【トレンド】お一人様ビジネス
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発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。
私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。
マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、
「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。
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神田駅近くの高架下にさきごろ「1人しゃぶしゃぶ信州屋」(千代田区鍛冶町2、TEL 03-3254-9005)=写真上左=がオープン。店舗面積は約5坪で、席数はカウンター8席。
運営は「フードパパ」(千代田区)で、もともと移動販売車による飲食業を手がけていた会社。
「高級感があり、みんなで食べるものというしゃぶしゃぶのイメージを破ってお酒や食事を1人でも楽しみたいというニーズに応えた」という同社社長の前田京介さん。
「神田一番街」のガード下は比較的小さな飲食店が軒を連ね、ディナータイムもにぎわっているところに着目、「ドリンクメニューやおつまみも充実させ、飲み屋としても楽しめるようにした。冬に向けて『1人鍋』のメニューも考案中」という。
ランチメニューの「豚しゃぶランチ」「ミックスしゃぶランチ」「牛しゃぶランチ」(以上780円)は、肉150グラムに野菜、ご飯、香物が付き、たれはポン酢とゴマだれから選ぶ。「きしめん」(50円)や「たれ追加おかわり」(50円)などの追加オプションメニューも。
ディナータイムは、「豚しゃぶ上」(1380円)、「ミックスしゃぶ上」(1480円)、「牛しゃぶ上」(1580円)、「豚しゃぶ特上」(2800円)、「ミックスしゃぶ特上」(3200円)、「牛しゃぶ特上」(3600円)。
生ビール(450円)、焼酎(380円)、日本酒(450円)、グラスワイン(320円)など。営業時間は11時~15時30分、17時~23時。日曜・祝日定休。
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写真上右は、台東区上野にある一人焼肉専門店「ひとり」。
「一人焼肉?あまりにもさびしすぎる、自分の家でいいんじゃないの」というネット書き込みも気にしない。それより焼肉を食べる上で気になる「煙モウモウ」対策。
自宅で食べるのはいいが、カーテンや壁など、いったんついた油は簡単にはとれない。排気扇が完備された焼肉店で外食するのが一番。その焼肉ファンの悩みを解消した。
1人焼き肉専門店「ひとり」(台東区上野6、TEL 03-5812-4067。 営業時間は、ランチタイム=11時~14時、ディナータイム=17時~24時。GW後に本格オープン予定。
主なフードメニューは「タン塩」「ネギタン」「カルビ」(各1枚=250円)、ドリンクは「生ビール」(450円)、「ホッピー」(400円)など。経営はアイ・コーポレーション。
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そして、極めつけというか、お一人ビジネスもここまできたかという感じの日本初の「ひとりカラオケ」。略して「ヒトカラ」。こちらも神田に11月25日のオープン。
ヘッドフォンを付けて、備え付けのマイクに向かって唄うとレコーディング中の歌手のような気分も味わえるという、1人カラオケ(ヒトカラ)専門店「ワンカラ神田駅前店」。
ワンカラは、1人用の個室のみを備えたカラオケ店。「何名様ですか?」「1人です」という、あのちょっと気恥ずかしい思いをせず、瞬間なしで思う存分ヒトカラできる。これならXマスもこわくない!
全24部屋あり、女性専用ゾーンも。内装は宇宙船っぽい雰囲気で、店では個室を「ピット」と呼んでいる。ドリンクが飲み放題のカフェスペースもある。ピットは予備校の自習室や漫画喫茶の個室くらいの広さ。
ワンカラではハウリング対策のためスピーカーから音を出さず、ヘッドフォンを付けてカラオケを楽しむ。マイクは、ピットの壁から伸びたアームの先に付いており、ハンズフリーで歌える。
場所はJR神田駅東口徒歩1分の共伸会館ビル5階。営業時間は午後0時~翌朝6時。料金はドリンクバー付きで、昼(午後0時~午後6時)が1時間600円、夜(午後6時~午前6時)が1時間1100円。別途ヘッドフォンのレンタル代がかかる。
それにしても、焼肉といい、しゃぶしゃぶといい、本来複数人で食べあう業態を、なぜ顧客一人にまで許したのか。そしてカラオケというあれだけの空間スペースをお金に換えるには複数人を入れ込まないとビジネスとしての勘定が合わないはず。
背景としてはやはり不景気だからだろう。たったひとりのお客様も見逃したくないという表れだと思います。単価が高めの焼肉やしやぶしゃぶも川下にまで降りてきたということだろう。原材料の低コストによる安定的確保を終えた者のみが挑戦できる経営なのかもしれない。