【本】企画力 人間と組織を動かす力
いまニッポンで一番尊敬できる人、それはこの著者の田坂広志さん。書籍「企画力 人間と組織を動かす力」(田坂広志著、PHP研究所、2009年9月、500円)
[本の内容]
「企画力」とは何か。それは文字通り「企み」を魅力的に語ることにより、人間や組織を動かす力のこと。そして、その力が結晶したものが「企画書」に他ならない。では、魅力的な企画書とは何か。それは「企みの物語」を、推理小説のごとく一挙に読ませるもの。本書は、そうした企画書を作るための細やかな技術と深い心得を、22の格言を通じて、新たな思想と視点から語った書籍講義である。
[目次]
人間と組織を動かす力それが、企画力
企画とは、実行されて初めて企画と呼ぶ
企画力とは「物語のアート」である
「最高の企画書」とは「最高の推理小説」である
「知識」を学んで「知恵」を掴んだと錯覚するな
企画書では「企み」を語れ
「何を行うか」よりも「なぜ行うか」を語れ
タイトルで「企み」を語るそれが、最高の「掴み」
これから何が起こるのかその「ビジョン」を語れ
「企み」を「戦略」に翻訳せよ
読みやすい企画書は「自問自答」のスタイル
読み手の「思考の流れ」を導け
「三の原則」を用いて企画書を削れ
企画書は「一人歩き」すると思え
顧客企業の担当者は「同志」である
「攻め」だけでなく「守り」に強い企画書をめざせ
「表の企画書」だけでなく「裏の企画書」をつくれ
企画書とは「営業の品質管理」である
営業担当者を企画会議に参加させよ
没にした企画の数が企画の凄み
顧客の心を読み、言葉を選び、迷いを捨てよ
企画書は読み終えた一瞬が、勝負
[著者情報]
田坂広志氏。1951年生まれ。74年、東京大学工学部卒業。81年、同大学院修了。工学博士(原子力工学)。民間企業を経て、87年、米国シンクタンク、Battelle Memorial Institute客員研究員。90年、日本総合研究所の設立に参画。取締役・創発戦略センター所長等を歴任。現在、同研究所フェロー。2000年、多摩大学大学院教授に就任。同年、シンクタンク・ソフィアバンクを設立、代表に就任。03年、社会起業家フォーラムを設立、代表に就任。08年、ダボス会議を主催するWorld Economic ForumのGlobal Agenda Councilのメンバーに就任。10月、世界賢人会議Club of Budapestの日本代表に就任。
