久しぶりの更新になります。
1月も中旬にさしかかって参りましたが、
皆様、新年いかがお過ごしでしょうか?
プリファン運営のゴッホでございます。

昨年末に、新曲「B.C.B.S」と共にコンセプト衣装
通称「ロイヤルチョコレート」をお披露目させて頂きました。
衣装につきましては毎回ブログにてメイキング的なことをご紹介しておりますので、今回もお話させて頂こうと思います。

まず新曲「B.C.B.S.」の副題は下記です。

Bitter Chocolat & Brown Sugar 
~ビターショコラとブラウンシュガー~

その頭文字をとってBCBSなワケですが、
それがこの曲のテーマを表しております。
どんなテーマか?と申しますと、

「アイドルは、
ビターチョコやブラウンシュガーのように、
甘くほろ苦い存在。
妖艶な甘味と麻薬のような禁断を伴う危険で魅惑的な存在。」

と言ったところでしょうか。

B.C.B.S./ PrismFantasia【MV】

 

 

そんなテーマを帯びたこの楽曲に合わせて、
プリファンのメンバーに新衣装を纏わせるとしたらどんなものか?
と考えるところから衣装製作が始まりました。

衣装をデザインしようとした最初に思ったことは、
実は、プリファンの「現状」です。
メンバーは常に「上」を目指して日々活動をしておりますが、
まだ、いわゆる「地下アイドル」である、ということです。
僕もそうだし、ファンの方々の多くもそうだと思いますが、
「地下」であるとか「地上」であるとか、
そんなことは結構どうでも良いことではあります。
楽しければ、幸せな活動であれば、そんな分類など瑣末なことです。
でも、プロの世界は「評価」が伴います。
その評価はメンバー本人たちのモチベーションとも
少なからずリンクしております。
彼女たちは「上を目指す」というモチベーションで、
日々活動しておりますが、
現状、世間一般的な評価においては、
プリファンはまだ「地下アイドル」なのです。
(とりあえず「上とは何か?」という問題はさておき、
現状「地下アイドル」と呼ばれる業界で活動中なのです。)
でも、僕はメンバーたちには
「その現状にいつも感謝と誇りを持って活動して欲しい」
と常日頃思っております。
地下とか地上とか、下積みとかメジャーとか、
そんなの関係なく「芸能」とは、目の前にいるお客様に、
全身全霊で良いパフォーマンスや良い作品をお届けする、
それが基本です。お客様の数なんて関係ありません。
であるならば、
何よりお客様や本人たちが楽しく活動出来ていることに、
いつだって感謝と誇りを持って欲しいと。

そう考えた上で、この楽曲のテーマと照らし合わせた時、
僕の中で「感謝と誇り」という言葉が、
「気品」という言葉に変わりました。

感謝+誇り=気品

「B.C.B.S.」はビターチョコとブラウンシュガーのような、
アイドルとお客さんの甘くほろ苦い関係性を描いた作品で、
決して奇麗ごとを描いた作品ではないですが、
僕は絶対に「下世話なもの」にはしたくなかったです。
だから僕は、お客様への感謝と自分たちへの誇りを表す、
気品ある作品にしようと決めました。
現状ではCDリリースすらしていないインディーズアイドルであり、
確かに様々な制作予算にも限界があるのは事実です。
でも、この作品やそれを表現するための衣装は、
決して安物のチョコレートではなく、高級チョコに匹敵するほどの
「丹誠込めた自家製チョコにしたい」と強く思いました。

というわけで、僕は今回の衣装も
「自分の手で想いを込めてデザインする」ことを選択しました。
メジャーであれば、ある程度の予算をかけて
プロのデザイナーにデザインを依頼するのが普通ですが、
一番かけるべき予算は「生地や素材」に絞ることにしました。

↑これが僕が最初に描き起こしたデザイン画です。
クリエーター用のマネキン画を使用して、その上にデザインしました。
今回のテーマは「ビターショコラとブラウンシュガー」です。
なので最初から衣装のベースカラーはブラウン、
チョコレートカラーにしようと決めておりました。
ビターな色合いを出すために黒に近い「濃い気品ある茶色」。
これに こだわりました。
〜貴族の娘が王様に内緒で夜な夜な食べるチョコレートケーキ〜
といった、そんなイメージです。
それと同時に、BCBSの歌詞の意味やイメージから、
「今回は、メンバー個別で全く違う個性の衣装にしよう」
とも思いました。
プリファンにはメンバーカラーがありますので、
「刺し色」はメンバーカラーを使うこともすぐに決まりました。
そこまで決まれば、後は実際のデザインです。
今回このデザインに至った過程をこれから少し詳しくお話します。

まずBCBSの歌詞内容は、
決して「清く正しく美しい世界観」ではありませんが、
そんな作品に僕は「気品」というキーワードを加えたかったワケです。
品格ある世界観を衣装を通して表現したくなったのです。

 

「奇麗ごとではないが、気品ある世界観」
というキーワードから、僕はある歴史上の女王をイメージしました。
クイーンエリザベス、その人です。
BCBSのサウンドや音楽性はロックです。
中でも英国系のパンクロックをベースにして発展させたものです。
セックスピストルズもそうですが、
奇麗ごとではないロックやパンクの世界では、
とかく「女王」をモチーフにした作品も多いので、
そんな事もあって、直感的にエリザベスをイメージしたんでしょう。
まずは、彼女が生きた16世紀ヨーロッパの貴族社会
における「衣服」を知るうえで、様々な絵画資料を調べました。
いやあ、なんとも絢爛豪華!
人類は時代を経て進化しているのだと思いますが、
芸術や技術はある意味退化している面もある、と言われます。
16世紀貴族の衣装や王宮には、それを感じずにはいられませんね。
改めて見ると、さすがに現代社会では、いくら予算をかけたところで
到底、作ることは叶わないようなモチーフばかりです。笑

「一流のハリウッド映画だって、それと同じ物は作れない代物」

ただ、だからと言って、ここで尻込みするわけにはいきません。
「じゃあ、実際、エリザベスの映画はどんなものだったか?」
ということで、映画を観ることにしました。
僕は音楽制作にしろデザイン制作にしろ、
よく映画をイメージやコンセプトにおける参考資料にしますが、
クイーンエリザベスを扱った映画と言えば、
エリザベス:ゴールデン・エイジ』です。
Elizabeth: The Golden Age。2007年、英国映画
当時この映画は鑑賞済みなのですが、
ディテールを確認すべく、その他の中世貴族を扱った映画も含め、
早速、僕はDVDを借りてきて観まくりました。

見ているうちに、中世貴族社会を扱った映画に登場する
様々な登場人物にインスパイアされました。
脇役などにも面白い素材モチーフがたくさんでした。
そしてプリファンの各メンバーの個性と
中世社会の様々な階級や役職を照らし合わせて見るうちに、
「王姫や侍女」「五爵や騎士」「貴婦人や芸術家」
といったカテゴリーに分けて衣装を見るようになり、
それらを各メンバーの個性に当てはめ、
そこからモチーフを拾って今回のデザインを完成させました。

さて、デザインが出来たらいよいよ制作です。
今回の衣装制作もカズサさんこと、立花和沙一乃瀬かずさ)さんに
フルオーダーで制作して頂きました。
ちなみにカズサさんには、
これまでの「シスター衣装」や「チェック衣装」
の制作も担当して頂いております。

【雛形まりい】

<ベースカラー、ダークブラウン>
<刺し色、シルキーワインレッド>

マリイの衣装モチーフは「王妃や侍女」です。
まさに王道的なゴシック様式をデザインに取り入れました。
プリファンメンバーはみんな暑がりなんですが、
今回はどうしても「長袖」のメンバーが欲しかったんです。
そしたらマリイが「あたし長袖でいーですよー!」
って言ってくれたので、長袖役はマリイに決まりました。

バックには大きなリボンとアラベスク文様をあしらってもらいました。
今回やってもらって感じたのですが、
カズサさんはゴシック系がめっちゃお得意です!w
なんの迷いもなくデザインのイメージ通りに作って頂けました。
仕上がりも、ほぼ1発OKで完璧でした!

今回は全員、髪飾りやヘッドセット等をつけることにしたのですが、
衣装のイメージに合わせたものを本人に選ばせ、組み合わせました。
レース付きプリンセス仕様のバレッタ。
マリイのセンスが光りますね。

【西森可恋】

<ベースカラー、ダークブラウン>
<刺し色、シルキーブルー>

彼女は名前の通り可憐なビジュアルの持ち主ですが、
その実、燃えるような向上心とクールな闘争心を内に秘めております。
良い意味でのプライド、いわゆる「誇り」も持ち合わせております。
一見、愛らしいキャラなのですが結構 男っぽい面があるんですよね。
そんなレンレンの衣装のモチーフは「五爵や騎士」と即決しました。
デザイン初期段階ではお腹は見せないものでしたが、
カズサさんからのご提案と本人の希望もあってお腹を出すデザインに。そして何より最初にデザイン画を見せた時に、彼女から
「マントが欲しいです!」と即時依頼されました。
僕がイメージした「五爵や騎士」のモチーフを
直感的に理解してくれたようです。
確かに「五爵や騎士」といえばマントはアリです。
彼女の進言をすぐに採用しました。

女の子らしいショートケープに仕上げて頂きました。
王子や騎士のマントのように立ち襟とチェーンを施してあります。
もちろん着脱可能です。
カズサさんのご提案により、
上質なレース生地を使用して可愛らしさを演出してあります。
バックには、ケープのレースごしにシースルーで
マリイ同様のアラベスク文様をあしらって頂きました。
今回の衣装は全員、ボタンやアクセサリー、柄やブレード、など
細部の見えないところまで、惜しまず素材を厳選し、
ディテールとクオリティにこだわって制作して頂きました。



【黒瀬咲舞】

<ベースカラー、ダークブラウン>
<刺し色、シルキーホワイト、クリームホワイト>

エマちゃんの衣装のデザインは、実は一番最初に出来上がりました。
中世の貴族社会を取り上げた映画には、
よくパーティや舞踏会のシーンなどが登場し観劇があったりします。
現在の芸能は「大衆文化」ですが、スポンサーで成り立っていたり、
そういう面は未だに当時の貴族文化と通ずる部分もあります。
ゆえに最初は王宮や貴族を相手にする舞踏家、舞台俳優、高級公娼、
王族のパーティーや舞踏会に招かれ遊びにくる貴婦人などに
今回の衣装のモチーフを探していました。

当初から僕は、ワンショルダーをデザインに取り入れる事と、
大きめの貴婦人帽を着用させる事に決めておりました。
スカートのフリルの入れ方を含め、
全体としてほぼ僕のデザイン通りに製作して頂き、
更にブレードやチェーンベルトなど、
こちらも細部まで丁寧な装飾加工が施されております。

デザイン全体とのバランスを考えると、
絶対に大型の貴婦人帽の方が良いのですが、
エマちゃんのダンスは良く動きますので、
とかくパフィーマンス中にはズレてしまったり、顔が隠れたりします。
そういう煩わしさも前提で本人に着用をお願いしてはいるのですが、
オプションとして小型のハット飾りや花飾りも用意しました。
バリエーションとしてお楽しみ頂ければと思います。


以上、後輩メンバーの衣装についてお伝えいたしました。
彼女たちの衣装は僕のデザインを再現する上で、
カズサさんには戸惑いや迷い無く製作作業をして頂けました。
ほぼほぼ、やり直しもなく一発OKでした。

さてさて、しかしながら、
この後、先輩3人の衣装について触れていきますが、
先輩の衣装はどれも苦労しました!笑
後輩3人のデザインは比較的「王道的」なデザインにしましたが、
先輩3人には、ちょっとした奇抜さや「前衛的」な要素
を身にまとってもらいたかったからです。
最終的にはまとまって見えますが、随所で「攻めた」デザインであり、
僕もカズサさんも「苦心の末の力作たち」です。
それではご覧下さい。

【篠原みなみ】

<ベースカラー、ダークブラウン>
<刺し色、フラワーパープル、ベロアパープル>

ミナミの衣装は貴婦人や宮廷御用達の高級遊女がモチーフ。
パーティや晩餐会で一際目立ち、場に華を添える存在のイメージです。
BCBSのMVでも、レオナルド•ダ•ヴィンチの「最後の晩餐」から
ヒントを得た構図のチョコレートパーティーのシーンがあります。
そういったシチュエーションでの「華」としての存在感
を彼女の衣装には出したかったので、
全身に「花」を散りばめて あしらうデザインにしました。
ミナミの衣装にオフショルを採用することは最初から決めており、
彼女もデザインの段階では同意だったのですが、
「どんな形のオフィショルにするか」という点で
非常にディテールが苦労しました。
もちろん、この衣装はBCBSだけでなく様々な楽曲を
パフォーマンスする上でも着用することになるワケですが、
ミナミから「オフィショルはウデを上げて下ろした時に形が崩れる」
という指摘があり、最初は僕もカズサさんも、
それがどういう事なのか理解が難しかったのです。
それで、本人とカズサさんと何度も形を確認修正し、
最終的にこのオフショルデザインに落ち着きました。

見えない部分ですが、上質なベロアのチューブトップの上に、
オフショルで小花柄のフリルを装着し、
更にその上にレースとブレードをあしらいました。

そして一番こだわったのがスカート部分の装飾です。
ミナミの衣装はとにかく派手にしたかった。笑
僕の装飾のイメージは、
「川の水面を大量の花弁が流れ行く様」でした。
シルキーなレースを流線状に巻き付け、その上に花弁を浮かべる。
これは、おそらくカズサさんが一番苦心された部分だと思います。
パーツ毎のちょっとしたバランスの変化で、
全体の見え方が全然違ってきてしまうので、大変だったと思います。
しかし完成は見事!僕も本人も大満足な出来上がりでした。
BCBSのMVでは彼女の入浴シーンを撮りましたが、
バスタブに大量の花弁を浮かべる遊女、
これもそんなイメージからのモノでした。

【穴見沙帆】

<ベースカラー、ダークブラウン>
<刺し色、ゴールドイエロー>

サホちゃんの衣装は、かなり僕のコダワリが強い作品です。
実はもの凄く攻めました!
まず、サホちゃんのプリファンでのキャラクターや役割、
パフォーマンスなどを考察しました。
すると、
「ああ、サホちゃんは騎士(ナイト)とか将軍だな!」
と思いつきました。
もともと彼女はAKBさんのような王道的なアイドルから、
BISHさんのようなロック系まで幅広い好みがあり、
それら両面を取り入れた彼女のパフォーマンスは、
「かっこ可愛い」というプリファンの核の部分として
メンバーを支えている、と僕は捉えております。
他のメンバーをパフォーマンスで引っぱる存在。
まさに「将軍」でしょう。
話は変わりますが、様々なアイドルの衣装って、
実は軍服モチーフのものが多いんですよ。
そもそも学生服をそのまま着て音楽をパフォーマンスしてしまう
アイドルも多いですが、その学生服やセーラー服こそ、
もともと海軍などの軍服が発祥ですから、当然と言えば当然ですが。

最初にご紹介した僕のデザイン画を見れば分かるかもしれませんが、
サホちゃん衣装デザインのファーストインスピレーションは、
「中世の甲冑(鎧)」です。
勇猛なイメージの鎧をいかに女の子の衣装にするか?
がポイントでした。
デザイン当初はトップスもボトムスも「鎖かたびら」がモチーフ。
最終的にそれは、スカート部分でそれを表現しております。
見づらい部分ではありますが、サホちゃんのスカートは、
内側に甲冑の「垂(たれ)」があります。
その上に鎧をモチーフにした3段式のペティコートスカートを
シースルー素材で装着しております。
いや〜、もの凄く攻めたデザインなのですが、
最終的にカズサさんに見事に再現して頂きまして、
大満足の一品となりました!
もちろん、バックルとベルトも特注です。

トップスのデザインは当初の鎖かたびら から大幅に変更しました。
やはり、かなりアバンギャルドなデザインでしたので、
それをどうやって具現化するか?については、
非常に無理難題が伴いました。
そこでカズサさんから、
「ナポレンのような軍服系のトップスにしたら?」
というご提案を頂きました。
前述したように、カズサさんは王道的な衣装製作が抜群ですので、
中世の軍服はお手のものであろうと直感し、即決採用しました。
中がベストになっており、その上にジャケットを羽織っております。
ジャケットには軍服特有の金糸装飾や肩章が施してあり、
本来の軍服のように立ち襟にして着用することも可能です。
もちろん季節によってはジャケットを脱いで
ベストのみでも活用出来ます。
今回「メンバー6人中、2人に着帽させる」と決めていましたので、
エマと同じく、ダンスが魅力的なサホちゃんに着帽してもらいました。

【白星ちあき】

<ベースカラー、ダークブラウン>
<刺し色、シルキーピンク、肌色>

そして最後にちゃむの衣装。
いやいやいやー!一番苦労しました!笑
というも、ちゃむのキャラクターは「王道的アイドル」です。
でも、今作を機に、少し彼女の「幅」を広げたかったんです。
もちろん彼女の良さは「王道」ですから、
彼女のモチーフは、まさに「お姫様」。。でも、
それを活かしつつ、めいっぱいアバンギャルドにしたかったのです。
一見すると まとまって見える衣装ですが、
かなり大胆なデザインになっております。
カズサさんには、最初の僕のデザイン画を
結果的に ほぼ再現してもらいました。
まず最初のコダワリは「お姫様と言えばパフスリーブ!」です。
中世ドレスの特徴で、丸い形の肩袖のことで、
最初からコレにすることを決めてました。
そして、全体の構成はフリルスカートの上に
ワンピースを重ねたイメージ。
カラーリングについては、他のメンバーとの統一感は大事ですので、
ベースカラーのブラウンを使うことは もちろん基本にしました。
ただ、なるべく「ピンク」「桃色感」を多めにとってあげたかった。
そこで編み出したアイディアが「シースルーワンピース」です。
ワンピース部分の胸下から大胆にカットして
スカート裾までレースのシースルー素材を組み合わせました。
そうすることで、ちゃむのお腹が透けることになり、
ちゃむ自身の肌色が「淡い桃色」として刺し色の役割を果たしてます。
コレが最大の僕のコダワリですね。
そうすることで、ブラウン、ピンク、肌色の
微妙なグラデーションとシルエットの美しさを表現したのですが、
その配分やバランスは、最後の最後まで本当に難しかったです。
最終的にはカズサさんが絶妙なバランスで完成させてくれました。

装飾も細かな部分まで色々施してあります。
今回のちゃむの衣装は、デザイン自体は大胆なのですが、
他のメンバーに比べて布の面積が小さいんです。
もともと小柄のちゃむですから、尚更です。
「ほぼ完成」という段階で一度そのバランスをチェックしました。
すると、単体では ものすごく可愛かったのですが、
6人横並びにした時に、
面積の小ささから、やはり少し控えめな印象になってしまいました。
そこで、めいっぱい装飾を増やすことにしました。
まずブローチやネックレスを他のメンバーより大きめにしました。
髪飾りも大きめサイズにしております。
そいて胸下にストマッカーとして三つの花をあしらっておりますが、
そこを始点に左右に放物線を描いて
パールチェーンを背中まで施しました。
また、せっかくのシースルーを活用したかったので、
レースの下にさりげなくゴールドのチェーンベルトが装着されてます。
正面以外の角度から見ても豪華に見えるように、
バックには大きめのリボンのバッスルを付けて
ボリューム感を加えました。

そして最後に、とてもレアですが、
実はオプションで丸襟も装着出来ます。
これを装備すると全く違うイメージに衣装が変化します。
今後、本人がどこかのタイミングで装着する日もあるかもしれません。
お楽しみに♪



以上ですが、お楽しみ頂けましたでしょうか。
LIVE後の物販にてチェキ撮影を日常行なっておりますが、
「そこに写る衣装」はアイドルの正装です。
決して粗末なものではいけないと思っております。
今回の衣装は間違いなく、今までで一番の力作です。
直接ご覧頂ければその魅力が伝わると思いますので、
是非ともLIVE会場に足をお運び下さい。

 

PS;
メンバーが自作でBCBSのMV撮影メイキング動画を
制作してくれました♪
撮影当日の彼女たちの様子や、

リハーサル現場の模様が収録されております。
こちらも合わせてお楽しみ下さい♪