【本】伝え方が9割
まもなく発売される予定の本「伝え方が9割」(佐々木圭一著、ダイヤモンド社、2013年3月中旬、1,470円 )
「伝え方」という文字を目にすると、興味がわかずにはいられない。なぜなら私の仕事はPR広報であり、文字通り、伝え方の専門家と自負しているからだ。
しかし、人にはいろいろな視点があるように、やはりコピーライターと我々のような人種とはちよっと趣が違う。もちろん共感できるところはいっぱいあるけれど、PR広報とはつまるところ違うんだよな。
まず基本的に「社会に対する認識」が違います。ここが一番。われわれPR広報人はジャーナリストと感性が同じ。正義感。悪いことを正す。そのためには事実しか語らない。虚飾はタブー。この点がコピーライターとは根本的に違います。
[本の内容]
なぜ伝え方で結果が変わるのでしょう? たとえば、好きな人がいるとします。でもその人は、あなたのことに少しも興味がないとき、何と言ってデートに誘いますか? 「デートしてください」 こう言ってみました。あなたのピュアな気持ちそのままですね。これだと断られる確率が高いですよね。ですが、コトバ次第で結果を変えることかができます。「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」 こう言ってみました。相手は行っていいかも、と思う確率がぐんと上がるコトバです。どちらにしても、実は「デートしませんか?」という同じ内容なのです。同じ内容なのに、伝え方で結果が変わってしまう。これは驚くべきことと思うかもしれません。ですが、あなたは今までの人生で、「伝え方で変わるのでは?」と、うすうす気づいているのではないでしょうか。伝え方にはシンプルな技術があります。この本は、著者が膨大な時間とトライ&エラーで導き出した方法論を整理しました。料理のレシピのように、誰でもコトバをつくれるよう体系化してあります。誰でも自分の日常から、試行錯誤の上で伝え方の技術を身につけることもできますが、それだと辿り着くまでに十数年かかってしまいます。効率がよくありません。この本は、著者のように回り道をしなくても魅力的なコトバを最短でつくれるよう構成してあります。
[目次]
第1章 伝え方にも技術があった!—なぜ同じ内容なのに、伝え方で「イエス」
「ノー」が変わるのか?(確率0%を、アリに変える!—すべてのことで
可能性が増えれば、人生は変わる大切だとわかっているのに、誰も鍛
えていない「伝え方」—学校では教えてくれなかったこと。でも手に入れ
ると人生の決めどころでスマッシュを打てる伝えることが苦手だった
私—コミュニケーションで悩み抜き、結果として突破に至るまでの道のり
ほか)
第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術—あなたがこれからする頼みごとに「イエ
ス!」をもらう具体的な技術(コトバは「思いつく」のではなく「つくる」こと
ができる—誰にでもつくれる方法がある。一般公開されていなかっただ
け結果を変える「お願い」コトバのつくり方
「イエス」に変える3つのステップ ほか)
第3章 「強いコトバ」をつくる技術—感動スピーチも、映画の名セリフも、こうや
ればつくれる(誰にでも、強いコトバはつくれる—例えば、感動するコト
バはつくれるのでしょうか?
世の中の情報量は、10年で約530倍になった—感動のないコトバは
無視される時代 同じ内容なのに強いコトバと弱いコトバがある ほ
か)
[著者情報]
佐々木圭一氏。コピーライター/作詞家/大学非常勤講師。上智大学大学院を卒業後、1997年博報堂に入社。コピーライターとして配属。後に書籍『スティーブ・ジョブズ』に出てくる伝説のクリエーター、リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。日本人初、米国の広告賞One Show Designでゴールド賞を獲得(Mr.Children)。アジア初、6カ国歌姫プロジェクト(アジエンス)。アジアで最も成功したと評価されAIMアワードグランプリを獲得
