昨日は、身体中が痛くてどうしょうもなかった。土曜日に運動会があって、別に何をしたわけでもないのに疲れてしまった。
日々のテコンドーのトレーニングに身体に悲鳴が上がっているのだ。ネットでぱっとテコンドー教室の紹介などを見ても、中々私より年上の人が学んでいる話を見ない。テコンドーだけでなく武道関係のHPで老若男女、誰でも学べるというキャッチがよくあるが、やはりそれはただの「営業」なのか。
兎に角元々首と腰に痛みを抱えているうえに今はそれに股関節の痛みが加わって大変だ。柔軟はある程度の知識を基にかなり慎重にやっているのだが、やはり実際の蹴りの練習を加えると、「別の力」が身体に掛かるようだ。
アラ50&デブの身にテコンドーは無理なのか……?
そんな疑問が「もしかもっと身体が悪くなるんじゃないか」という不安とともに頭の中をぐるぐるしだした昨日今日。取り敢えず、今は休日はトレーニングをしない事にしているから今日までは「休み」。さて、明日からまたどうなることか。
さて、子育ての続き。幼稚園でちょっとしたトラブルの後、
「やはり『普通の先生』というのは、やる事も考えることも『できる子中心』なんだ」
と自覚し直して、あれこれ自分の息子に基礎トレーニングを考え、指導を始めた。幼稚園時代の息子は、サッカークラブとスイミングクラブに入っていた。
スイミングクラブの方は、しっかりとした専門家集団の級別指導なので私がとやかく手を出す必要もない。問題はサッカークラブの方だった。
コーチはすごくいい人なんだが、サッカーというのは言うまでもなくチームスポーツ。やはりコーチの「目の活き届かない処」であれこれ「小さなイジメ」があるのだ。知識に限らず幼児期の運動能力の差は、センスの差よりも「時間の差」が顕著だ。やはりここでも「早生まれは圧倒的に不利」である。
そんなわけで息子よりも「できない子」は早々に辞めてしまった。となると必然的に一番できない息子が「ターゲット」になるのだ。
近年のサッカーブームの中、クラブの子たちの親も「かなり熱い人」も多い。そんな中で自分の息子がはじかれているのは、本当に観るに忍びない。
と言う事で始めたサッカーのトレーニング。私は別にサッカーなどはやったこともないが、今はいい教則本もDVDもある。子供に教えるぐらいは、そう難しい事じゃないと思い、勉強をした。そして確かに難しくはないと確信した。後は道具をちょっと揃えて練習すればいい。庭でシュート練習ができるように簡易ネットを買い、公園に行ってドリブル練習ができるようにコーンのセットも買った。
勉強であれスポーツであれ、できない人というのは、「頭の整理=イメージ」ができてない場合がほとんだ。これは大人も子供も、私は差がないと思っているが、現在の息子が通うテコンドーの指導者もそうだが、「子供は別もの=子供は頭より先に身体を動かす事」と信じ切っているから、いわゆる「できない子」の指導ができないのだ。
「できる子」というのは、指導者に会う以前に「頭の整理」がされている場合がほとんどだろう。テコンドーや空手なら、その手の映画や格闘技の試合を親と一緒に観て「好きになって」いたり、サッカーだって同じ事。
ウチに子供のように、「観ること」に興味にない子は、「イメージ」をしないまま練習に突入する。それで「イメージできる」ている子と差がつくのは当たり前である。いわんや、遅生まれと早生まれでは7-8カ月も成長差があるのだ。
そして、もっと肝心な事は、小さな子供だって「傷つく」と言う事だ。
「大丈夫、大丈夫、全然できなくても大丈夫」と言われて入ったサッカークラブで、「差を見せつけられていじめられた」たら、幼い子供だってたまらないだろう。
指導者ができなきゃ、勿論辞めるという選択もある。だが、「辞めないなら」、親が子供を補完するしかない。
そんなわけでサッカーのトレーニングを、出来る日は「休日オールイン」で始めた次第。
長くなりました。では、続きはまた。