【マーケ】ソーシャルという言葉はそんなに難解?
私は2冊目となる本を書きたいと思っていますが、出版が決まらなくて苦戦中。
テーマは「発想」で、カテゴリーは「実用書」「ビジネス書」。
私は、社会的視点でモノゴトを組み立てる発想を説いた「ソーシャル発想術」を提唱しており、そんなコンテンツを書きたい・・・と。
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[ハスカ式ソーシャル発想とは]
企業は自社を取り巻く問題のみならず、広く社会の課題に気づき、自発的にその課題に取り組み、もてるノウハウを結集して、その社会問題解決を認識し、発想し、計画し、実行に移さなければならない。
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これまで複数の版元の編集者に接触、打診してしてきましたが、すべてNG。
その理由は大きく3つあって、
・ソーシャルという言葉が意味不明
・専門性が高く、一般向きでない
・その発想法ノウハウは誰でもは理解できない
というもの。「売れる見込みがない」ので、「商業出版できない」という。
一方、私の言い分は、
・ソーシャルが意味不明というのは編集者のl理解不足と能力欠如
・ソーシャルはいろいろな切り口ですでに書籍化されている
・社会起業家のウェーブが押し寄せてきている
・ソーシャルはこれからの時代のキーワード
・私の発想法は既存にない新しいもので、実行すれば誰でも活用できる
・10万人読者のメルマガをもっているので初版部数は完売できる
そもそも、ソーシャルマーケティングやソーシャルマネジメントというのは、企業の利益追求中心のマーケティングに対し、社会とのかかわりを重視するマーケティングの考え方を指しています。
ソーシャルマーケティングには、大きく2つの流れがあります。
1つは、マーケティングの考え方を営利組織だけでなく、官公庁や自治体、教育機関、や病院、NPOなど、非営利組織などにも適用することで、効率的な組織運営を行おうとする「非営利組織のマーケティング」の考え方です。この流れは、P.コトラーが提唱したことに始まります。
もう1つは、企業も社会を構成する一員なので、企業利益ばかりでなく、当然、社会の利益も考慮して活動すべきであるとする「社会志向のマーケティング」の考え方です。これは、W.レイザーとE.J.ケリーによって提唱されました。
私の考え方は後者の「社会志向のマーケティング」を支持し、準拠します。
さらに「社会志向のマーケティング」には、社会的責任を自覚し、企業倫理に則って責務を全うするため、社会的視点を前提に長期的にマーケティング活動を行う「社会責任のマーケティング」と、社会貢献も企業の義務ととらえて、能動的に社会にかかわるため、社会利益を考慮する「社会貢献のマーケティング」の2つにわかれます。
私の提唱するソーシャル発想は、「社会責任のマーケティング」か「社会貢献のマーケティング」かの一方というのではなく、どちらも含まれます。
ソーシャルマーケティングは、従来の「企業と消費者(顧客)」の二者間に社会、生活者という視点が加わっているのが特徴で、「社会公共志向」のマーケティングともいいかえてもいいでしょう。
そうしたソーシャルマーケティングの視点にたった「ソーシャル発想」をすべし、という内容を書きたいのであります。
昨年、電通のソーシャル・プランニング局長である上條典夫氏が書いた「ソーシャル消費」(講談社)が話題になりましたね。トレンド分析の専門家が近未来を大胆予測した内容で、消費スタイルが「量から質へ」「個から絆へ」に移行することを「ソーシャル消費」と名付けています。
また、ブログやSNSなど自分が直接社会とつながることのできる「ソーシャルメディア」という言葉も多くなってきました。
「キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代」という本がありますが、これはとてもおもしろいコンテンツだと思います。
よく、(はすかさんのいう)「ソーシャル発想」を実施すれば何が得られるんですか、と聞かれますが、その回答はひと言でいって信用・信頼という目に見えない「社会的評価」が獲得できることです。
企業でも人でも最終的に勝ち残れる究極の発想マーケティングだとひそかに思っています。ソーシャルメディアや既存メディアをフル活用する戦略が特徴です。
[私がイメージする書名案]
◎ 社会をよくする77の発想ルール
◎ 評判のいい会社の「発想」のつくり方
◎ ソーシャル発想が世界を変える
◎ ソーシャル発想で、会社と社会を変えよう
◎ 発想力が会社と社会を救う
◎ 社会に役立ちたいと思う人のソーシャル発想の技術
●本「爆発するソーシャルメディア」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102408083/subno/1
●本「コトラー ソーシャル・マーケティング」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102878679
●本「よくわかる!ソーシャル・ネットワーキング 」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102141463/subno/1
●本「ソーシャル消費の時代」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102680045
●本「ソーシャル・マネジメントの時代」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/31505019
●本「キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102893622
最近、私が書きたいテーマと類似した本がでました。
▽発想の技術 http://ameblo.jp/pridea/entry-11517315584.html