今日はタンカレーにしよう

なんて思ったことは殆どない

いつも土曜のあたりから喰いたくなって

月曜日か火曜日に我慢できなくなって

いざ荻窪に!といった案配

今日もそう

だから、

日曜日や月曜日の夜はいつも眠れない



いつもの時間に家を出る

でも、いざ高田馬場駅に着いてみると

いつもやってくるのは中野行き

おかしい

僕の歩くスピードから計算すると

きっちり三鷹行きがホームに入ってくる時間のはずなのに

やってくるのはいつも中野行き

なんでかなぁ

あと5分も待たなきゃ三鷹行きはやってこない


東京の空を見上げて星月夜

お店の前で待ってるあいだは俳句を考える

星月夜をテーマに一句

なかなか思いつかない

そうこうしているあいだに

トマトの看板に灯が点いた


笑顔のママさんに挨拶して

今日は手前のテーブル席

もちろんオーダーはタンカレーの野菜なんだけど、今日は辛口にして頂いた






いつもながらの巨大なタンに

思わず三度見してしまう





そろそろとタンを持ち上げて

ライスに鎮座させる








まずはカレーソースをひとくち

うはは、思いきりハードル上がってるはずなんだけどな

旨いんだな、これが




このぷるぷる震えるタンの重み

ひと思いにかぶりつけば

ふわっと広がるこの肉汁

やっぱり、ナイフとフォークはいらないね





今日も季節の野菜が多士彩々

ブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、ダイコン、パプリカ、カボチャ、クコノミ、ナマエノシラナイキノコ、ミニトマト、ズッキーニ

もう2つ3つあったよなぁ



今日のタンは2つめもデカイわぁ





最後に残ったカレーソースも追撃

丁寧にスプーンで拭うように

ここには泥んだホールスパイスが1つ2つ隠れていたりするから見逃せない