【自論】公私混同すべし | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【自論】公私混同すべし

個人・企業を「私」、社会を「公」と置き換える時、「私」は「公」に積極的に参加しなければならないという「公私リンク型」発想法が私の考え方の根本です。 そして「私」と「公」の使い分けこそがPR広報にとって最も重要であると思う次第。


■公私は混同すべし(1/2)
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私は社会的視点からモノゴトを考える「ソーシャル発想法」を提唱しています。こういうと、その社会的視点とは具体的にどういうことなのか、とか、ソーシャルって何、と決まって聞き返されてきます。

社会的視点とは文字通り、私(し)を離れて公的視点で考える習慣のこと。私(し)を自分自社こと、あるいは自社商品のことと置き換えてみればわかりやすいのかなと思っています。つまり、会社発の立場に立つのではなく、社会発の側にたってモノゴトを考える視点で発想していくのです。

「公私混同するな」という言葉がありますが、私にいわせるとPR広報に限っては「公私混同すべき」なのです。

ハスカ式メソッド「ソーシャル発想術」とは、個人・企業の考え方や行動を、社会および社会問題とリンクする手法です。

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[ハスカ式ソーシャル発想とは]
企業は自社を取り巻く問題のみならず、広く社会の課題に気づき、自発的に

その課題に取り組み、もてるリソース・ノウハウを結集して、その社会問題解決
を認識し、発想し、計画し、実行に移さなければならない。
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「社会の役に立つ」思想や行動こそが広報パースンのもっとも大事にしなければならない発想法なのに、多くの関係者は「自社の」とか「自社商品は」のことばかり。どうして自社を離れて、業界や社会のことが語れないのか。

社会のことを語るといっても何も政治のことだけではない。どんな社会になろうとも不平・不満のひずみは出てくるもの。その責任は政治であり、解決する窓口は行政なのだけれど、法律の問題や人手不足、その他の理由で追いついでいかないのが現状です。


そこに目をつけて立ち上がったのがいま流行の社会起業家たちです。さまざまな社会の問題を民間の知恵で少しでも解決していこうという試み。売り上げ至上主義をとらず、収益は食える程度で十分とする考え方。

こうした考え方を私は総称してソーシャルマーケティングといっていますが、今なぜソーシャルなのかという問題が浮かび上がっています。

ソーシャルマーケティングやソーシャルマネジメントは、社会とのかかわりを重視する考え方で、それまでの企業の利益追求中心のマーケティングと一線を画しています。

■不のつく言葉から発想(2/2)
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社会に役立つ視点、発想をするためには何か拠り所というか、基準というか、ポイントともいうべきものがあるのだろうか。私なりの目の付け所を披露いたしましょう。

たとえば、新商品や新サービスを考えるとき、よく「顧客のニーズがある」からだという。しかし、実際にはそのプロジェクトはあてがはずれ、失敗することもありますね。

そうすると最初に立てたコンセプトの前提となった「ニーズ」はいったい何だったのだろうと思いませんか。私はそもそもニーズなどなかったのだと思います。それは誰かが言い出した妄想だったのではないかと。

私にとって「 社会に役立つ視点・発想」とは、人々が困っている問題を解決してあげることこそ真のニーズだと思います。

レストランや外食産業はお腹がすいて困っている不満を解決する商売であり、ホテルは泊まるところがなくて困っている人の不安を解決するそれであり、車の販売は移動手段がなくて困っている人の不便を解決する事業を提案していることになります。

不満、不安、不便。これらに共通するキーワードは「不」。ということは「不」のつく言葉に注目すれば、その裏返しとしてのアイディアが解決策ということになります。

街を歩いていると、消費者金融に肩こり、足裏マッサージ、エステサロンなどの看板が目につく。人が困っていることはすべてビジネスのネタになる。

わたしたちは「不足」に対してはかな敏感に反応する。反対に「過剰」に対しては、あまり文句をいいません。しかし、ヒットするアイディアはすべて「不」のつく問題を解決していることになります。

「不」のつく言葉こそ、ビジネスチャンスがどっさり、アイデイアの宝庫になっています。トラブルは結構。「ウェルカム、トラブル!」である。トラブルこそ、アイディアの素と考えれば、これから困ったこと、不平不満を感じることが楽しくなってくるでしょう。弁護士のトラブル処理的発想にビジネスヒントがつまっているのです。

社会が困っていることを解決する、そういう発想をすることが私のいう「ソーシャル発想」なのです。社会が困っていること=不を解消することこそ、アイディアの宝庫であり、ビジネスチャンスであり、広報人にとってもっとも重要な社会的視点にたつ素材を開発するときなのです。

ソーシャル発想の原点である「不の解消」から誕生したプレスリリースをマスコミが放っておくはずがありません。報道価値がいっぱい詰まった火薬だから花火のように各社いっせいに華々しく報道するでしょう。実はマスコミは社会で困っていることを報じるのが使命ですので当たり前なのですが・・・。

「不」の解消=ビジネスチャンス

▽不便------通販、宅配、クレジットカード、タクシー、中食、外食
▽不満------エステ、デパート、スポーツジム
▽不安------警備保障、人間ドック、占い師、易者
▽不快------マッサージ、リフレクソロジー、グリーン車
▽不足------おまけ、バイキング、食べ放題、回数券、消費者金融
▽不振------サプリメント、病院、コーチング


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発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。
私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。
マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ
(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」
の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、
私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。
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