【PR会社】増える劣悪パブリシティ業者
我々PR広報業界の中で、TVを専門にやっている業者がいる。TVパブ会社だ。パブとは居酒屋のことではありません。パブリシティのこと。パブリシティとは広告ではなく報道(記事または番組)という形で知らしめる伝達行為。
彼らはなぜか「報道番組」「ニュース番組」「情報番組」を得意としていない。
TVパブリシティ業者は、多くは
1.視聴者プレゼントや参加者プレゼントなどプレゼント専門業者
2.ドラマなどで施設、ブツ(商品)などをさりげなく露出させる業者
3.パラエテイなどでおもしろい人物やブツなどを登場させる業者
の3つに大別される。
なぜか「報道系」番組で露出を図ってくれる専門業者は存在していない。
私はクライアントのオファーがない限り、テレビでも「報道系」番組を優先的にパブリシティしている。
テレビ会社の中で、「報道系」スタッフを務めているのはエリート集団だといっていい。それはそうだろう。スポンサーとは無関係なところで事件・事故・話題ものを多種多様に扱う部署だからね。
新聞社でいえば「社会部」だ。プレスリリースも外部からほとんど提供されない部門だ。社会部にスポンサーの影響力が及ぶことなどめったにない。いつも警察とか政治とか利害がなく、社会の中枢で重要な仕事をしている領域が取材対象だったりするからだ。
PR広報の「王道」を30年間歩んだ者として、こうしたTVパブリシティ屋さんのやり方などその思想は「王道」から離れた持ち主だと断定したい。
はっきりいって「考える」ことをせずに、単に「お金儲け」のためだけに、TVパブリシティをやっている、いわば「ブローカー」的存在だ。だからテレビスタッフとの人脈関係を大切にする。
私の一環した主張はこうだ。メディアやスタッフの質でTVパブリシティの仕事をしたことかない。NHKだろうがCNNだろうが、大事なのは提供すべき「情報の内容、質」そのものなのだ。
その情報をどうやって意図的に創るか。それが我々の仕事であり、能力なんだ。だからどこそこの誰々(主にディレクターをさす)を知っているなどとひけらかすやつらは一番PR広報のレベルが低い人種といっても間違いない。
メディアスタッフよりいつも我々のほうがいい仕事をしている、という誇りをもてばメディアやその実質的権限をもっているスタッフなど何もこわいものはない。
大切のはどの番組にどんな情報を提供するかのピンポイント企画であって、切り方も「社会の変化」をどう提案するか、そこが生命線なんだ。