やりて婆♀女性患者A氏(87歳?統合失調症)は女性患者の最年長です。朝に熱が37.0℃、14時に再検
37度2分、風邪症状は訴えられません。仮に♀A氏としときますが、♀患者Aさん戦前の女学校と高等女学校と東京の家政専門学校に学ばれた才媛でしたが、戦争中に結婚、戦場から復員してきた旦那さんとの間に一人子供ができて、30歳前に発症されたみたいです。まあ昔の感覚では発症=(強制)入院されたそうです。入院して直ぐに旦那さんと離婚され息子さんと二度と会われません。…末の弟さんが月イチで必ず面会に来院されます。頭痛を訴えられ(SG顆粒)鎮痛剤の要求は激しいですが、誰にでも妄想はありますが、少し妄想癖が強い感じですか、大河ドラマの『篤姫』のように、私はくたばる。まで一本道を貫くんだヨ、(怒)私は病院(精神科)に(強制で)入れられて、直ぐに父ちゃん(旦那) から三下り(三行半・離婚)させられた。しばらくして、風の便りで別れた父ちゃんは直ぐに再婚したと聞いたよ。…以来私は女の意地として、病院から(精神科)から一歩も出ないと心に決めたんだよ。…病院に入れられて幾つも病院を転々としながら、ずーっと、外出さえしていないけど、このまま私は(女の意地として)“女の一本道”を貫くん
だ。と云われます。
私に時々♀Aさんの(妄想)御告げをされます。時折兄ちゃん貴方は大丈夫だよ、人生紙一重なもんさ、私も戦時中に親の云うことに従わず。自分の意地!直感に従って、親にかんどうされて単身で対馬海峡を渡って朝鮮の京城に行ってたら人生違ってたかも?な…と笑いながら話されます。…それを聞いた途端に私は大河ドラマ『篤姫』の篤姫の乳母が江戸屋敷へと向かう(篤)姫様に今生の別れに姫様に諭した。女の道は一本道!の台詞とシーンを常に回想してしまいます。…
話は戻りますが、♀Aさん14時にナースセンターで検温しながら、皇室は文化の日で晩餐会だよ。… 政界財界芸能界と功績のあった人を二千人?も招いて食事をするんだよ。文化の日に宮中で晩餐会があるから東京都内の旅館は全て休業?で休みだよ。…
帝国ホテルや日航ホテルはおー忙しいだろうけどさ?。と喋りつづけました。
検温は37度2分身体症状の訴えは有りません。…椅子から立ち上がりAさんは センター向かいの病棟デイルームのテレビを見て、秋篠宮さまの悠仁さまは七五三かい、私は息子の宮参り(七五三)には行けなかったんだよ。 とポロリと 呟き足早に部屋へ向かわれました。