橋下「大阪都構想」決着から何を学ぶか
■世論優位戦略だけでは勝てない
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「人間は不安が残っている限りは、最後は現状維持を望む」といっていた橋下
氏の発言は皮肉にも見事に的中した。
大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投
票で反対多数で橋本氏の提案は夢になって消えた。
会見で橋下氏は「ぼくが間違ってたってことになるんでしょうね」と敗けをあ
っさり認めた。私は間違っていたとは思わないが、コミュニケーションの展開
の方法に原因があったのではと。
私たちは今回の結果から何を学ぶか。ことの是非・内容よりも私は新しいこと
をやる時、それを説明するわかりやすさの難しさを指摘したい。
たいていは現状を選択する側、保守が勝つ。反保守である革新が勝利するのは 奇跡だからね。私たちの得意技、世論優位戦略だけでは勝てない時代。
奇跡を産みだす仕組みづくりとでもいおうか。ゴールまで1点のミスも許されない。