吹田・関大前「静心庵」・タロットセッション 叶淨華です
昨日は、淨華のウエイト版タロットレッスンでした。
レッスンの後、少し考えてみたことがあります。
シェアさせて頂きます。
☑自分でカードを読んでみたい。
☑困った時、自分で引いて答えが欲しい。
☑友達の悩みにタロットで答えてあげたい。
などと思って
タロットカードを一つや二つ持っている方は多いのではないでしょうか?
しかし、タロットカードを初めて手にした時のワクワク感は、しぼんでいって
ついには挫折してしまって、カードは本棚の飾りになってしまっている
こんな方も多いのでは?
なんでだろう???
と、淨華流に考えてみました。
タロットを途中で挫折するのは、4つの理由があると思うのです。
一つ、カードの意味が覚えられない
二つ、スプレッド(展開)の位置の意味とカードの意味が矛盾する
三つ、正位置と逆位置の解釈が分からない
四つ、スト-リーが作れない
ざっとこんな感じでしょうか?
要は、「カードの意味を一枚づつ覚えないとタロット占いは出来ない」と
思っているからなのではないでしょうか?
一般的にリーディングする場合には二通りの方法があります。
①カードの意味に焦点を当てたリーディング
②描かれている絵の中からイメージを膨らませた閃きによるリーディング
①の場合は、実際に占う場合にカード一枚一枚の意味を覚えておくか
解説書や教則本を片手に占うというスタイル。
この場合はなるべく多くの意味、ボキャブラリー、症例・・・などを
覚えておく必要があります。
②の場合は、いわゆる直感、インスピレーションによって鑑定するやり方です。
この場合は一枚一枚のカードの意味を覚える必要はありません。
逆にカードの意味を覚えているがために、イメージ力が固定されてしまって
膨らまないこともあります。
だいたい、実際の鑑定の場合は、①か②のどちらか、又は両方で行うと思います。
さて
前述の「タロットを途中で挫折する4つの理由」のうちの
今日は、一つ目の「カードの意味が覚えられない」について説明します。 |
リーディングしようとする方が多いのでは?
たいていは覚えられないので、本を片手にリーディングするのですが
いまいち当てはまらない。
何度も本とカードを行ったり来たりしているうちに全体の流れが見えなくなってしまう
また78枚すべてを覚えるのは大変なこと
しかも逆位置も合わせると156枚分覚えなくてはならない!ってことになります。
それに本によって解釈が違うことが多々あります。
よく似た意味も多くて、どれがどれだかわからなくなってしまう
カードの意味をキーワードで覚える方法もありますが、
またそのキーワードの数があまりに多くて、どれに当てはめたらいいのか
分からなくなってしまうのです。
相談内容にマッチする意味を探すのも大変なこと
カードの意味だけを頼りに解釈するのは、非常に難しいということがわかります。
と、言うわけで、
何故「カードの意味が覚えられない」のかは・・・
お分かりいただけたのではないでしょうか?
次回は二つ目の、「スプレッド(展開)の位置の意味とカードの意味が矛盾する」
について説明致しますね。