【言葉】ジャマイカ精神
ウサン・ボルトが「世界陸上2013」でまたもや金メタルをとった。9秒77。
「ジャマイカ精神」といえばジャマイカの人のように大らかな精神? いえいえそうではありません。
「ジャマイカ精神」は「じゃ、ま、いいか!」の意味で、精神科のドクターが使うストレス緩和用語がそのルーツという。ストレスを溜める前に、ジャマイカ精神で乗り越えてくださいとか、ゆるい意味だ。
杏林大学医学部の田島教授も「ジャマイカ」を唱えて「じゃあ、まあ、いいか」と考えるようにする、という方法を推奨しているようです。
ところで、ジャマイカで広まった相互扶助の精神を表す「ハランベー」という言葉は、ケニアで暮らすときのキーワードにもなるそうです。
「ハランベー」スワヒリ語で、意味は「相互扶助」。「みんなで分け合う、持っている者が持たない者に与える」というのが基本。
ナイロビでは、交差点でストリートチルドレンだけでなく、背中に子供を背負った母親や女性たちも車のドライバーや助手席または後部座席に座る車のオーナーにお金や物乞いをする。運転手さんやメイドさんも、常に雇い主からお金をせびろうとする。それは、持っている者が持たない者に与えるという当たり前の行為なのかもしれません。
「向こう3軒両隣」という言葉があるように、日本がまだ貧しかった頃、でも心は豊かで優しい国だった頃にはこういった精神はあったのかも知れません。
今は『隣は何をする人ぞ』といった感じで、戦後欧米の物質主義と個人主義に染まってしまい、日本が失ってしまった精神かも知れません。
日本でも、田舎にはまだ残ってるかも知れません。コミュニティの再生を!とか、地域の力を!とかを文科省とかがいっているのも、このハランベーの精神が日本から失われているからでしょう。
話がそれました。失礼・・・。