【発想】歩行シンキング
私は35年間、PR広報の仕事だけを生業としてやり続けてきた。
そしてたどり着いたのが、PR広報とは「アイデアそのものである」と悟った。
ジ゙ョブやルーティンのPR広報の仕事は1~2年もすればだいたいわかってくる。その程度ではとうていPR広報をわかったとはいえない。
多くの中小企業の場合、マスコミ報道に耐えうる素材といいますか、企画すら存在していないのが現実だからだ。
まあ、企画ごときものを見せられる相談もあるが、私はすぐに一蹴する。企業の独りよがりのものが多く、そんなアイデア、私でなくてもどこの業者がやってもマスコミ報道には到達しない。
すべて企画が悪いのだ。もっというと企画の前に「アイデア」がないのだ。少なくともジャーナリストが食指を動かすようなアイデア性などどこにも見当たらない。
無理もない。そもそもマスコミを喜ばすために企業は存在していないのだからね。
企画というのはね、企業の側から見た情報ではダメなんだよ。だから私はいつもいう。自分の会社や店、個人でもいい、外部から眺めよと。自分が位置している会社や商品というのは社会全体からどのような位置にあるのだろう。どのような評価をうけているのだろうか。まずはそこから始まるんだよ。
会社の内部にいてデスクトップのPCの前にいたり、会議室で会議をしたり、そういう環境では絶対にいい企画は生まれない。
外に出て、自分の会社や商品を、あるいは自分をみつめることだ。
私が自分の芸風を「創作PR」としているのはそう意味からです。攻撃的で独創的なアイデアを作るのは「外に出で」「人に逢って」「(ストレスのない環境で)けんけんがくがく議論することだ」。
できることなら静止しているのではなく、歩きながら考える習慣を身につけることだ。歩行シンキングがなぜいいか。脳を揺らすことが発想にいいことは科学的に証明されている。寒い中を歩きながら2人くらいで議論しあう、こうすることによってアイデアが浮かぶますよ。
暖房の効いたところでPCデスク前に座っていたところで200%斬新なアイデアなど浮かばない。私の言うとおり、すぐに実行してみたまえ。
