【本】∞(むげん)アイデアのつくり方
書籍「∞(むげん)アイデアのつくり方」 ( 高橋晋平著、イースト・プレス、 2012年7月、1050円)
▽http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106188929/subno/1
私は「発想」「アイデア」という領域が好きだからこういった本はよく読む。しかし、ほとんど役に立たない。
書いた著者自身にしかわからない独善的な世界のものが多いためだ。これまでの発想アイデア本でその極意として多い「早起き」「熟睡」などまったく無効。
この本はその種の仕事についていない人でも誰でも実行でき、成果が高いと思われるため、お奨めしたい。
著者によれば「アイデア3原則」と称し、
1.考えない
2.悩まない
3.苦しまない
というのたがらおもしろい。そして「出てきたアイデアなどに理由などいりまん」「思いついちゃったからでいいのです」と、「アイデアはテキトーがいい」のだとも。
特に、著者の開発した究極の発想術「アイデアしりとり」は是非お試しいただきたい。とにかくこれまで読んだ発想本の中で一番感動した本というだけではわからないのでその具体論をあかすと-。
A テーマ 「子供が喜ぶ斬新なお菓子の商品アイデア」
B 連想ワード
植木→気分転換→乾杯→いくら→ラッコ→駒澤大学→杭→いくら
C アイデア
植木-------- 木を食べよう 千人のように気(霞)を食べようう わたがし骨
を食べよう
気分転換---- ストレス解消のお菓子 入っている30個の味がすべて違う
飲める入浴剤
乾杯 ------- ビールお菓子 食べると酔いがさめるビスケット
泣いた時食べるボジティブ饅頭
いくら------- いろんな味のプチブチイクラ
ラッコ------- 石で割って食べるお菓子
駒澤大学---- 駅伝ガム(人にリレーしていくガム)
杭---------- パチンコ麦チョコ 食いたくないお菓子
いくら------- 飲むチョコ 時価お菓子
このように、いいアイデアを出す秘訣は「数を出す」以外にない。すばやくアイデアを出すためにはアイデアの連想をうまくできるよに「練習」あるのみ。アイデアが出ず、どんなに困った局面に立たされても、あわてたり悩んだりせず落ち着いて、「A×B→アイデア」を機械的に行い、1000個アイデアを出し、最終的にベスト1を正確に選び出せば答えが見つかります。
著者のいう「アイデアしりとり」は
A(テーマ)×B(連想ワード)→(しりとりを活用)→アイデア連想
というものです。
アイデア連想はBの言葉に無関係でメチャクチャでも何でもいいのでパッと一番目に思いついたことをメモするのが鉄則。唐突に湧き出てきたアイデアの方が多種多様なアイデアになり可能性が広がるのだせという。
[本の内容]
アイデアはテキトーがいいのだ。ビジネスマンなら誰しもの悩みを、「∞プチプチ」の開発者が簡単に気楽に解決できる方法を紹介。
[目次]
1 “∞プチプチ”大ヒットの裏側
2 誕生!究極の発想術
3 究極の発想術「アイデアしりとり」
4 実践「アイデアしりとり」
5 レベルアップ「アイデアしりとり」
6 アイデア目利きのプロになろう!
7 大ヒット商品のテッパン法則
8 「アイデアしりとり」の有効活用
[著者情報]
高橋晋平氏。株式会社バンダイプレイトイ事業部イノベイティブトイチーム。1979年秋田県北秋田市生まれ。1998年、東北大学工学部に入学し、落語研究部に所属、人を笑わせることに目覚める。東北大学大学院修了後、2004年に株式会社バンダイへ入社。キャラクター玩具が主力の同社において、異質な「バラエティ玩具」を作り続けている。∞プチプチ、∞エダマメ、瞬間決着ゲームシンペイなど、数多くのヒット商品を生みだす。
