【本】頼まれもしないのに執筆中
頼まれもしないのに、出版のための執筆を、ここ長野県安曇野市穂高の民宿「ごほーでん」で頑張っています。
何がしんどいかというとこの本のテーマがアイデアづくりだからだ。
どんな内容の本か。すばり、一言葉であらわすならば、
「言葉遊びを取り入れた広報のための発想術」
ということがいえます。
私はとくに料理や飲食店が好きでもなく、専門家でもありません。
専門といわせていただくならどこまでいっても「広報」です。なにしろ広報の道ひとすじに40年やってきましたからね。
食の専門家でない人間がなぜ飲食店のことに口をだすのか、そこがポイントだろうと思っています。飲食業界は腕は確かなんでしょうけれども、知恵がない。そう、社会と仲良くなる知恵がないのだ。だから書こうと思ったのです。
書くことはそれほど苦にならない。
苦しいのは文章の元ネタになる素材の「アイデイア」を開発・創造・量産すること。これが思いのほか、しんどい。アイデア製造マシーンにならなければならないからだ。
出版はおろか、まだ、原稿自体もできていないのに、はやばやと出版後に発表予定のプレスリリース(報道用発表資料)を作ってしまった。
これってすごい難しい技術なんだけどわかっていただけますでしょうか。多くの人は商品なりサービスの実態が出来上がっているのに、プレスリリースを書けないのが現実だからです。
自著だから「書きたいことが自分の頭にはいっており、全体像が見えているからだ」という人もいるでしょう。
私の場合、そうではありません。自著でなくても、モノやコトが完成していなくてもプレスリリースは作れる。大げさな言葉でいえば、1を聞いて10を知るというセンスがなければできない高度な技。
私の仕事の進め方はいつもこうだ。ケツの方から先に決める。ケツとはゴールのことあり、社内外に公表するプレスリリースのこととも言い換えることができる。
ゴールを設定してから逆に舞い戻る形ですすめる、これがハスカ流仕事の段取りだ。今の自分はゴールに対してどんな位置にいるのか、何をしなければならないのかが、くっきりと見えてくるからだ。
今回のは、出版社からのオファーという形で執筆しているわけではないので、原稿完成後も、いわゆる出版社への売り込み活動が待っていることになる。
--------------------想定プレスリリース案--------------------------
[新刊]
広報請負人と料理家がタッグを組んだ異色の本
「記念日メニユーで集客術」が人気
マスコミに取り上げてもらうためのノウハウ満載で、
明日から即「話題の店」に
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[本文]
飲食店を繁栄させるための方策として「新規メニューの開発」という手法があるが、数多くある飲食店と差別化を図り、話題になるメニューを作りだすことは至難の技だ。
そんな中、中小企業の広報活動を40年近く指導し、自らを「伝説のPR職人」と称するスーパーピーアール(本社:東京)の蓮香尚文社長が、料理研究家とタッグを組んで出版したアイデアメニュー満載の異色の実用書「飲食店の記念日メニューで集客術」が人気を集めている。
これまでの料理本と違うのは、アイデアメニューの紹介とともに、その料理を提供するにあたって「いかにマスコミに取り上げてもらうか」を“蓮香流広報術”を使って丁寧に紹介していること。広報に慣れていない飲食店でも、「本を購入したその日から、話題の店への階段を駆け上ることができる」(蓮香氏)という。
売上げの伸び悩み、お店のリニューアルなどを考えている飲食店経営者には必見の書とも言えそうだ。
「料理はほとんど素人」という蓮香氏が、全く畑違いの料理実用本の企画を思いついたのは昨年9月。「『今が旬の当店のかつお料理をお薦めします』程度の情報を発信するだけでは、マスコミの報道対象にはならない。『社会的関心事』を料理に表現・反映することが大事」として広報の技術を活かした料理本の制作を決めたという。
新作メニューについては、料理教室主宰の露崎奈津子さんと共同で開発した。
蓮香氏によると、社会的な視点からモノゴトを考える「ソーシャル発想法」という手法を使うもので、毎日何かしら制定されている「記念日」と、新作メニューを「なぞかけ」で結びつけ、新作メニューを「社会性、時事性に溢れたものと関連付け、マスコミなどに広く取り上げてもらう一助にする」というもの。
例えば、5月9日は「黒板の日」となっているが、その日の「なぞかけ」は、「『黒板の日』とかけて『卵白のイカ墨リゾットオムライス』」と解く。その心は「白墨(白黒)でできています」とし、メニューは、黒板→白墨(はくぼく)→「卵白のイカ墨リゾットオムライス」に、という具合だ。
本では、1日に一話、3月から8月まで半年間、180本を春夏編と称して見開き2頁(左側:アイデアメニュー、右側:プレスリリース)で紹介している。巻末には、プレスリースを提供する際の全国の新聞社・通信社の支局リストを掲載、索引ではアイデアメニューを料理別、地域別、業種別にキーワード検索できるようになっている。
蓮香氏の前著「プレスリリースのつくり方・使い方」(日本実業出版社刊)を基本試作編とすれば本書はプレスリリースを活用した応用実践編の料理版といえそうだ。
同氏は、「料理教室」や「商工会議所」などでの講演、飲食業関係者などの組合や各種セミナーに積極参加して同書の販売を計画、「初版2500部を達成したい」と話している。価格は4000円(A5判並製、400頁、〇〇出版)。本の購入など詳細は、スーパーピーアール株式会社 電話03-6233-9430。(了)
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