【発想】知⇒智に変換するアイデア法
■牛丼と世相を映す鏡(1/2)
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よくテレビのニュース番組で牛丼チェーン店の話題を目にしますよね。大した
金額じゃないのに値上げしたとか、値下げしたとか。
あれってなぜだと思いますか。他の飲食チェーン店は放送されないのに、どう
して牛丼チェーン店だけがテレビに出るのはなぜ・・・と思いませんか。
これはですね、牛丼が今の世の中を表しているからなんですよ。世相というや
つ。ある時は円安、ある時は飼料が値上がりしたことによって、牛丼の単価が
変わるんですけれど、この現象は牛丼だけにかぎらず、他の商品にも波及して
るんですね。
その世相の変化を一番わかりすく庶民に身近に感じられるのが牛丼ってわけなんですよ。
時代の変化を伝えるのがメディアの使命だから、国民大衆・庶民から人気のあ
る牛丼はその代表的な象徴例と いうことでよく取り上げられるんだ。
「牛丼は今や日本の世相を映す鏡である」ともいえます。
そのことを雑誌が特集記事で報じていた。
⇒http://tinyurl.com/la26mgy
私はPR広報という職業柄、そのことを普段から知っていてもう体中、身に染
みているのですが、ひよっとしたら皆さんはこの素朴な疑問がわかっていない
のではと思い、今回は取り上げてみました。
私はすべてのビジネスはアイデアで決まる、発想やアイデイアがもっとも大事
だと唱えている人なのです。
ならば、その発想とかアイデイアをなんとか身につける公式・極意みたいなも
のはないものか。私はその秘訣探しに37年を要しました。誰でも簡単に創れ
る、素敵な発想とアイデイアの作り方はないものか、私の場合、そんなことば
かりひたすら考え続けてきた人生でした。
私の発想法は、企業側に立たず、商品サービス側に寄らず、どこまでいっても
社会や市民の側からの視点で全体を見下ろすような俯瞰(ふかん)的視点で発想することです。私はそれを「はすか式ソーシャル発想術」と名付けました。
ここで大事なことは全体(社会と置き換えてもいい)を俯瞰的な視点でとらえ
ること、そうしないと時代や世相を反映する企画に到達しないのです。
そのいい例がNHKの看板番組「ニュースウオッチ9」で語られるニュースの
原稿。たとえばおもしろい商品が登場したとします。するとNW9では「〇〇
が〇〇の中、生活を一新し、画期的ともいうべき〇〇が登場しました。背景に
は●●があるようです」
ここで注目していただきたいのは必ず主文を言った後から、すぐにその理由を
社会的背景から論じている点です。上述の部分でいえば●●の部分です。ここ
が最も重要な部分なのです。●●はある時はライフスタイル、ある時は考え方
など大勢の人が共感する思想や行動があるからなんです。
ならば「大勢の人が共感する思想や行動」を起こせばNW9で紹介されると思
いませんか。そういう発想をすることが大事だと私はいっているのです。多く
はマーケティングといった言葉でくくられていますが、それくらいここは最も
大事な要素です。
「世相を反映すること」=Social conditions are reflected=SCAR(エスカ
ー)私の2弾本「(飲食店の)記念日メニューde集客術」(まだ書籍としては世
に出ていませんが)はまさに「世相を反映したアイデアメニュー」満載の実用
書なのです
私が本書で提案しているアイデアは「はすか式ソーシャル発想術」によって考
案されています。
まずは「ソーシャル発想術」の定義から説明しなければなりません。
[1] 企業は自社を取り巻く問題のみならず、広く社会の課題に気づき、自発的
にその課題に取り組み、もてるリソース(資産)やノウハウを結集して、そ
の社会問題解決を認識し、発想し、計画し、実行に移さなければならない。
それらを企画立案するための基本的発想法であり、アイデアという命を注
入すれば「ソーシャル発想術」に昇華していきます。
[2] ソーシャル発想を起点とした「はすか式PR」は「販売促進」や「集客プ
ラン」が目的ではありません。販促・集客などの量的拡大に関するコミニ
ューケーション 活動は一般的には「広告」と呼ばれ、信頼・信用・評判
・好意などの質的拡大を目指すのが「広報」であります。広告と広報とは
全く違います。はすか式PRは基本的に「広報」の領域であり、とりわけ
マスコミ報道を前提にしたパブリシテイ活動(報道PR)をメインに立案し
たもの。
[3] 私の発想の源流は「社会の認容なくして企業の存在はなし」という考えに
基づきます。別の言葉でいえば、「社会との対話」が根本。どうすれば社
会と仲良くなれるのか。私のPRアイデイアその方向性を示唆するもので
「社会」を意識しないPRなんてナンセンスと考えています。マスコミ報
道されることは社会的評価を受けた証拠。社会から信頼されればおのずと
「商売」「事業」も評価され、集客や売り上げなどの数字は後からついて
きます。まずは社会からの信頼獲得が根本。私にとって「社会(ソーシャ
ル)的視点なくしてPRなし」なんです。どの業種でもどんなテーマでも
「社会と向き合う思想」で創案します。
そして、「PRは販促にあらず」が自論ですが、どんな販促プランよりも
「はすか式PR」が有効であることを証明します。
さて、私の発想法では大きくわけて「プレワースト法」と「ニワトリ法」
の2つ。さらにいえば、「ニワトリ法」では「発音系」と「意味系」の2
づがあります。
これが私の編み出した「(必ず)マスコミ報道されるための発想法」のノ
ウハウなのです。そしてこれを体得すれば飲食業界のみならず、どの分野
でも使えるというものです。
普通、企業広報の仕事は多くの場合、上(会社上層部)から決定されたも
のを広報部員がせっせとリリースを作り、マスコミにプロモーションする
という流れ。これって「ジョブ」と思いませんか。私はここに腹をたてて
いるのです。守りにまわっているではありませんか。
実は広報こそ、戦略的で時代をリードするポジションなのに、実際の現場
では「守りに徹した」保守機能になってしまっているのです。広報は戦略
に裏打ちされた、攻めの活動しなければならないの・・・。だから私は本
書を通じて、飲食業界を含む中小零細企業は知恵を出してアイデア溢れる
広報活動をしなければならない、そう思って発刊したのだと。
〇発想法1→今日は何の日から直接「言葉遊び」する
→play words straight→プレワースト
〇発想法2→今日は何の日+なぞかけ=What today riddle(なぞなぞ)
→wa(1)+to ri(1)+→2watori→ニワトリ法
「プレワースト法」と「ニワトリ法」はさらに[発音系]と[意味系]の2つ
があります。
[発音系]発音は同じで、違う別の言葉になる→同音異義語
【例】3/1暴力団対策法→牛蒡入り鯛の魚ロッケ 鯛のあら出汁あんかけ
[なぞかけ]
「3/1暴力団対策法施行の日」とかけて「牛蒡入り鯛の魚ロッケ 鯛のあら
出汁あんかけ」と解く。その心は「ぎょろ(魚ロッケ)っと目を光らせ
て、市民の安全を守るため、暴対(ぼうたい→牛蒡+鯛)法が施行され
ました」暴力団対策法=暴対=ぼうたい=ごぼう+鯛
[意味系]2つの違う意味を持つ言葉を連想する→意味連想
【例】7/20月面着陸の日→紅芋とメレンゲのタルト
[なぞかけ]
「7/20月面着陸の日」とかけて「紅芋とメレンゲのタルト」と解く。その
心は「(人類の)飛躍(冷や紅)を表現しました」
私の発想法は「きょうは何の日」の記念日にヒントを求め、そこから「なぞか
け」の「言葉遊び」手法を使って「独自のアイデア」に導くというものでした
が、何にしろ大事なのことは智恵が必要なこと。
ただ知っているだけでは何の意味もなく、同じチでも、知⇒智へと拡げられる
能力こそ発想の原点、スキルと思われます。
■知⇒智に変換するのがアイデア(2/2)
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そしてついにその発想法を開発したのです。
それは「世相を反映すること」=Social conditions are reflected=SCAR
(エスカー)に尽きるのです。
エスカーはスモールカーとも。1人乗り自動車。
