【教育】公益学が学べる東北公益文科大学 | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【教育】公益学が学べる東北公益文科大学

私の今年のメルマガタイトルは「よのなかメガネ発想術」。きょうはその第38回目(毎月に2回出稿)を書きました。 同じものをブログにも転載することにします。


蓮香尚文の「よのなかメガネ発想術」[[2013/04/29配信]] 
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4348


◎今回のタイトルは「公益学が学べる東北公益文科大学


■公益学を教える学校(1/2)
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コラムタイトルの「よのなかメガネ」は物事を思考するとき、自分や自社のことだけを考えないで、「よのなか全体」からみる発想習慣のことです。よのなか=社会=ソーシャル=俯瞰(ふかん)と置き換えてもOK。「よのなかメガネ」というフィルター(視点)から発想すると、素敵なPRアイデイアが湧き出てきます。

「世のため人のため」が“学”になる。36回目のきょうは山形県酒田市で日本で初めての「公益学」を教えている東 北公益文科大学(山形県酒田市、町田睿(まちだ・さとる)学長、http://www.koeki-u.ac.jp )を取り上げさせていただきました。初めてといっても設立以来12年目になる。大学の略称は公益大(こうえきだい)や公文大(こうぶんだい)とも。

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-東北公益文科大学

公益とは自分自身の利益にとどまらない有用性を意味し、公益学は公益をテーマに研究・実践する学問と位置づけられている。公益に関わり、また、公益の視点に立って見直されるべき研究対象は経済、行政、財政、経営管理、国際協力、教育、福祉、医療、環境保全など多岐にわたり、公益学部はいわゆる学際的・総合的学問を学べる学部であるといえる。公益政策の先駆的存在であるニュージーランドを総合的・専門的に研究する日本初の研究機関「ニュージーランド研究所」も設置している。

「公益学を学問として研究し、教育する世界最初の大学」(町田睿学長)が触れ込みの大学。公益学とは「世のため人のための、非営利の行い、活動、制度、思想を研究する学問」ということで、学問として未だ確立されていない学問のような気もしますが、自分本位のわがままで勝手な人間が多くなった今日、若 い人々に、公益という概念を教え、すぐれた先人たちの行動、思想を知らしむのは、なんと素晴らしいことか。

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PR広報を学ぶ者にとって原点ともいえる教育機関。「公益」を英語訳すると
 「Public Benefit」となり、PRの「Public」と同じ「公」が使われているほどだ。もし私に資金力があってPR広報の学校を創りたいという野望があったなら、基礎必修ということで生徒は全員ここに送り込みたい。もしくは全面提携して教育カリキュラムを共有したい。それくらいPR広報を学ぶ者にとって根っこの大事な思想部分だからだ。一体誰がどのような意図と志でこんな学校を作ろうと言い出したのか、まずは学校設立発起人というかその辺のヒストリーから知りたい。
                                    
東北公益文科大学の特色は?日本で唯一の公益学部。4つのコースから学ぶ公益学部では1年次に各コースの履修に必要な基礎を学び、2年次に進路も見据えて自分の専門コースを選択。コースは「政策マネジメント」「地域共創」「社会福祉」「環境サイエンス」の4つに分かれ、さらに、「外国語」(英語・中国語)と「情報」2つの特別選抜授業を用意。専門科目をとことん極めるもよし、他のコースの科目と組み合わせて知識を広げるもよしというわけだ。


公益大の地域周辺の教育環境。全体をキャンパスとしてとらえている。海、山、川、平野と豊かな自然に恵まれた山形県庄内地方。自然と文化にあふれた環境と、「地域全体がキャンパス」という理念のもと、学生たちは、多彩な授業や地域活動を通して「まちづくり」「社会福祉」「環境問題」といった課題にチャレンジしているとか。「より良い社会にしたい」と願う学びのスタイルがここに。この豊かな自然と文化に触れて過ごす4年間で創造性が高まるかも。

  
■公益の精神をPR広報に(2/2)
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東北公益文科大学のアドミッションポリシーは?社会全体に興味関心が強く、
グローバル社会の中で地域のリーダーとして活躍したいと考えている人を求め
ている。同時に、自律と品格、そして利他の精神を身に付け、リベラルアーツ
をベースに語学と情報をツールとし、社会の中で人間が共存するための方策を
考える地域のリーダーとして活躍する人材を育成している。具体的にはどんな
生徒像かというとー。
 
○現代経済社会のあらゆる場面において、自らの利益を追求するだけでなく、
  社会全体がどうあるべきなのかを常に考え行動したいと考えている人
○公益社会の実現に向けて、多様な人々をつなぐ共創力と世界を視野に地域  

  課題を解決する実践力を持ち、ビジネスや地域で活躍するキーパーソンに  

  なりたいと考えている人
○問題の本質を見極め、その解決策を考案し、たゆむことなく実践する知識・
技術を育んで、公益の理念を社会福祉の分野で具現化する、福祉コミュニ  

  ティのリーダーになりたいと考えている人
○自然科学の基礎的知識に加え、法律、経済、まちづくり等の知見を修得し、
環境や健康、安全への配慮によって社会をリードし、快適で公益的な環境を
創造したいと考えている人

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-東北公益文科大学酒田キャンパス


学長の町田 睿さんは「公益学とは、「社会の中で人間が共存するための方策
を考え、研究する学問」であると思っています。身近な地域社会から国際社会
にいたるまで、人間集団としての多様な社会の営みの中で、個々の人が存分に力を発揮し、共に人々が力を合わせていくことが、今こそ強く求められており
ます」とした上で、

「公益学のカバーする領域は誠に広く、政治学、経済学、社会学等はもちろん
のこと、環境問題をはじめとする自然科学の分野にいたるまでの広範囲な学問
分野を総括するもの。自律と品格、そして利他の精神を身に付け、語学とリベ
ラルアーツをツールとし、社会の中で人間が共存するための方策を考える、こ
れからのグローバル社会の中で地域のリーダーとして活躍する若者の育成に
教職員一同、心を一つにし厳しくも温かい親の心をもって、全力を注いでまい
る所存です」と語っています。

「公益」って何? 小学生を対象に、この言葉の意味を知り、自ちの身の回り
を見つめ直そうと日本財団の支援を得て大学生を近隣の小学校に派遣し、授業を行なった。その後の反省会のやりとりがおもしろい。
 
「公という字を見たことある?」「公園だ」。「じゃあ益の字は」「???」。
同大学2年の3人の女性講師が、小学校の児童に語りかける。3人にとっては
初めての教壇。「公」は自分を含むみんなのこと、「益」は良いこと、だから「公益」とは自分も相手もうれしくなること、例えばゴミを拾ったりボランティアをするようにね、との結論に導く。そして学校での行動を模造紙に書いてもらい、その中から「公益なるもの」を探していく。廊下を走らないことも 「安全で静かなことはみんなが喜ぶので公益につながるよ」と。

公益の視点にたって発想し、立案するのがPR広報の原点と考えています。よ
く私は「社会的な視点に立ってPRアイデアを考えろ」などといっていますが、
どうもこの「社会的視点」という言葉がにわかには理解されず、「意味不明」
といわれます。同義語なのでこれからは「社会的な視点」を「共益的な視点」
に言い替えようと思う。                        

最後に学長から以下のようなメッセージをいただいた。          
                              
「東北公益文科大学の皆さん、二流の地方大学卒業生で終るのか、公益とは正反対の学長を追っ払い、公徳心に充ちた常識ある大学の卒業生として評価されゆたかな気持ちで人生を過ごすのか、どちらを選びますか」


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-東北公益文科大学 学長

▽本「公益学を学ぶ人のために」                   
 http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102561652/subno/1
▽本「公益学のすすめ」
  http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101652892/subno/1
▽日本公益学会 http://www.koeki.gr.jp/
 
本コラムはすべて私の独自取材によって構成・執筆させていただきました。


発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。