どうも、ふじです。今回は選手評のSB編。

 

トリッピア・・・今シーズンは本人も言っているようにWCの影響もあってか低調な出来ではあったと思う。しかし私はツイッターでは少し不当に叩かれ過ぎていると思っている。これはトリッピアに限らず、全SBに共通することだが、今シーズンの戦い方は非常にSBに負担のかかるものであるので、SBは疲弊してミスが起こるのは当然なのである。また、トリッピアは今シーズンも非常に重要なビルドアップの出口となっていた。中央で詰まったらとりあえずトリッピアに渡しておけば前のスペースへボールを出してくれて非常に助かる場面が多かった。因みに私はチェルシー戦のオウンゴールは割合で言えばロリスのほうに責任があると思っている。来シーズン、エリクセンが抜ける前提であるならば、トリッピアを放出しろと言っている方々はどこからビルドアップするつもりなのだろうか。ワンビサカ?いらん。

レーティング・・・5.5

 

オーリエ・・・今シーズンが始まる前、「昨シーズンはキーランが2試合使われて俺が1試合使われていた、でも今シーズンはプレシーズンマッチに帯同できるから頑張って入れ替わってやるぜ!」と意気込んでいたが、怪我もあり結局それは叶わなかった。何か小さい怪我が多いんだよね。それもあってか、シーズン終盤にはオーリエが使えるにも関わらずKWPが出場することもあった。本人としては思い描いたような活躍ができたとは言い難いだろう。クロスが上手いのか下手なのか未だに分からないけど、ドルトムント戦でのクロスは見事だった。逆にそれ以外の印象が残っていないけど。

レーティング・・・5.5

 

KWP・・・もう少し使って欲しかったというのが率直な感想。出場したのはPL6試合、FA2試合、CL1試合、カラバオ1試合の合計10試合に留まる。運命のCLグループステージ6試合目のバルサ戦に出場し、点に絡むミスをしながらもいい経験ができた半面、シーズン終盤にはフォイスが右SBで起用されて出場機会を減らしてしまった。やはり若手を成長させるには出場機会が必要だと思うし、このまま腐らせるには勿体ない選手だと思っているので来シーズンこそはもっと出場機会を与えて欲しい。

レーティング・・・5.5

 

ローズ・・・この選手も叩かれ過ぎだと思うんだよあ。。確かにセインツ戦では大きいミスをしてしまったが、他の試合ではローズの推進力のお陰でボールを前に運べていたことが多かったと思う。守備でも1対1は負けないし、シュートブロックには体を投げ出してくれるのでそこらへんはとても評価している。アヤックス戦2ndLegの1点目はローズが起点だったしローズ放出しろにも全く賛同できない。あと、今シーズンはアンカーやインサイドハーフで使われていた時もあり、ポチェには結構信頼されていた印象。その時の個人的な評価はそんなに良くないけど。

レーティング・・・6.0

 

デイビス・・・今シーズンは昨シーズンに比べると活躍できなかったという印象。この選手はソンのようなタイプを大外に置いてこそ活躍できるようで、今シーズンはハーフスペースから中央へだす楔のパスも、昨シーズン見せたような飛び出してのゴールもほとんど見せられなかった。しかしヤンが抜けている期間にはCBもこなし、それが結構嵌っていた。上背は無いのだが、競り合いの時にはジャンプするタイミングが良く、丁度頂点に達した時にヘディングしているので簡単には競り負けなかった。目立った活躍はできなかったしかしそれでも今シーズンもスカッドにいてくれるだけでとても助かる存在であった。

レーティング・・・6.0

 

 

以上。次はCB編。