どうも、ふじです。

 

今回はホームでのバーンリー戦。生で見てる時はまあまあ退屈でフラストレーションが溜まり、焦る試合だった。

 

ではスタメンから。

 

ロリス、トリッピア、トビー、デイビス、ローズ、スキップ、シソコ、ルーカス、ラメラ、デレアリ、ケイン

 

ベンチにはガッザ、エヨマ、KWP、ウィンクス、ソン、エリクセン、ジョレンテ

 

 

 

トリッピアが戦線復帰、そしてまさかのスキップがスタメンに抜擢された。そらいつかはスタメンで使うやろうとは思っていたけどこの日だとは思わなかった。

 

ここで残念なお知らせ、更に怪我人が増えた。ヤンが太ももの怪我(離脱期間不明)、ダイアーがウィルスに感染(翌日虫垂炎と判明、復帰は1月)。

 

なのでこの日はCBにまさかのデイビス起用。ベンチにはエヨマが入った。タンガンガが数日前のユースリーグで出場していなかったので怪我かと思ったけど16日のPL2には出場していたので単にエヨマのほうが評価が高い模様。

 

エヨマのプレーはこちら→https://www.dailymotion.com/video/x6z0l1e

 

スタメン図

 

 

スパーズはスキップとシソコの2アンカー。2列目のラメラ、ルーカス、デレアリは流動的。

バーンリーの2ラインはかなり低めに設定。541でベタ引き。

 

前半

 

開始から終了まで基本的にはスパーズがボールを握る。バーンリーは最初から引き分け狙い。ゴール前にバスを置く。

 

基本的なスパーズのビルドアップはスキップがCBの左脇に入って両SBを高い位置に押し上げ、シソコが真ん中よりのポジションに入って2列目への出しどころを探る。

 

逆サイドから始める時はシソコが右脇に入ってスキップが真ん中寄りに入る。

 

バーンリーは1トップだけ残してスパーズのボール保持時は2列目も全員撤退。しかしスキップが真ん中寄りにいてボールが入った時は奪いに寄せてくる。初スタメンの若手にプレッシャーをかけて心理的に追い詰めようということだろう。

 

序盤はシソコ下がりが多く、スキップに対してはプレッシャー強い&スキップの動きがぎこちないので前までボールが渡せなかった。

 

これはきついなと15分辺りからは2列目の選手が組み立てに参加してくる。ルーカスは少なめ、デレアリとラメラが多い。ルーカスは下がった選手から受ける役割が多かった。

 

中盤を過ぎると雰囲気に慣れてきたのかスキップが少しマークを剥がせるようになる。しかしバーンリーの密集した陣地を攻略できない。1、2本いい縦パス入れてたのは〇。

 

そんでスパーズがチャンスを作りかけてたのが、1本はトリッピアがサイドに張ってからのシソコ縦走らせでシソコがグラウンダーのクロスを上げたシーン。これはお馴染みだけど隙あらば使うとあんだけスペースが無くても有効。トリッピアのパス調節が上手い。

 

もう1つチャンスになるのは2列目の選手が下がってバーンリーのDFライン裏に抜けていくルーカスにロングボールを出すやり方。

 

でも正直ピンチは無かったけど、これ以外に攻め手が無いくらいドン引きしたバーンリー攻略に苦戦する前半だった。

 

後半

 

後半になっても引くバーンリー、なんとか隙間を繋いで崩そうとするスパーズの構図は変わらない。

 

後半になって変わったことはスキップが積極的に前に出て行くようになった。バーンリーは前半以上に前に出てこない。

 

47分、この試合唯一のスパーズピンチのシーン。セットプレーを大きく蹴ったバールを大外で余っていたレノンが中へワンタッチで折り返し、バーンズがシュート。しかしこれはケインに当たって助かる。

 

スパーズはラメラやデレアリがバーンリーの2列目の位置で受け、上手くターンできればライン間で他の選手がフリーになれるのでそこに出せばチャンスになる。しかしそういったシーンはかなり少ない。

 

62分にバーンリーに遅延行為でイエロー。あからさまに時間を稼いでくる。

 

63分、ルーカスに替えてエリクセン。この交代によりシソコがより前目のポジションをとり、アンカーの位置にエリクセンとスキップとなる。エリクセンは結構自由に動く。

 

シソコはエリクセン投入以降横の移動はせず、縦に走る意識が高くなった。ポジションが高くなっても高い位置でスパーズがボールを奪われてもプレスバックしてボールを奪い返すのは流石。

 

スパーズは後半の中盤以降くらいからは敵陣深くでSBが持てた時は単純にクロスを上げることもあるけどこれも中で人が密集しすぎて上手くいかない。

 

74分にはスキップを下げてソン。バーンリーがこの時間にはもう前プレスは一切やめ、完全にり自陣にリトリートするのでパスの出し手はエリクセンと2CBで十分。前の人数を増やしたいということだろう。

 

ソンが入ったことで少しゴールに迫れる機会が増えた。

 

84分にラメラを下げてジョレンテ。パワープレーをしろというメッセージ。しかしその意図を汲み放り込むトリッピアと違い、なかなかローズが高いボールを放り込まなかったことには何をやっとるねんと思ってしまった。

 

90分間際にデレアリに決定機があったが外したこともあり、いよいよ今日は勝ち点落とすことを覚悟していたが、ATについに先制に成功する。

 

トリッピアが大きく放り込んだボールをジョレンテが競り、触れなかったがボールはデレアリへ。デレアリが胸でケインに落とし、ケインが外を走るエリクセンへ絶妙のパス。エリクセンがこれを冷静にニアに蹴りこみやっとこさフラストレーションから解放された。

 

これで戦意を失ったバーンリーは何もできず、試合終了。しぶとく3ポイントを獲得した。

 

感想

 

今季一番「こじ開けた」感のあるゴールだった。バルサ戦も難産だったけどどっちかというと自らチャンス潰してた感じだったし。

 

個人にフォーカスすると、スキップはスタメンデビューの試合にしては合格を与えられるだろう。ツイッターにも書いたけど、出場機会を増やせばすぐに段違いのプレーを見せてくれると思う。今までも上のステップに上がって出場する毎に自分のプレーレベルを上げてきたので。

 

ローズは10点満点で守備8点攻撃2点てとこか。良くも悪くもローズは目立っていた。

 

デイビスはCBとして良くプレーしてくれたと思う。ボールを先に触ろうという意識が強くて良かった。

 

ラメラはもう少し狭い場所で違いを見せて欲しかったかな。こーゆー試合は特に。細かいタッチができて狭い場所を通す7パスが通せるのが強みだと思っているので。あとパスミスが多すぎた。

 

ジョレンテについては難しいので無し。

 

こんなもんかな。

 

以上です。