【PR例】女性起業「サロネーゼ」
PRアイデアの依頼がきた。依頼主は現在はスウェーデン(ご主人はスウェーデン人)で生活されている中尾千恵子さん(下の画像)という女性。ヨーロピアン・クラフト(手芸)の教室ビジネスで成功を収めておられます。日本にも中尾さんが指導した生徒さんや弟子もたくさんおられるといいます。
▽アメブロ1:http://ameblo.jp/salonese-producer/
▽アメブロ2:http://ameblo.jp/gebinde/
▽ホームページ:http://www.gebinde.com
今回の依頼テーマは手芸のみならず、エステとかネイルとか現代女性に関心の高いカテゴリーのビジネスをマイサロン型の起業という形で開業したいが、そのPRプランを教えて欲しいというものでした。
さあ、そういったテーマに対して私のPRアイデアはどういうものだったのか。私が提供するランチコンサルは10個の「現況」提示に対して2個のPRアイデアを作成する(ランチ代3000円をご馳走になります)というものですが、今回の場合は「10個現況」に対して「5個のPRアイデア」と「企画書作成」で代金2万円(ブログ公開が条件)という有償のものでした。
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[女性起業者向けサロネーゼの開業指南]
先日、東京とスウェーデンをスカイプで結んで、5個のPRアイデアの提示と解説をさせていただきました。私のPRアイデアを気に入って下さったかどうか。中尾さまからは感想コメント(茶色部分)をいただきましたので、そちらもあわせてお読みください。
結果をみれば「なぁんだ、この程度のものか」といわれそうですが、実際、やってご覧なさい、多様な課題をズバッと回答するこの仕事はなかなか難しいものですよ。私はこのアイデア出しという仕事をもう30年以上もやっております。
ちなみに私のイチオシは「日本サロネーゼ協議会」(仮称)でしたが、この拠点としての組織づくりの重要性にあまり「興味と共感」はいただけなかったようですね。残念。実現可能かどうかという問題とアイデアは別物だと思います。ご自分にとっての実現は難しくても「やりたい」と思われたらすぐにやらなくちゃ。誰でもできるようなアイデアはすぐにマネされますのでね。
■現況10項目■
[01]23年間、ヨーロピアン・クラフトの教室組織を構築・運営中。10年ほど前に
ブームは下降し、不況の影響もあり集客に苦戦中。募集をして獲得した生
徒様はすべて分教室へ紹介しています。
[02]分教室は全国各地にあるものの、比較的余裕のある奥様が分教室講師に
なっているので、それぞれの集客ができていない。本部に依存しているかた
が多い。
[03]女性向けのクラフトのノウハウだけではビジネス力の弱い女性たちが、たと
え教室を始めても少ない収益しか得られないのを改善したい。
[04]結婚、離婚、出産、育児、親の介護など、女性を取り巻く様々な問題。働き
たくても働けない女性たちに「サロネーゼプロデューサー」として「プチ起
業」を勧めたい。
[05]たった一人の通信教育生を教えることから全国組織を構築、長年に渡って
教室組織を運営している経験を活かして後進を育成したい。
[06]お金儲けは生活をする上で大事なものだが、なり振り構わずのお金儲けで
はなく、できれば女性らしくエレガントに収益を得られる方法を試行錯誤
中。
[07]ヨーロピアン・クラフトの教室では、ある程度のブランディング(TV出演、雑
誌の連載、有名デパートでの展示即売、イベント協力)は出来たかもしれな
いが、セミナー事業では全くの新人なので、他のセミナリストの存在に埋も
れそう。
[08]一人で何でもおこなっているので、出来ることと出来ないことがあるので、
出来ないことは外注に依頼しています。
[09]海外在住なので、日本への一時帰国の時にしかセミナーを開催できない。
コンサルタントはスカイプを利用すれば可能。
[10]女性のキャリア形成、プチ起業、ママでも起業、年齢にとらわれず好きなこ
とで生涯収入を得て、ネットがある限り地球上のどこにいても収入を得られ
る方法を伝授したいと考えています。
[11]元アナウンサーのかたで、すごく元気ハツラツで素敵な会合を主宰なさり、
「スイッチオン!」 とのパフォーマンスがすごくて良いなと思っています。彼女
のタイプと私とは違うタイプなのですが、このような言葉とボディーランゲージ
で見るかたへの印象にアピールなさっているのに憧れます。私も何かパフォ
ーマンスが出来る言葉とボディーランゲージが欲しいです。現在営業中のホ
ームページと本業のブログのリンクは記入項目に書き込みましたが、新た
に活動を開始するブログは、http://ameblo.jp/salonese-producer/ のリンク
になります。 今回のお願いは、この「サロネーゼプロデューサー」の活動
のためのアイディアをお願いいたします。
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■PRアイディア5項目■
[A] サロン開業者の全国組織「日本サロネーゼ協議会」の設立
サロネーゼの再ブームをプロデューする中尾千恵子さんにとって 大切なのはその運営業者と予備軍を全国組織化すること。その狙いは サロネーゼに関するあらゆる情報を「一元化する」こと。当初は「評議会」を立ち上げ、できるだけ早い段階で「評議会⇒協会」の社団化に移行していく。「(NPO)日本サロネーゼ協会」。社会的信用に値する団体 の誕生。この組織を舞台としていろいろな情報発信の活動を展開。
社団化やNPOについての設立の仕方についてはわかりやすい本がありますのでご紹介させていただきます。
なぜこのような団体組織が必要か。それはマスコミの取材アプローチが頻繁にあると考えたからです。IT用語でいうところのSEO対策(検索優先順位)と似ているかもしれません。そもそもマスコミ報道は一企業、一商品の宣伝の肩棒をかつぐために存在しているのではありません。
サロネーゼが社会のキーワードとして話題になって取材したいと思ったとき、ジャーナリストたちはネット検索します。そのとき、できるだけ一企業や一個人ではなく、できるだけ団体を探し出す傾向にあります。団体がないときはやむを得ませんが、あるなら必ずその方を選ぶ習慣があります。それがジャーナリストの職業観というものです。
そのときに対応すべくあらかじめ団体を作っておくことが肝要。マスコミにとって大事なのは個よりも全体が優先されるのです。客観性が求められるからでしょう。その道の専門家という位置付けです。オーソリティからの情報源を報道しなければなりませんからね。これは新聞・雑誌・テレビとどのメディアでも同じ発想・習慣で。団体つくりがきわめて重要なのはそのためです。まずは全体から情報発信をしていく、これがPRの王道なのです。
(中尾さんの感想コメント)
サロネーゼの全国組織を設立することは可能だと思います。ただ・・「一元化する」となると多種多様のサロン経営者がおられるので、正直なところかなり時間と情報収集が必要になるかと思いますね。多種多様のサロン経営者の研鑽を深められるような学びの場と交流の場であればとても良い組織になると思います。
[B] 3冊目となる著書「サロネーゼーゼのつくり方(仮称)」の出版
現在、「サロネーゼ開業の仕方」といったテーマの本は「向坂留美子のサロネーゼ入門」(静山社刊)しかありませんので市場性は大。中尾さんはサロネーゼのビジネス開業ノウハウに加えて、これからの女性の生きかたといったものをコンテンツに加えたいのですよね。さて、ここからは私人的な視点で恐縮なのですが、「夢」とか「輝く」という言葉は「ウソっぽく詐欺的な匂いがする」ので感心しません。書名もシンプルにずばり「サロネーゼーゼのつくり方~集客から繁盛ノウハウまで~」に設定しました。仕様はB6判、172頁。いずれにしても「書名」「表紙デザイン」等は版元の専権事項ですので実際に出版が決まれば版元の方針に協調すべき。簡単ではありますが、表紙デザインのイメージをピンク色をベーシックにして作成してみました。当初、書名を「マイサロンのつくり方」としてすすめていたのですが、サロネーゼという言葉がすでに市民権を得ていると判断、「サロネーゼーゼのつくり方」にした次第です。サロンは手芸に限らずエステ、ネイル、料理、語学などいろいろな業種を取り上げたいですね。さまざまな購入者読者のニーズに応えたいからです。中尾千恵子さんのブランディングとして有効なPRツール戦略です。レジュメやコンテンツなどはあえて提案しませんでした。
本の完成イメージ
表紙デザイン案(こちらがいいのでは)
表紙デザイン案2
(中尾さんの感想コメント)
女性が好きな言葉「夢」や「輝く」という言葉が嘘っぽく感心しませんとのお言葉をいただき、自分が好きなイメージと他の女性が受け止める感情が必ずしも一致しないのかも・・と気付かせていただきました。本の出版は実現に向けて進みたいと思っております。
ちなみに、中尾さんはこれまでに2冊の著書があります。すごい!
ザルツブルガーゲビンデ(1999年10月) ゲビンデ―スパイスの飾り花(1997年4月
[C] 資格検定制度「サロネーゼ検定」の教材開発と実施
PRアイデア[A]の「日本サロネーゼ協会」で、プロのサロネーゼになっていただくための資格を与える。質問と回答(3択)があり、採点する。3級、2級、1級の他、サロネーゼ希望者を指導・監修するアドバザーも。検定希望者は有償で採点はネット上で完結する方式。出題を変えるため、年に一度開催。検定試験のための「検定試験教材」も発行してもいい。試験問題はエステやネイルなどさまざまな分野のサロン経営者や専門家の指導を仰ぐ。「(NPO)日本サロネーゼ協会」の権威づけと重要な収入源として位置づける。参考になるビジネスモデルは日本野菜ソムリエ協会 http://www.vege-fru.com/
(中尾さんの感想コメント)
「サロネーゼ検定」の教材開発と実施・・これは難題かなと感じました。多種多様なサロンがあるので、検定ともなると試験問題がそれぞれのサロン様によって専門的な知識を問いづらくなることが予想されるからです。たとえば美容系のサロン様とクラフト系、ヒーリング系など、それらのサロンだけでも検定試験の問題は何にすれば良いのか・・共通項を見つけ出すことが難しいですね。
[D] PRPRイベント「第1回日本サロネーゼ・サミット」の実施
全国に散在するサロネーゼ経営者同士の縦横のつながりと地位向上、業界・団体の健全な発展を目指してテーマを決めて「頂上セッション」を行なう。日本におけるサロネーゼ化のブームを意図的に醸成する。そして文字通りその頂点に、中尾さんが立つのはいうまでせもありません。「女性の新しい生きかた」として、新聞や雑誌に特集されるでしょう。特集されればそれをみた読者がサロネーゼをやって素敵な女性になりたいという女性が増えることになるでしょう。ちなみに、「サミット」とは、山頂、頂上のこと。また、道路や鉄道で上り勾配が終わって、下り勾配に変わる地点のこと。転じて、「頂上会議」、すなわち国家や団体の最高責任者による会議のこと。
(中尾さんの感想コメント)
イベント「サロネーゼ・サミット」はとても良い考えだと思いました。個人事業者にとって、横の繋がりは仕事の励みにもなりますし、情報交換にも良い場となるでしょう。「サロネーゼ」の世界を広げる上でも、力を合わせて活動することは大きな成果が得られると思います。
[E] 個人ブランディング露出「YouTube23」の実施
毎週土曜の23時(日本時間)にYouTubeで中尾さんの近況を動画アップ。題して「マダム千恵子のサロネーゼ動画」。スエーデンという異国の地におられることもありますし、「キャラ立ち」「個人ブランディグ強化」という意味でも、生身の中尾さんという人を知ってもらいたいめ、自己紹介を兼ねながらファンを獲得しておく作戦。時間は3分程度。-8時間という時差なのでスウェーデンでは午後3時までにYouTubeにアップしておく。テーマはサロネーゼに関することでもいいが、そうでなくても日常の中尾さんの視点でもいいと思います。とにかく1週間に1回はお顔を露出し、中尾さんという人物像を習慣づけておくことが肝要。素材モチーフを組み立てや撮影、コンテンツとして整理して公開していくかなど大変な作業もありますが、何としてでも成し遂げていく信念で対応ください。特に誰がビデオカメラで撮影するか。難しければ最初はPCにビデオカメラを設置した自画像の映像でもいいのでは。
(中尾さんの感想コメント)
これからの時代、Youtubeを使ったブランディング効果は大きいと思います。さっそくパーソナルTVとして使えるように開設の準備に入りました。いろいろと刺激のあるPRをお考え下さってありがとうございました。時間の掛かるPRもありますが、コツコツと積み上げてまいりたいと思っております。ありがとうございました。
最後に、お届けした「サロネーゼに関する企画書」はこちらになります。
⇒ http://s-pr.com/room/salonese-kikakusho.pdf
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