【対応】麻生副総理発言でブーイングとか
香港の衛星テレビ局「フェニックステレビ」の李東京支局長が麻生副総理に「中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を見送った日本政府の対応を野党が批判している」として対応を求めたが、
麻生副総理は「うち(日本)は共産主義じゃないから中国と違って(野党が)何でも言える。パクられることもない」と発言。
李さんが質問を続けようとしたところ、挙手しなかったことから麻生氏は英語で「ここのルールを知らないのか」と述べた。
李さんは取材に「(日本で記者をして)8年間で初めての経験。麻生さんには真摯(しんし)に答えてほしかったし、首相や外相を経験しており、外国人記者に対する態度としていかがかと思う」と話した。
このことで中国メディアは「記者に対して失礼な対応」としてブーイングが起きているらしい。
詳細記事はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150423-00000148-jij-cn
私は個人的には麻生さんを好きになれないが、この1件だけからみるとまったく正しい対応。
共産主義独裁の中国が主導するAIIBに参加しなくてよろしい。その理由について日本政府が述べているように、懐疑的な運営が見え隠れするのだ。
中国の戦略は透けてみえている。米国主導のドルから中国の元に世界の貨幣秩序を移行させ、最終的には世界を牛耳っていこうするものだ。
前近代的な共産主義の国など相手にする必要はない。日本はG7なのだ。
記者クラブにはルールがある。いかなる記者も挙手して質問することだ。ここは日本なのだからルールには従わねばならない。
かくして麻生副総理の対応はまったく正しい。
