【五輪料理】英国旗を食材で表す⑦
ただいま飲食店のメニュー提案を研究中。開催地ロンドンの象徴である英国に敬意を表して「英国旗」を食材でつくりたい。
ところが、英国旗の紫色は食がすすまない色なので表現が難しい。なんとか近づけるために「茄子」を選び、「茄子の素揚」で鮮やかな「紫」を導き出した。茄子はそのまま皮以外の部分も使用して、上から見ると英国旗に見えるように斜めに重ねて盛りつける。
英国旗の「米しるしの赤」部分はどうするか。野菜の「パプリカ」でやってみた。ネット検索すると「茄子とパブリカ」は食材的に相性がいいことが判明。
これで「茄子」と「パプリカ」は決まったが、これらを「クリームチーズ」の上に載せよう。そうすれば国旗の背景の「白」部分になる。そもそもこの英国旗はオードブルとしてのポジショニングだったから。さあ、これで英国旗が完成!
・英国旗の白の部分-----チーズ
・英国旗の青の部分-----茄子の素揚げ
・英国旗の赤の部分-----パプリカ
これまで7回にわたって、ロンドンオリンピックの料理の創案にチャレンジしてきました。その時間、約2週間。出来上がったのをみれば「なあんだ、ダジャレじゃないか」と一笑に付されるかもしれないが、私にとって表現方法はどうでもいい。料理や調理はその路の専門分野の人たちにまかせればいい。
大事なのは既存の発想を壊し、新しい魅せ方、価値を創ることであり、何より食材を通して「今」を切り取り、「時代」を表現することなんだ。
食材、料理を通して「現代」を楽しんでもらう、これがもっとも大事なこと。多くの調理スタッフはこれまで親方や先輩から学んだ料理をそのまま再現しているにすぎない。それはそれで大事なこともあるけれど、大切なことは「今の世の中」を料理メニューで表現することだといいたい。
明日は、これまで創案してきたロンドンオリンピック向けメニューを単品(アラカルト)ではなく、それらを一堂に介したセット化、定食化してみることにします。
その方がメッメッセージ性が高いから、社会のお披露目にはインパクトがあると思います。そして、これらをパブリシテイ(報道によるPR活動)のネタにしてみましょう。
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