【患者】見たことない平野さんの善人ぶり | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【患者】見たことない平野さんの善人ぶり

病院にいると病室の患者さんがよく入れ替わるのには驚かされる。私の部屋は「糖尿病」患者4人体制なのですが、19日に入院したというのに21日のきょうは2人が退院・転院していった。


この4人所帯は全員男性で「糖尿病」の患者。お互い患者同士の身。せっかく知り合えたというのに、もういなくなるという、この目まぐるしさにはいささか驚いている。


看護師さんが患者の名前を呼んで入室してくるので名前だけは全員分、すぐに知るようになる。


病症の差は各人違うが、みんなつらそうに生きていた。その生きたいという思いはゴソゴソとう蠢く患者の言動で漏れ伝わってくる。共通するのはみんな生き延びたいとあがく強い生命力そのものだ。


あす退院するという男性の「平野さん」は私の位置とははす向かいにいるのだが、この青年は自分も糖尿病患者だというのに、優しい声をかけてくれただけでなくいろいろと面倒をみてくれた。


インスタントみそ汁やコーヒーなどの食品を気軽に差出したりした。頭のかゆさ防止のためのシャンプーを看護師さんに予約をお願いしたのですが、そんなの簡単ですよ、看護師さんもこないようなので僕が洗髪してあげます、といって4人部屋に1個設置されている洗面所に私の首をひょいとつっこみ、シャンプーを始めようとした。


間一髪、看護師さんがきて私を別のところに連れてってシャンプーしてくれた。かくして平野さんの私へのシャンプーサポートは幻と消えた。


この人のやさしさと思いやりは尋常ではない。話をしていたらこの平野さん、あすいったん退院するけれど3月に再入院するという。実は私も3/4にいったん退院するけれど、別の病気(心不不全)のため3/19-4/3に再入院するのだ。平野さんの2回入院はいずれも糖尿病で。


私は「お互い再入院組ですが、またこの病院のどこかの部屋でお逢いするかもしれませんね。その時はよろしく」と。そしたら平野さんは私にこう言い放った。「お逢いできなかったとしてもお見舞いにきましょうか。さびしいじゃないですか」。


私はこの発言を聞いて思わず出てきそうになった涙を止めることができなかった。だって平野さんとはお互い糖尿病患者ということで知り合った、昨日、今日の赤の他人なんですよ。


自らも糖尿病で苦しむ患者であるのに、知り合ってまもない私ごとき一老人のお見舞いにきますなんて、いったいどういう精神の持ち主だったらそういう言葉が出るのだろう。何という善人なんだろうと思ってしまった。平野さんいわく。「やはり助け合わないとね、人生は。相互扶助っていうか」。


私はこの平野さんに学びたい。相互扶助の精神こそ、社会性そのものだ。何事も弱い人をみたら自分から積極的に声をかけ飛び込み、自分でできることをすぐに実行する。そういう崇高な精神を持とうと。打算や後先のことを考えないまったく純粋なまでの「善」の思想。


「得たくばまず与えよ」という言葉がありますが、社会から信頼されたい思 えば、まず社会で活躍している素敵な人々を尊敬して表彰せよ、というわけで す。素敵な人々とは「見返りのない無償の愛」を実行している人々のこと。

話は変わるが、私の仕事の専門分野は「PR広報」。あえて修飾をつけていわせていただくならば「人や世間に役立つ」PR広報だ。営利企業のような商品を売るためのPR広報ではない。


「善」の思想に基づいた社会に役立つPR広報だ。そのためには平野さんのように自ら率先して身を投げ出す勇気と行動こそが多くの人の心を震わせる。


発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます