【授業】商店街活性化 | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【授業】商店街活性化

私の今年のメルマガタイトルは「よのなかメガネ発想術」。きょうはその第27回目(月に2回出稿)を書きました。 同じものをブログにも転載することにします。


蓮香尚文の「よのなかメガネ発想術」[2012/11/29配信] 

http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4153


◎今回のタイトルは「商店街活性化」という名の授業


■地域から学び地域に貢献する(1/2)

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コラムタイトルの「よのなかメガネ」は物事を思考するとき、自分や自社のことだけを考えないで、「よのなか全体」からみる発想習慣のことです。よのなか=社会=ソーシャル=俯瞰(ふかん)と置き換えてもOK。

「よのなかメガネ」というフィルター(視点)から発想すると、素敵なPRアイデイアが湧き出てきます。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある。発想の技術を極めてこそ一流の広報マン」。皆様のPR企画の立案、発想の事例としてお役立ていただければさいわいです。

27回目の今日は、大学でありながら「商店街活性化」という社会貢献テーマを「フィールドワーク授業」(経済学教育)で実施している亜細亜大学(東京都武蔵野市境5-24-10、http://www.asia-u.ac.jp/chiiki/ )の話題を取りげてみました。

まずユニークな授業開始の経緯。①「シャッター街化」した多くの商店街の再設計(まちづくりの一環)が地域経済社会の活力のカギになるのではという考えに加え、②商店街活性化の 実践を大学の「フィールドワーク」の課題とすることで「地域から学び、地域に貢献する」という新しい大学教育の可能性を切り拓きたいという考えによるものと、同大学の経済学部准教授の宇佐見義尚先生。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-宇佐見義尚さん

きっかけは、亜細亜大学から徒歩10分にある「コミュニティスタジオ ハートらんど富士見」の活用の一環として週に一日(木曜日)、学生による「カフェ」を出店してほしいという要望が市会議員から寄せられたことから。

先生によると、授業の目的は大学が所在する地域の商店街を「まちづくり」の観点から商店街の実態調査、商店街活性化を課題とすることで、学生自身の企画・実践能力を育て、同時に地域活性化に貢献するというもので、週に1回の授業を全部で15回受講すれば2単位が取得できる。対象は亜細亜大学の学生に限られるが、参加はオープン。

活動実績。2005年度に「武蔵境散策マップとまちづくりイベント」に参画したのを皮切りに1年に1回ずつこれまでに8回開催。今年は「武蔵野市空き店舗活用学生カフェ」をテーマに授業を開催している(11月29日、12月6、13、20日:10時から16時カフェ営業)。ちなみにこの授業に参加するには宇佐見先生に申し込めばOK。費用は無償


■大衆大学は就職の予備校である(2/2)
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「商店街活性化」の授業を通して宇佐見先生は学生や社会に何を伝えたかったのだろうか、先生は「大学における新しい経済教育として、地域経済 社会を
教材にする実践的教育の必要性と可能性を伝えたい。この教育理念と 実践は従来の『教員中心の教育』から『学生中心の教育』への転換を可能とすることを証明するものであることを伝えたい」と話されています。        
 
授業を受け入れてくださる「商店街」とのコミュニケーョンはうまくいっているのだろうか。何も問題はなかったのだろうか。

それはそれ、やはり人間関係なので問題はいろいろ発生したようです。宇佐見
先生いわく。「地元商店会会員の間に、学生カフェの受け入れに関して若干の
温度差があり、また商店会施設の使用、ゴミ問題、駐輪などをめぐって苦情が
寄せられた」といいます。どうやって対応、解決されたのだろうか。

「商店会役員や地域の高齢者をカフェのクリスマスパーティ、新年映画会などに無料招待するなどして、商店会との交流を積極的に進めることで、諸問題を解決した。また、商店街、既存商店の売り上げを奪うことを避けるために、さらに地元商店街の売り上げを少しでも増やすためにカフェの仕入れは原則、地元商店街から購入することでお互いのメリットを探って解決した」という。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-商店街活性化

先生は「大学におけるキャリア教育の本質論的諸問題」と題するリポートの中
で大学教育に関する独自の考察をされていて興味深い。

それは「生涯学習大学」と「大衆大学」と2つの類型にわけ、大学教員のうち前者を「研究者」、後者を「教育者」に位置づけており、卒業⇒就職を意識した教育は「大衆大学」であると規定されています。

しかしながら、「大衆大学は就職の予備校である」ことに加え、その本質は「学生主体の教育」であるとし、大切なのは「学生と教員が協働して授業の中身と外身を創る」ことだと提唱する。そのコンセプトにおいて、「フィールド ワーク」=実学を必須と考えているようです。

まあ、「大衆大学」などと学術的なことをいわれてもあまりよくわからない私ですが、「地域から学び、地域に貢献する」という新しい大学教育の可能性を切り拓くという考えに基づいて「商店街活性化」授業を開講することはとても素晴らしいこと。

机上の空論ではなく、実際に商店街という学外に出て、社会のためになることを立案したり行動したりすることは実社会に出たらすぐに役立つことと思いま
す。

私は社会的な視点や発想をすることを「ソーシャル発想」などと勝手に規定していますが、学生のうちからこうした先生と学生が連帯して社会的実験というか実学を体験することはとても有意義なことと思います。   
 
本コラムはすべて私の独自取材によって構成・執筆させていただきました。



発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。



 これまでに書いたコラム「よのなかメガネ発想術」


 01回目は「常識を否定したバリアフリー」(2012/1/12)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3679
02回目は「秋入学で発想力を鍛えよう」(2012/1/26)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3699
03回目は「女性向けどんぶり専門店の挑戦」(2012/2/13)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3724
04回目は「手こぎ自転車」(2012/2/27)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3747
05回目は「高速道路上で結婚式」(2012/3/12)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3768
06回目は「手話スープ店」(202/3/26)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3788
07回目は「埼大生が企画した留年式」(202/4/09)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3809
08回目は「マイ野菜市民農園」(2012/4/19)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3825
09回目は「障害者支援・ソーシャルカフェ」(2012/4/30)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3841
10回目は「偉人伝講座で寺子屋モデル」(2012/5/10)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3857
11回目は「すかいらーくEV充電無料化」(2012/5/31)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3887
12回目は「撮影ボランティア」(2012/6/11)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3904
13回目は「江戸コンを全国展開へ」(2012/6/21)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3920
14回目は「障害者を積極雇用」(2012/7/09)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3946
15回目は「大失敗賞でチャレンジ精神を」(2012/7/19)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3962
16回目は「山梨県が女子会創設で観光誘致」(2012/7/30)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3977
17回目は「地方鉄道のアイデア復活戦略」(2012/8/9)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=3991
18回目は「訪問福祉理美容サービス」(2012/8/20)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4006
19回目⇒「救缶鳥パンでCSR」(2012/8/30)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4020
20回目⇒「朝礼を公開する居酒屋」(2012/9/13)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4041
21回目⇒「バリアフリー旅行サービス」(2012/9/27)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4061
22回目⇒「泣く子が黙る「ベビーベッド」(2012/10/8)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4076
23回目⇒「練馬区買い物支援サービス」(2012/10/18)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4092

24回目⇒「食品ロスをCSRに活かす」(2012/10/29)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4107

25回目⇒「中小企業経営者の自殺防止」(2012/11/08)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4123
26回目⇒「チャリティーサンタ」(2012/11/19)
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=4139