【発想】自称アイデアマンが多いね
世の中に「自分こそアイデアマン」と豪語する人は多いけれど、お手並みを拝見するとたいしたことはない人がほとんど。
それは他人のアイデアをマネをするからだ。斬新なアイデアとは対象の本質をつかみ、意表をつく社会的視点からの発想でなければならない。
それがアイデアというもの。コピーをしていて得意気になっているようじゃたいしたことはない。
なぜか。一言でいえばそれは人生経験が足りないからだ。もっといえば多様な職業経験がないからだ。ひとつの職業を公務員みたいに定年までやっているようではアイデア創出とは程遠い。アイデアなど絶対出ない。
異業種の職業を複数経験してこそ本物のアイデアマンといえる。あかたも下積み経験豊富な俳優のように、将来どんな役がきても自在に演じられるように。
まずは人生経験。これは不可欠といえる。しかし、それだけではただの肉体を酷使しただけにすぎない。大事なのは頭をどのように使ったかだ。
モノ創りメーカーでいえば、営業経験だけでなく、製造経験も必要。頭といえば、ラインだけでなくスタッフの企画業務がもっと不可欠だ。
飲食業界。一流ファミリーレストランの社長たちのほとんどは現場を知らない。知らなくてもいいと思っている。いや知らない人ほど経営者として優秀だ。
おそらくそういう人は飲食だけでなく、どんな事業をやらせても無難にこなすだろう。そういうことってどういうことなのか。
そのこととアイデアとは違うけれど、結局、対象の本質をみつける嗅覚がないといけない。難しいことをシンプルに、長いことがらいつも短くすること、こういうことを普段からやっていなければ。
お客様に向かってひたすら頭を下げ続け正直にふるまう、もうそんな時代は終わった。変化する時代の肌ざわりを敏感に感じながら対応していく、古いことを守りながら新しいことも積極的に取り入れていける人のみが成功者だと思う。
アイデアに話をもどす。アイデア創りとは「それは誰でも考えること。それじゃおもしろくないでしょう。あっと驚くツカミもないし」という精神でいかなくちゃ。
アイデア創りで大事なことは「現代というエスプリを表現・注入する」ことだ。結局「それは一言でいうとどういうことになるの。10字以内で表すとどうなるの」ということを私は自問自答している。
時代や社会をどうとらえるか、この1点がPRアイデア創りののポイントだ。