【本】伊集院静著「大人の流儀」
「大人の流儀」(伊集院静著、講談社、2011年03月) はベストセラーの本。
以前、NHKFMラジオの深夜番組で伊集院さんのトークを聴いたけれど、よかったね。
あれは確か、伊集院さんが若く、売れていなかった頃、湘南の「なぎさホテル」が7年も泊めてくれた話だったかな。宿泊費は出世払いでとの支配人の心意気には感銘したね。
以来、何かにつけて伊集院さんの本や話を聴いているけれどいつ聴いてもすばらしい。気骨があるね。いま週刊文春に連載しているコラム「悩むが花」もいいね。魅力的な男というのはこういう人のことをいうのだろう。やはり人間の生き方(苦しみ方、悩み方)を見抜く小説家らしい視点には感服する。
[本の内容]
こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。「本物の大人」になりたいあなたに捧げる、この一冊。大好きな人に手紙を書きたくなったとき。上司に意見をしなければならないとき。人を叱らなければならないとき。大切な人を失ってしまったとき。嫌でもケンカをしなければならないとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている 「いろいろ事情があるんだろうよ……」大人はそういう言い方をする。なぜか? 人間一人が、この世で生き抜いていこうとすると、他人には話せぬ(とても人には言えないという表現でもいいが)事情をかかえるものだ。他人のかかえる事情は、当人以外の人には想像がつかぬものがあると私は考えている。——<「妻と死別した日のこと」より>
[目次]
春(大人が人を叱る時の心得
不安が新しい出口を見つける ほか)
夏(「ゆとり」が大人をダメにする
敗れて学ぶこともある ほか)
秋(妻と死別した日のこと
生まれた土地、暮らしている土地 ほか)
冬(大人にも妄想が必要だ
女は不良の男が好きなんだよ ほか)
[著者情報]
伊集院静氏。1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などを手がけている。
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発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。
私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。
マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、
「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。
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