さて、さて久しぶりにテコンドーの話題。
確か、昨年の10月辺りにアラ50&デブのオヤジにとっていかに
パンデ・トリルチャギ(後ろ回し蹴り)がムズかしいか書いたと思う。
あれから3カ月経った今はどんなカンジかと言うと、
「ま、コツは掴めましたわい」というところまできた、と。
何カ月もずーっと継続していた左足の付け根の痛みとか、
その他の痛みもだんだん薄れてきて、
若い時よりも時間はかかるものの、アラ50&デブでも
ここまでくるのか、と少し驚いているんですな。
なにせ、独学のナンチャッテ・テコンドー、
コツを掴むまで紆余曲折あったわけで。
以前も書いたかもしれないが、中々いい「教科書」がないのが
日本のテコンドーの現実。
実際、蹴りのトレーニングは、息子の道場での「見学」や市販されている本の、
- テコンドーに関してはこの本が最高峰 【DVD付】 (BUDO‐RA BOOKS)/黄 秀一
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や、はたまた、
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では、全然「足りない=よく理解できない」かったのが事実。
理解というは、「理論」の事なんですね。
日本のスポーツ界の指導者たちにありがちな、、
「理論に弱く、口よりもボディランゲージ」という体質は、
まだ残念ながらあちこちに散見されるわけで、
上の二冊を読んだ私の感想では、日本のテコンドー界も、
その雰囲気が色濃いカンジ。
前にも書いた通り息子の道場主も「サインウェーブ理論」を端的に説明できなかったし。
それでも黄秀一師範の本は、現存する日本のテコンドー本ではベストで、ITFテコンドーの蹴りをきちんと整理する事はできる。
但し、それは「素人」が本から「蹴りをきちんと学ぶ」事ができる本ではないんだ、残念ながら。
理論とは単に言葉や話の問題ではなく、勿論それも日本のスポーツ指導者たちが考えている以上に大切な事と思うのだけど、
一番大事なのは、練習方法を理論的に体系づける事じゃないかと思う。
「このプログラムを順に踏めば、目的地に着地できますよ」という指導、そいれこそが、
「理論的な指導」という事なのだ。
そこで、あっしとしては、基礎トレーンングやストレッチも含めて、自分の中で理論(=プログラム化)を進める為にあれこれ奮闘した時に、
動画サイトが凄く役に立ったわけ。
そういう意味ではすごくいい時代に生まれましたねん。
私が「蹴りの教科書」として活用したのは、
実は、ITFではなくWTFの方。
各種の蹴りを理論的に、練習方法までじっくり教えてくれている。
ま、言語は英語なんですが。
この動画のお陰で整理できなかった疑問点がかなり整理できたわけ。
しかも、この動画にたどり着く前までに、息子の道場の見学や、上記の本を読んだ時の疑問点や矛盾などで頭を悩ましていた事が、
尚、この動画を理解する上で役にたった、と。
やはり、どんな勉強も「無駄な事はない」という格言通りかな、と。
誠にアップ主に感謝です、はい。
その動画とは↓
http://www.youtube.com/watch?v=ogpigGUti6M
最後に今日の一枚。
ではでは。
