【出版社】間違ったリリース提供先 | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【出版社】間違ったリリース提供先

企業のコミュニケーションに関する組織について。


「PR広報」と「宣伝」という機能は本質的に違う。


PR広報という組織は「企業の好感・信頼・評判を獲得」する部門。


「宣伝」という部門は「製品サービスの量的拡大」つまり販売促進という機能だ。


ところが、宣伝という部門にPR広報という機能を担当させている会社が多いね。


こういう会社(宣伝部門しかない)にPRとか広報という考え方を提案するのは本当に骨が折れます。


その代表格が出版社だ。


出版社には若干の大手を除いて、PR広報はもちろんのこと、宣伝部すらない。


PR広報的な情報発信も宣伝部が担当してしまう。機能の領域が違うのにごちゃまぜにして(トップが)やらせているのが実態だ。


さらに、出版社には宣伝部という組織さえないところあります。編集者が自ら担当した書籍のPR広報も行なっている。


ちよっとぱかり文章が書けることから、新刊プレスリリースも編集者自身が作成し、一定のメディアリストのところにやみくもに流しているのが現状だ。


新聞メディアでいうと、新刊紹介の紙面は日曜か月曜に見開き2-3頁あります。読者が仕事のないオフの日曜日に、リラックスした環境で書籍の紹介をしている。


特定のカテゴリーの書籍だけを扱う出版社もあるが、中小出版社といえどもいろいろなカテゴリーが混在しているのがほとんどだ。


例えば、新刊のカテゴリーが実用書だったとする。


普通、新刊のプレスリリースは新聞の紙面でいえば「文化面」「読書面」「学芸面」といったところに記事掲載される。だからリリースの提供先は「文化部」「学芸部」に。


ところが、実用書でもその内容が料理だった場合、プレスリリースの提供先は「文化部」「学芸部」ではダメなんだ。掲載もゼロでもないが、99%は載らないだろう。


それなのに、宣伝部の連中は平気でプレスリリースを「文化面」「読書面」「学芸面」の担当記者に提供する。それでも載ることがある。それは、受け取った記者が気を利かせて他の紙面の記者にプレスリリースを渡しているためだ。


実用書の内容が料理ならば、本来プレスリリースの提供先は「生活部」とか「生活情報部」「暮らし情報部」という部署でなければならない。


そういったこともふくめて広報のスキルがないのに、勝手に無造作に新刊担当者にプレスリリースを提供している。本当に情けない。


発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。