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【新聞】投書・投稿を活用せよ

PR広報の原点は新聞の投書欄・投稿欄だ。これを積極的にを活用する法


■投書はPR広報の原点(1/2)    
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「メディアを攻略するにはプレスリリースが一番」といっているコラムですが、今回のお話はプレスリリースなしで紙面を独り占めする方法をお教えします。ソリューション(解決方法)はすでにタイトルに書いてあるのでもうおわかりと思いますが、日刊新聞(スポーツ紙をのぞく)の「投書欄」を積極活用する方法です。                                
                                    
投稿したからといって100%載ることが確約されるわけじゃないし、載ったとしても文章はかなり書き直されたりするけれども、載りさえすれば投稿者の主張を尊重した投稿ストーリーの通りに紹介される。何より記事になれば図書券程度の謝礼までもらえるおまけまでついている。            
                                    
私も学生時代はよく投書マニアだった。社会的関心事の折りあるごとに反応し、その思いを手紙にして新聞社に送った思い出がある。朝、新聞が届くのがたのしみになり早起きになったものだ。掲載されているかを確認するため読む記事は決まって投書・投稿欄が最初だった。                 
                                    
当時の情報提供手段は「手紙」だけだったが、今では「封書」のほかにフアックス、電子メールと多様化している。地方紙の場合、投書テーマは何でもよかったように思うが、全国紙の場合は投稿件数が多いためか、「次回のテーマは○○」というように特定のテーマをメデイア側が設定し、それに対する投稿だけを募集の前提としている。                      
                                    
投稿文が採用されても掲載前に新聞社から電話連絡などなかったと記憶しているが、今は全国紙の場合、必ず事前に連絡があるらしい。だから電話連絡があれば記事掲載されるのは100%間違いないとみていい。中面にある投書面は事件事故があって社会面や総合一面などが差し替わったとしてもその影響はなく、予定日にきちんと掲載される。発行前日よりも早めに印刷されるからだ。
 
パブリシティ(略称パブ)とはマスコミに情報提供し、記事掲載を狙うコミュニケーション行為のことをさすわけだが、考えてみればこの「投稿」こそ、パブリシティの原点だと思う。ただ、この投稿行為のツールがきちんとしたプレスリリース状態になっていないだけだ。                  
                                    
大阪読売新聞の社会部長からフリーのジャーナリストに転じた故黒田清さんが何かの本で語っていた言葉に「新聞とは叫びであり、基本的に怒りなんだよ。だから記事は筆者の叫びの魂が込められていなければならない」というのだ。
                                    
投書や投稿もその主張は賛否両論あっていいと思うが、基本的には社会的視点に基づいた「叫び」が表現されていなければならないと思う。       
                                    
このことをプレスリリースに置き換えてみる。プレスリリースには「叫び」や「主張」は必要ない。プレスリリースはそういった感情を押し殺して「事実」のみを書くところにその本質がある。                  
                                    
■投稿で成功する秘訣は(2/2)
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具体的に一般紙にどのような「投書・投稿欄」があるのか、まとめてみました。
                                    
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・朝日新聞『声』500字程度 FAX0570-013579か
tokyo-koe@asahi.com で。
    投稿後2日目以降。連絡あり。
・朝日新聞『ひととき』 550字程度 FAX・メールにて。連絡あり。
・毎日新聞『みんなの広場』420字以内 FAX・Webフォームより。
投稿後4日目以降、連絡あり。
・毎日新聞『女の気持ち』600字程度 FAX・Webフォームより。連絡なし。
・毎日新聞『毎日の知恵』400字程度 FAX03-3212-0279か
t.yukan@mbx.mainichi.co.jp 。連絡あり。
・読売新聞『気流』500字程度 メールにて。投稿後3日目以降掲載。連絡あり。
・読売新聞『私の日記から』400字程度 メールより。連絡あり。
・読売新聞『気流』400字程度FAX03-3217-8229か
tousho@yomiuri.com 。連絡あり。
・産経新聞『紙面批評』360字程度、
u-service@sankei.co.jp 。連絡あり。
・東京新聞『発言』360字程度、Webフォームより。連絡あり。
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ところで、世の中には投稿マニアという人がいる。岡山市の自営業、石川大さんはご夫婦で投稿実績をホームページで公開している。      
▽私の投稿集(石川大さん) http://as76.net/asn/toukou_d.php
   
▽智子の投稿集(石川智子さん) http://as76.net/asn/toukou_t.php      
                                    
また、記事投稿サイトといわれるサイトも誕生しています。

▽newsing(ニュージング) http://www.mynewsjapan.com/

▽Buzzurl(バザール)   http://buzzurl.jp/           
                                    
企業の広報担当者でももちろん投稿できるが、新聞という性格上、投稿に一番ふさわしいのは「団体」だ。公共性、社会性という業種属性があるからだ。 
                                    
実際、NGOの民間自然保護団体「世界自然保護基金」の日本支部であるWWFジャパン 
http://www.wwf.or.jp/  の広報担当者の1人、大倉寿之さんは過去に何度も自分で「手紙」を書き、全国紙に投書して輝かしい成果を収めている。                                
                                    
▽朝日新聞の投稿記事  
http://s-pr.com/room/asahi-wwf.jpg
▽読売新聞の投稿記事  
http://s-pr.com/room/yomiuri-wwf.jpg
▽北海道新聞の投稿記事 
http://s-pr.com/room/hokkaido-wwf.jpg
                                  
大倉寿之さんにヒヤリング取材してみた。「投稿文書」による成功の秘訣というようなものをまとめてもらった。必ずしも原則性、共通性があるわけではないという前提でのアドバイスではありました。              
 
☆投書・投稿成功のポイント
                                  
1.新聞社自身では記事にしづらいことがあるのでこれを話題化し、新聞社(記者

  のつもりで)に代わって世に問いかける気持ちで書く。
2.「公」の部門は、行政ばかりでなく、NGOやその他の社会的活動をしている人

  たちも担っているという高い使命感をもち、 公益性のある視点で書く。                   3.新聞投稿は高年齢層からのものが多いので、働き盛りの年代や若者層からの

  投書は好まれるという基本をおさえておく。  
                       
大倉さんによると、「投書」と「投稿」は似ているようで、難易度が、天と地ほども違いがあるという。                       
                                    
大倉さんの「投稿」した、朝日「私の視点」や読売「論点」は、極めてハードルが高く、掲載までずいぶんと時間(6ヶ月待ちがほとんど)かかり、たとえば読売「論点」では掲載OKの返事はすぐにもらったものの、1ヵ月半にわたり何度も書き直しさせられたとのこと。「投稿」にはクオリティが求められるようです。                              
                                    
大新聞の「投書」「投稿」には以下のような前提があることをあらかじめ知っておいた方がいいかもしれない。                    
                                    
日刊新聞という媒体特性とジャーナリズム全般に共通する要素を踏まえて、 
[1]緊急性                              
[2]社会性                              
[3]今日性                              
[4]公益性                              
[5]論議性                              
などを備えた「投書・投稿」内容にしなければ記事掲載は難しいといえます。
                                    
投稿文がプレスリリースと違うところは証拠や理由など論理的な組み立てと論点から導き出される主張・結論への文章構成力こそが不可欠な要素といえるでしょう。 

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発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。
私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。
マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、         
                     「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。
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