どうも、ふじです。今回は長く寝かせていたユースのOMF編。

 

選手が6人しか出てこないので前回に比べたらすぐ終わる感じになると思う。

 

協力者→しゅん×2さん https://twitter.com/SHUNSHUN21

 

ではいきましょう。

 

1.OMFの系譜

1-1.選手リスト

 

このポジションは削った選手いないんじゃないだろうか。少なくともこれ以外に思いつく選手はいない。

 

現在スパーズから放出されている選手はルベン・ラメイラス、サイ・ゴダード、ウィル・ミラーの3人。ラメイラスはリーグ1のプリマス・アーガイルに、ゴダードはセリエBのベネベント、ミラーはリーグ1のバートンにそれぞれ所属している。

 

こう見ると意外と悪くないリーグに所属している。今季ゴダードは1試合のみしか出場していないが、ラメイラスは27試合に、ミラーは17試合に出場している。ミラーはかなり意外。昨季はほとんど使われていなかったが、降格したのが大きいのだろうか。

1-2.在籍順

在籍順はルベン・ラメイラスウィル・ミラーサイ・ゴダードジョシュア・オノマージャック・ロールズパリス・マゴーマ

ゴダードとオノマーは同期。数年前にベトナムで行われていたヌティフード・カップという国際大会でオノマー、ミラー、ゴダードが出場していたのが懐かしい。ちなみに私はウィンクスのプレーを始めて見たのはその時だった。
オドゥワ、アキンダイニ、ソヌープの脳筋3トップ好きだったよ()

1-3.分類

 

こういった3タイプに分類できた。ただロールズ以外のグループをどういった名前にするかとても迷った。

 

言語化すると重いタイプ、軽いタイプというのが個人的には一番しっくりきた。実は直前に協力者と話していた時とは名前が変わっている。

 

2.解説

オノマー、パリスは重いタイプ、ラメイラス、ゴダード、ミラーは軽いタイプと分類した。ロールズは完全な突然変異タイプ

 

まず、重いタイプについて。このグループの選手の特徴は基本的にはパス、ドリブル、シュートと何でもでき、(今のところユースレベルでは)フィジカルでかなりの優位に立てる。ドリブルは抜いていくタイプではなく運んでいくタイプのドリブルを得意としている。

 

パスに関しては短く繋ぐパス、ラストパスを得意としていてミドル、ロングパスはそこまで得意ではないというイメージ。

 

そして基本的にはOMFの選手だが、3センターの一角のインサイドハーフとしてプレーするのも得意としている。こちらのポジションのほうがフィジカルで優位にたて、運ぶドリブルが効いている印象がある。

 

次に軽いタイプについて。このタイプはフィジカルで優位に立てるようなタイプでは無いが、その代わりラストパスや躱すドリブルといった創造性があり繊細なプレーができるタイプとなっている。

 

特にゴダードとラメイラスはパスのセンスが高く、昔の10番のようなラストパスが出せ、アシストを狙えるような選手だった。ミラーにも言えることだが、ドリブルはプレスをかけてきた選手をいなすようなドリブルが得意だった。

 

ただ運動量もそんなに多くなく、ゴダードやミラーに関してはフィジカルも紙レベルだったのでトップチームに上がるのは厳しかった。ミラーがポチェッティーノに左SBとして使われていたのはプレッシャーの強いポジションではキツイと思ったからかもしれない。それにしても普通そんな起用の仕方思いつかないと思うが。

 

最後にロールズについて。ロールズは本当に完全な突然変異だと思う。こんなタイプは歴代のスパーズユースでも見たことが無い。

 

ロールズはパスや周りと連携する能力も勿論備わっているが、かなりシュートに特化したタイプとなっている。

 

ミドルシュートは得意とは言えないが、いつの間にかゴール前にポジショニングし、キーパーとの1対1を作っている。そしてゴール前での落ち着きは凄まじく、かなりの確率でシュートをゴール隅に決めている。U18時代はリーグでの1点を決める当たりの消費時間の短さがリーグ1位だった。確か90分当たりに1点決めていた。

 

プレースタイルを言語化するならば、ひと昔前の様々なタスクをこなせるようになる前のハリー・ケインのプレーをMFの位置でしている感じ。異質な才能をしていると思う。

 

3.結論

このポジションは選手が少ないので結論を出しにくいが、年代順に考えると軽いタイプから重いタイプへと育成のモデルが変わっていってるのではないだろうか。

 

軽いタイプのラメイラスやゴダード、ミラーはOMFとしては正直現代サッカーでは生き残るのがキツいので、古風なOMFからフィジカルが強く、運動量がありつつも色んなタスクのこなせるオノマーやパリスのような選手を育てたいのではないだろうか。

 

そしてミラー以降の選手ででゴダードを除くパリス、オノマー、ロールズには1つの共通した特徴がある。

 

それは3センターのインサイドハーフとして活躍できる能力があることは勿論。2センターの一角としてプレーすることもできるという特徴である。特にオノマーとパリスは位置が深くなることで相手のプレスも弱まるのでフィジカルでの優位さに拍車がかかる。

 

よってまとめると、このポジションの育成方針は軽い古風なタイプのOMFから重く万能なタイプの選手へと変わっていっているのではないだろうか。何度も言うがロールズは突然変異。これから先もなかなかこのタイプは現れないのではないだろうか。

 

4.感想

選手も少ないし、同じタイプがいたのでこのポジションは考えるのがそんなに大変では無かった。

 

最近の選手は光るものがあり、トップチームも狙えると思うので、オノマー、パリス、ロールズの誰かはトップチームに定着して欲しいなあと思う。オノマーは2、3年前にトップチームのトップ下として出場していたが、瞬間的なスピードが無く厳しかった。おそらくパリスも同じだろう。

 

なのでこの2人はインサイドハーフとして出場を期待する。オノマーが来季どうなるか。

 

うーん、他には書くことないかな。次のWGがCMF以上に人が多くて絶望しているくらいか。なんとか1月中には上げれるように努力します。

 

以上。