暖かい陽気が1週間続くかと思ったら、週末になって雪が降りました。仕事も半袖だったのが、今日になって厚着。

そして何より、昨日3月19日は新三国トンネルの開通日。The.みなかみThe湯沢と言える雪景色の中で開通日を迎えるのは何かの運命かもしれません。


しかし、国道17号はその先にも難所が控えていたのです。

何処かで見たことのある標識がある。

車線幅員2.5m
高さ制限3.8m
これってあのトンネルと同じじゃん❗
狭い上に高さもギリギリ…
こうなれば和田峠トンネルみたいに信号制御にしたほうが安全だと思う。ただ、二桁国道を構成する要素の一部に信号制御のトンネルがあるというのは、些か不自然ですね~(杉下右京風)。

トンネル直前に、異様な表示
後に思い知ることになるが、このトンネルは二居さん単体ではないと言うこと。
相当長いんです、これが。

一度もトンネルから出ていないのに、いつの間にかトンネル名が変わっているではないか。
でも、高さと幅員の制限は同じ。
船ヶ沢トンネル
普通に走行しているだけでは気付きにくく、況してや冬の休日はスキーシーズンと言うこともあって交通量は多め。
徒歩潜入、決行した❗

三国、二居、船ヶ沢とここまでに3つのトンネルがあるが、皆同じ様子。
と言うことは、三国に倣ってここも改良対象になっているのか。

センターラインが消えているので、赤線で引いてみた。歩行者である私が歩くのは、勿論路肩。
狭い上に、センターラインも消えている。
ドライバーにとっては強い圧迫感を味わうことになるこのトンネル、出口は見えない。

地下水が流れ落ちるためか、路肩はベチョベチョ。
これをひたすら歩いていくことになるが、仕方がない。気になったら放置しておけない、そんな気持ちが騒いでいる。

長いトンネルには必需品の非常電話。

ここだ❗
横の窓から日が射している。
蛍光材もガッツリ貼られている。ここがトンネル切り替わり地点に違いない。

車両火災に備えて消火器が設置されている。
そこに、このトンネルの正体を示す注意書があった。
二居スノーシェルター
船ヶ沢トンネルがここで終わり、スノーシェルターに切り替わる。トンネルの手がかりを得た。

対向車線側から前橋方面を眺める。
ここでまた蛍光剤が登場、恐らくここで二居トンネルに切り替わると踏み、次の消火器を探した。

私が影になって写っているが、周りから見たらただの不審者である。誰もあるいていない暗いトンネルを一人歩く人影、それも消火器に向けてスマホを向ける。
大丈夫です、何も企んでませんから(笑)。

二居トンネル
予想通り、ここが切り替わり地点である。
ここから二居トンネルの群馬側坑口まで歩こうかと考えたが、徒歩。車は新潟側の駐車場に置いてきちゃったから、歩きで戻ることを考えたらこれ以上は現実的ではない。

引き返したあと、坑口を見てみると、中の鉄骨が丸見え。経年劣化が酷い。

列車のように進むトンネル調査。

次はもっと凄かった❗

つづく