どうも、ふじです。

 

やってきました前半の山場3連戦。チェルシー戦(PL)、インテル戦(CL)、アーセナル戦(PL)。更にここから年末年始までノンストップ!色々な意味で絶対に3連勝したいです。

 

今回はその1戦目のチェルシー戦マッチレポ。まだ残り2戦を見据えて力尽きるわけにはいかないので体力を温存しつつ書きます()

 

 

まずはスタメンからいきましょう。ロリス、オーリエ、フォイス、トビー、デイビス、ダイアー、シソコ、エリクセン、デレアリ、ソン、ケイン。

         

ヤンがフルトレーニングに復帰もとりあえずはベンチから。そしてデレアリ、エリクセンがようやく揃ったのと、ルーカスではなくソンがスタメンです。

 

                   

                             By Football Tactics

開始のフォーメーションはこんな感じ。エリクセンは結構自由に動くのでダイアーとシソコの2ボランチともエリクセン込みの3センターとも言えると思います。

 

開始から「おっ」と思ったのはキックオフ時の前のめり感。前に8人。後ろはCBの2人だけ。

 

この感じでスタートするのは久しぶりですね、ウォーカーとローズがずっとスタメンだった時は結構やってた気がするけど、最近はあんま見なかった。でもこれやる時ってだいたいゲーム面白い。

                   

 

ジョルジーニョにデレアリをコバチッチにはシソコを

 

前半はほぼチェルシーにやりたいことをさせず、逆にスパーズはやりたい放題だったと思います。

 

チェルシーとしてはビルドアップでジョルジーニョを経由してボールを前に進めたかったはずですが、スパーズはそれをさせません。

 

前節でエバートンは2トップでジョルジーニョへのルートを遮断したようですが、スパーズはデレアリをベッタリとジョルジーニョにマークさせて自由にささせない作戦を選択します。そしてチェルシー2CBはソンとケインが見る。

 

ジョルジーニョへの経路を絶たれているチェルシーは主に左サイドからアロンソやコバチッチを経由して前進しようとしますが、そこもスパーズは対策済み、下がるコバチッチにはシソコが、アロンソにはオーリエがついていくのでチェルシーは止まってしまいます。

                   

                                                 By Football Tactics

 

シソコが詰めていく分中央が空くのでそこをアザールが狙っていますが、ほとんどそこにボールを出させなかったシソコはかなり効いていたと思います。

 

そしてチェルシーCBには大きく蹴るという手段もありますが、それはあまり使っていませんでした。スパーズとしても蹴られてもモラタならどうにかできると踏んでいたのかも知れません。

 

 

逆にスパーズは攻撃であまりポゼッションを意識せず、シソコやダイアーの位置で奪ったら素早く前の4人に渡すことを意識します。

 

ソンがフリーランで相手の隙間を広げてくれるのでデレアリやケインはそのスペースを使えます。更にエリクセンはそこを狙う眼とキックがあり、4人だけで攻撃を完結させることができるので再カウンターを受けることはほぼありませんでした。

 

1点目はセットプレーからでしたが、2点目のケインのミドルシュートの時もしっかりソンが縦に走ってケインがドリブルするスペースを作っています。

  

 

前半はフォイスがアザールをペナルティエリア内で倒したシーンが正直微妙な判定だったと思いますが、それ以外は完ぺきだったと思います。

 

 

通り過ぎるだけのダビドルイス、スーパーなソン

 

後半に入ってもスパーズが大分優勢な展開は変わりませんが、チェルシーは少しやり方を変えてきます。まずCBがスパーズのDFラインの頭を超すようなボールで裏を狙ってくるのと、右サイドからも前進しようとしてきます。

 

そして中央からこじ開けるのを控えてサイドを起点にシンプルに中央へクロスを入れてくるようになり、若干チェルシーが盛り返してきます。

 

しかしスパーズは54分に決定的な追加点を決めます。自陣深い位置でボールを奪ったデレアリがサイドに流れていたソンフンミンへパス。ハーフェーライン付近で受け取ったソンはそこからライン際を一人で持ち上がっていきます。

 

ファイナルサードへ到達した後、対面しているジョルジーニョを振り切って中央へ。横からダビドルイスが猛スピードで迫ってきますがソンは軽く躱してダビドルイスは勝手に彼方へ消えていきました。

 

そして最後は左足でファーへ流し込み、3点目が決まりました。

 

その後のゴールパフォーマンスは最高でしたね、ユニフォームのエンブレムを指さしてから手でハートを作ってました。こんなんされたらファンとしてはめっちゃ嬉しいです。

 

得点直後、56分にチェルシーはモラタをペドロに、コバチッチをバークリーにチェンジ。全く機能していないジョルジーニョを切れないらしい。

 

この時アザールがトップに入り、右にペドロ、左にウィリアンとなります。

 

75分にはウィリアンをジルーにチェンジ。正直これは嫌な予感した。フォイスは身長高くないですからねー。。この交代によりチェルシーの目的が明確になり、シンプルに左右や後ろから放り込んでくるようになります。

 

84分にスパーズは失点。案の定フォイスとミスマッチのジルー。アザールが右サイドへ振り、アスピリクエタがアーリークロス。マークも外していたフォイスが競ることもできずにジルーにヘディングを叩き込まれます。

 

その後特に大きいピンチもなく試合は終了しましたが、できればクリーンシートで終えたかったですね、内容は圧倒していただけに。

 

正直決定機を外さなければもっと大差がついていてもおかしくない内容だったと思います。試合前はチーム状態から不安に思っていましたが、これは嬉しい誤算でした。

 

 

 

さてここからCL、ダービーとビッグマッチが続きますが全部勝って気分よく年末まで我々サポーターも走りたいですね!以上です。