東京ラーメン オブ ザ イヤー大賞を買いに芳林堂に行ったんだけど、何故か凄い行列

会計するレジから壁伝いにぐるりと、もう店内一周してしまうんじゃないかというような勢い

一体何があったんだ?

と思ったら、

ああ、鬼滅の刃なのね

最終巻発売日なのね

でも、後ろのほうに並んでいる人達も、みんな嬉しそうな顔しているんだよな

きっと、売り切れてなくてよかった

って、安堵してるんだろうな

ほんと、鬼滅の刃恐ろし

東京ラーメン オブ ザ イヤー大賞を持って

最後尾に並ぶのも

なんだかな

と思って断念

鬼滅の刃の日に東京ラーメン オブ ザ イヤー

自分、なにか浮世離れしてる感があるな




それでは、昨日の続き

本来ならば西荻窪の富士そばで色川先生と一緒にソバを喰いたかったんだけど

ソバよりもっと喰いたいものがありまして

以下、喰いたい放題から引用

荻窪の"本むら庵"のソバは、ソバ粉ソバだが、ウドンの方は私の好みにぴったりする。私は時折り発心してこの店に行き、茹でてない奴を三人前ほど箱に入れて貰って、家に帰ってゆっくり楽しむ。これがある日は朝早く眼がさめる。

色川武大  ソバはウドン粉に限る

実はこの文中にある色川先生の好みにぴったりするという"本むら庵"のウドンを喰ってみたくなりまして

しかも荻窪の"本むら庵"は西荻窪駅からも歩いていけるところにあるんですね

北口をまっすぐ歩いて、一回右折したら

またひたすらまっすぐなんですけど




一回右折しただけで

"本むら庵"着きましたよ

したら、手を消毒して、顔も消毒して

って、顔はサーモグラフィーなんですけどね

マスクを外さないと検温してくれない、なかなかフレンドリーな奴でした




オーダーはもちろんウドン

迷いなく釜揚げうどんをチョイス



湯気でレンズも曇りますな

で、ズルズル

結構、粉を感じます

うどんで加水率が気になったことなかったんですが、つなぎの水は控えめなのかな

茹で加減もかため

つゆは薄口ですけど、仄かに醤油の甘みがして好みです

釜揚げながら、

つゆを持ち上げるうどんで美味しいです

これも加水率が低いからなのかな

うん、これが先生の好みにぴったりのウドンなのね

って、

先生が鬼籍に入って30年余り、同じ味とはわからないんですけどね

せっかくなんで、

ソバ粉ソバもいってみました


本むら庵はウドンよりソバが有名なんですけどね

先生はソバ粉ソバと仰ってますので

十割ソバなのかな

最初はつゆをつけずに

ズルズル

って、美味しいのかな?

もう気がそぞろです

ごめんなさい

どうやら、先生の愛するウドンに全集中してしまったようで、ソバの味がよくわからなくなってます