いきなりセンターラインが消える攻撃。
神流町の万場(まんば)集落を抜ける区間に突入。
風景と交通量は全くマッチしておらず、当日はゴールデンウィーク真っ只中と言うこともあり県外ナンバーの往来も多かった。

場所を飛んで、上野村から藤岡方面へ走った際の走行動画より。
幅員減少の標識と共に現れた青看板。
直進方向は462号藤岡、本庄方面。左折すれば群馬県屈指の「険道」である県道46号「富岡神流線」となる。

古い橋を渡ってすぐの交差点を左折することになる。

神流町と言えば、恐竜。
1985年、日本で初めて恐竜の足跡が発見されたのがこの町。この先で合流する国道299号を秩父方面に走れば、足跡が残る「瀬林の漣痕」を見ることができる。

かんな町
こう書かれた看板が街灯柱に取り付けられている。
田舎町の風情ある中心部という雰囲気で、これが国道であるとは標識なしには一発ではわからない。

最初の写真を藤岡方面に眺めた時の風景。

センターラインが復活、ここから再び快走路が始まる。(←デモ40km制限、守りましょう)

10kmとか20km先を平気で案内する看板、山間国道特有の設置物である。
ここから上野村方面は制限速度は40km、藤岡方面は30kmで万場地区の集落へと入っていく。

神ヶ原地区を抜ける区間もまた狭隘で、万場地区よりも幅員は劣る。

再び、上野村方面から藤岡方面に向かっての車載動画より。
ここから制限速度30km区間、幅員減少標識が立つ。それに気になるのが、この先の幅員減少が工事によってのものであるという可能性。

そういうこと❗
写真右側に現れた橋梁、調べてみると新たなバイパスの一部分であることが判明。先程のオレンジ色の看板は、新道建設で潰れた対向車線の一部に対しての注意だった。

よく見てみると、車道外側線が不自然な折れ方をしている。画像に白線を書き入れてみたが、橋梁の位置からして適当かもしれない。

ここが結構鬼門だったりする。
単に路肩や路側帯が無くなることによる幅員減少ではなく、すれ違いも困難な上に住宅密集地という国道らしからぬ状況。(←それを"酷道"って言うんだぞ)
"酷道"が刻一刻と姿を変えていく状況はドライバーからすれば嬉しい話ではあるが、歴史の1ページとして尊くもある。

藤岡方面から来るとこう言った感じになる。
これじゃあ
254(号)行くわ
早く、安全に道を行きたい気持ちは皆一緒。
ただ、改良状況と全体像を眺めてみれば、この酷道の将来性は非常に大きい。
ここからはちょっと興奮モードへ突入❗


つづく