【人】実力のないPR専門家が多すぎる
PR広報業で独立するには許認可の届出制がないものだから、ちよっとばかり経験があると、「私も広報のプロになってやるっ」とばかり、PR広報の専門家を語る人が多くなりました。女性にそういう人が多いですね。
私に言わせれば「経験不足」。PR広報という仕事は多用で雑多ないろいろな業種の「経験」があとあとモノをいう世界。くだらない仕事などひとつもない。
小さな出来事でももっと深く堀り下げて、「なぜこうなったんだ」と自問自答する訓練もしていかねば。ひとことでいうと「なぜ」を自分に課す「疑問の精神」、これが原点だ。
経験の浅い、自称PR広報専門家のスキルやノウハウをよくみると特筆すべきものなど何もない。プレスリリースを作成して報道されたからといってそれは「あなたの力」でも「プレスリリース」でも、「マスコミ記者」の力でもないのです。
「伝統あるメディア自身の力」だったことをゆめゆめお忘れなく。ジャーナリストとの人脈?そんなものなくてよろしい。社会に役立ついい情報さえもっておれば天下のNHKだろうがニューヨークタイムスだろうがどでも飛びついてきます。そういう情報を企画し、立案できるかがPRパースンとしての最大の腕の見せ所なのです。
あなたの提案(発想)内容が社会を変えたのではなく、メディアの伝達力に影響力があっただけのことです。これからはあなたの提案内容、企画内容そのもので社会を変革するスキルやノウハウを身につけて活躍してくださいませ。
私など、同業他社のPR会社で成果があがらなかった案件の、いわゆる「尻拭い」的仕事を相当数こなしてきました。みなさんがサジを投げた案件をね。見事に再生してきました。私は修理屋、再生屋ではないけれど、このようにプロのPR会社といっても実態は結構お粗末なところが多いわけです。
PR専業を歌っている専門会社で修練を積んでから独立なさるのならまだわかるが、会社を2-3社わたり歩いたぐらいで「広報」をわかったような顔をする人があまりにも多すぎる。
ずばりその人たちは女性だ。確かにPR広報は女性に適した仕事だけれど多種多用な経験がないとつとまらない。特定分野だけに詳しいといってもそれは単に知っているだけ。もちろん知らないよりは知ってたほうがいいけれどあまり業界通であってもかえってその既成観念が邪魔をしていい企画が生まれない。
ツベコベ文句をいわず、広く浅く何でもこなしてこそPR広報の専門家といえる。
プロのPR広報専門家をめざすなら5年間10社ぐらいの転職はむしろ必要と思います。その場合、1社に半年以上いないこと。慰留されても、さっさとやめる、自分のために。10業界を制覇するんだという気構えでね。それくらい多種多様な経験を積むこと。そうでなければクライアントの要請に応えることは出来ない。