね。
変なLINEを送ってくるし、
稽古場では常に不思議な言動だし、
困った人なんです。
ただね、明るい。屈託無い。
きっと苦労してる。でも垢抜けてる。
そういう人間らしさがある。
それを信じたい。だから、彼女がラネフスカヤ。
稽古の度に怒るのって、大変なんです。
でも、それでも信じたい何かが、彼女にはある。
間違いなく在る。
なら。それを信じよう。演出家の仕事はそれに尽きる。この人がいつか素晴らしい女優になるとこを見たいのです。誰よりも早く。
おほはほほ、うふふふふ。
の、極地から。
人間、ラネフスカヤへ。
大移動ですよ。民族大移動。
やってもらいましょう。僕がついてるんだから。
この春公演は、この人とヘッダにかかってるんだから。意地でもやってもらいましょう。
皆さん、お楽しみに。