【本】コンセプトのつくりかた
書籍「コンセプトのつくりかた―「つくる」を考える方法」(玉樹真一郎著、ダイヤモンド社、2012年8月、1575円)
▽http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106189549/subno/1
著者、玉樹真一郎氏が経営する会社名は「わかる事務所」(青森県八戸市)というからどこまでいってもこの人はコンセプターだ。
私もPRアイデアを立案するとき、いつも「与件の整理」から始まって「ターゲット」を明確にしたうえで、次に考えるのが「コンセプト」の作成だ。私の場合、アイデア立案のためのそれだから「発想コンセプト」となる。基本方針といってもいい。
このように筋立ててすすめていかないと、アイデア全体を突き刺す串になっておらず、壊れやすい。壊れやすいと、人から揚げ足や追求をされやすいことに。
アイデアに100点満点はないからこそ、どういう方針でそのアイデアは生まれたのかを示す根拠をまずは示さないとね。アイデア創出の根拠を明確にしておくとアイデアに困ったとき、いつもその原点に立ち戻ればいいからコンセプトは極めて重要だ。コンセプトなきアイデアはナンセンスといえる。
[本の内容]
コンセプトが見つかれば、やるべきことの99%が決まる。世界3億人が夢中になった!任天堂「Wii」元企画開発者の発想術。ものづくり、起業、学校、自治体、NPO…etc.何かをはじめようとするすべての人に役立つ本。
[目次]
第1部 おりていく—コンセプトとは何か(霧の中から—コンセプトとものづくり
勇者の登場—コンセプトのコンセプト
冒険の仲間—ものづくりのステップ ほか)
第2部 のぼっていく—コンセプトをつくる具体的なプロセス(産声は泣き声—悪
口から「すきになる」
いたずら者の知恵—ズラして「かわる」
星座を見つける—まとめて「わかる」 ほか)
第3部 すすんでいく—コンセプトをどう活用するか(願いを込めて—コンセプトか
ら仕様へ そして勇者は—コンセプトの宿命)
[著者情報]
玉樹 真一郎氏。1977年生まれ。東京工業大学・北陸先端科学技術大学院大学卒。プログラマーとして任天堂に就職後、プランナーに転身。全世界で9500万台を売り上げた「Wii」の企画担当として、最も初期のコンセプトワークから、ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークサービスの企画・開発すべてに横断的に関わり「Wiiのエバンジェリスト(伝道師)」「Wiiのプレゼンを最も数多くした男」と呼ばれる。2010年任天堂を退社。青森県八戸市にUターンして独立・起業。「わかる事務所」を設立。コンサルティング、ホームページやアプリケーションの開発、講演やセミナー等を行いながら、人材育成・地域活性化にも取り組んでいる。

