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【人】巨人代表がドン渡辺氏を大批判


巨人代表が渡辺会長を糾弾 「不当な鶴の一声で」(11/11/11)ANNnews


「渡辺恒雄氏、人事で越権行為」 巨人軍代表会見で声明 asahi.com


巨人内紛!涙・・・清武代表が渡辺会長を"批判" フジテレビ 11月11日

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発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。
私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。
マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、
                「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。
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私も大の巨人ファン。今回のことはエンタメスポーツという特定業界のみならず、政界や産業界も含め、日本全体が大きく転換する大事件だと思う。

本件をグループ会社である日本テレビは報道しておらず、渡辺会長と読売新聞はコメントも出していない。だからあす12日の読売新聞朝刊記事をどういう扱いでやるのか、興味深深だ。

一面トップには入れるのか、社会面でやるのか、やれないのか、さもなければ運動面で小さくやるのか、おそらくいろいろな原稿を用意して、遅くまで議論していることだろう。まさか「清武巨人代表が暴挙発言、本紙社主に抵抗」などというタイトルになってはいないだろうな。

仮にそんなテーストで記事が展開されているならば世論と逆行する報道。朝から大笑いだ。もはや読売新聞も終わりという以外に言葉がない。遠からず渡辺会長による「反撃」が始まるだろうけれども。


11/12の読売朝刊記事は私の予想したとおり、総合面の1面にも社会面にも入らず、運動面で20行程度の記事を清武氏、桃井氏にあて、江川氏を10行で、それぞれ写真なしでベタ記事で掲載。グループ会社のスポーツ報知は1面ぶち抜きと3面で詳報していた。
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プロ野球巨人の清武英利専務取締役球団代表(61)は11日、文部科学省で記者会見し、コーチ人事などで不当な圧力があったとして、渡辺恒雄取締役会長(85)を強く批判した。同会長が自らの一存で江川卓氏のコーチ招聘(しょうへい)に動いていることなどを例に挙げている。清武氏自身は辞任する考えはないという。

清武代表によると、10月下旬に岡崎郁ヘッドコーチの留任を含む来季の構想を渡辺会長に報告し了承されたが、今月になって江川氏をヘッドコーチとし、岡崎氏を降格させる方針を告げられた。さらに桃井恒和オーナー兼代表取締役社長のオーナー職を解くなどのフロント人事も内示されたという。

会見では、代表権のない会長の一方的な指示を「巨人軍とプロ野球を私物化するような行為」「会社の内部統制、コンプライアンス(法令順守)に大きく反する行為」などとする声明文を発表。「(会長の)一存では誰も納得しないし、球団の信用も失う」と語った。

球団の内紛を幹部が公表するのは極めて異例。桃井オーナーは東京・大手町の球団事務所で「コーチ人事は誰かの鶴の一声でなく、常に意見交換している」との認識を示し、清武代表の行動を「逆に球団の内部統制(の観点)で言えばとんでもない話」と批判した。(この項、時事通信 2011/11/11-20:27の記事転載)

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巨人・清武英利球団代表の声明文は以下の通り。

▽声明全文2(2/1ページ)

私は一昨日、11月9日、読売新聞社の主筆であり、読売巨人軍の取締役会長である渡辺恒雄氏から、「巨人軍の一軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる。江川氏との交渉も始めている」と言われました。

既に、桃井恒和オーナー兼代表取締役社長や原監督と協議して、ヘッドコーチは岡崎氏と内定しており、その旨を岡崎氏や監督に伝え、オーナーが決定した年俸で今日11日に契約書を取り交わすことになっていました。ご本人やチーム首脳もそのつもりで、宮崎で秋季キャンプに入っていたにも関わらず、渡辺氏はそれを覆し、江川氏をヘッドコーチにするというのです。

江川氏は私も尊敬する優れた野球人です。しかし、私と桃井オーナーは10月20日に読売新聞本社の渡辺会長を訪れ、岡崎氏がヘッドコーチに留任することを含む、コーチ人事の内容と構想、今後の補強課題を記載した書類を持参して報告し、渡辺氏の了承も得ていたのです。にもかかわらず、渡辺氏は11月4日夜、記者団に「俺は何も報告聞いていない。俺に報告なしに、勝手にコーチの人事をいじくるというのは、そんなことありうるのかね。俺は知らん。責任持たんよ。」という発言をされています。

しかし、それは全く事実に反することです。もし、私と桃井オーナーが書類を持参して報告したことに対し、自分が了承したことを全く忘れておられるということなら、渡辺氏は任に堪えないということにもなりかねません。忘れておられていないというのならば、渡辺氏は自分も報告を受けて了承し内定し、さらに一人ひとりの意思も確認され、契約書締結にも着手されていた人事を、オーナー兼代表取締役社長を飛び越えて、鶴の一声で覆したことになります。コーチたちにはプライドもあり、生活もかかっているのです。

▽声明全文2(2/2ページ)

◇酔った発言、事実でない

これはプロ野球界におけるオーナーやGM制度をないがしろにするだけでなく、内示を受けたコーチや彼らの指導を受ける選手を裏切り、ひいてはファンをも裏切る暴挙ではないでしょうか。ことは、コーチや選手との信頼関係を基盤とする球団経営の原則、プロ野球界のルールに関わることです。それが守られないのでは、球界で生きる選手、コーチ、監督の基本的人権をないがしろにした、と言われかねません。

巨人軍も読売新聞グループの一員であることは十分承知しているからこそ、渡辺氏に丁寧に報告をし、意見を伺ってきましたが、巨人軍は子会社といえども独立した会社でもあります。渡辺氏が酔ったうえで「俺に報告なしに、勝手にコーチの人事をいじくっている」と事実に反する発言を記者団にすることは経営者としても許されないことです。

一方、11月7日、桃井オーナーは渡辺氏から次のような内示を受けています。桃井オーナー兼代表取締役社長をオーナーから外し、清武は「専務取締役球団代表・オーナー代行・GM兼編成本部長」から「専務取締役球団代表・オーナー代行兼総務本部長コンプライアンス担当」とする。「常務取締役総務本部長コンプライアンス担当」の原沢敦を、「常務取締役GM兼編成本部長」とする、などという内容です。(この項、毎日新聞 2011年11月11日15時13分 の記事転載)
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本件の関連談話

◇江川卓氏「受諾は難しい」

20年(以上)も現場を離れているにもかかわらず、巨人のヘッドコーチに名前が挙がるのは大変名誉なこと。ただ、このような状況では、入団の時に小林繁氏に(阪神移籍で)大変ご迷惑を掛けてしまったのと同様、多くの関係者に迷惑を掛けてしまうので、お受けするのは難しい。

◇桃井恒和巨人オーナー「残念でならない」

清武代表の記者会見は球団の誰もが承知しておらず、残念でならない。渡辺会長は親会社のトップであって、平の取締役とは違う。クライマックスシリーズ敗退で状況が変わり、コーチ人事の見直しが必要だという判断だと思う。フロントもけじめをつけないといけない。

◇巨人・原監督「影響力ある2人」

非常に影響力のあるお2人、少し意見が…というところはある。残念だ。われわれの仕事は強いチームをつくることで、それに変わりはない。(動揺する選手が)中にはいるかもしれないが、目的は一つだから集中してやる。(この項、時事通信 2011/11/11-21:19 より転載)

◇巨人ファンの漫画家・黒鉄ヒロシ氏「奇妙な体質から脱皮すべきなのでは」

渡辺恒雄球団会長は、幼いころにキャッチボールをしたことがあるのだろうか。野球が好きというより、勝ち負け、あるいは異なる価値観でご覧になってきたのではないか。江川卓氏をヘッドコーチにするというアイデアは悪くはないが、物事の順番を無視してはいけない。オリンパスや大王製紙もそうだが、オーナーを殿様のように勘違いしているタイプがいる。日本の企業が抱える大きな問題だと思う。おそらく清武英利球団代表は堪忍袋の緒が切れたのだろう。この機会を、奇妙な体質から脱皮するいいチャンスに変えてほしいものだ」(共同)

◇玉木正之氏「スポーツの在り方見直せ」

清武英利球団代表が記者会見で述べた内容が事実であれば、清武氏が全面的に正しい。(球団会長の)渡辺恒雄氏という「独裁者」に対して正当なことを言っただけ。こうした動きが出てきたことに拍手を送りたい。清武氏は、選手育成やチーム運営に力を注いできた人。会見中に涙を流すなど、相当勇気が必要だったのだろう。江川卓氏をヘッドコーチに就任させようとしたことは、原辰徳監督やチームの意向は考えておらず、渡辺氏の単なる思い付きだ。そんなことではチームはうまくいかない。この際、渡辺氏は野球から身を引くべきだ。野球に全く愛情がない人が巨人を牛耳ってきたのが不幸の元。そのせいで日本の野球界がどれだけ混乱してきたか。渡辺氏は球団の親会社であるメディアがもうかることしか考えていないように見える。そもそも、メディアがスポーツを支配してはいけない。本当のことが報じられないなら、日本のジャーナリズムの恥部でもある。日本の野球界は野球やファンのためでなく、親会社の宣伝のために運営されているようなものだ。健全なスポーツビジネスが発展しないから、スポーツ自体も発展しない。清武氏の“告発”がその一歩になるとまでは思わないが、少なくとも日本のスポーツの在り方を見直すきっかけになることを願う(共同)

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[ウィキペディア]

清武 英利(きよたけ ひでとし、1950年10月12日 - )は、日本の新聞記者、プロ野球チーム経営者。読売巨人軍取締役球団代表、同編成本部長、ゼネラルマネージャー、オーナー代行。NPB選手関係委員会委員長。

宮崎県宮崎市生まれ。宮崎県立宮崎南高等学校を経て立命館大学経済学部卒業後、1975年読売新聞社入社。東京本社社会部次長時代に、第一勧業銀行総会屋事件や山一證券の破綻などをスクープする。

2001年中部本社社会部長、2002年東京本社編集委員、2004年東京本社編集局運動部長。2004年8月、読売巨人軍取締役球団代表(局次長相当)・編成本部長に就任。

巨人軍球団代表として、広島東洋カープの鈴木清明からのアドバイスをヒントにして育成選手制度を創設、さらにイースタン・リーグ チャレンジ・マッチなどの日本プロ野球のシステム創りに奔走した。

現在、巨人軍球団代表の傍ら、雑誌週刊ベースボール(ベースボール・マガジン社発行)において隔週でコラム「野球は幸せか!」を連載している。

頻繁に球場に訪れており、試合終了後活躍した選手の労をねぎらうシーンが良く見られる。

代表を務めている巨人軍の内野守備走塁コーチで2010年4月7日に他界した元プロ野球選手の木村拓也は宮崎南高等学校の後輩でもあった。

また、巨人軍代表の傍らNPB選手関係委員長として球団側と日本プロ野球選手会との交渉を取り持つパイプ役も担っている。

2011年3月17日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)と津波の影響で計画停電が実施されている関東で、セ・リーグは予定通り3月25日に開幕すると発表。電力消費量の多い東京ドームでの開催について清武は「(停電の範囲外は)やってもいいということ。経済活動はやめるべきではない」と主張した[1]。翌18日、文部科学省からNPB宛に「東京電力・東北電力管内以外の地域で試合を開催するよう、可能な限りの努力をお願いします」「東京電力・東北電力管内の地域では、夜間に試合を開催することは厳に慎むようお願いします」と要請があり[2]、セ・リーグは開幕を当初予定の25日から29日に延期することを決めた。これについて清武は「この選択以外に、最良の選択肢はない。開幕を遅らせることで、選手の気持ちにも沿うようになる。東京ドームは、電力を40%カットするのが目標。野球をやることで自分たちの責務を果たすということは、まったく変わらない」と話した[3]。一方、選手会の新井貴浩会長は「選手へのヒアリングの結果、セ・パ同時開幕を、という意見が大多数だった。(セ・リーグの)電力などへの配慮は理解している部分もあるが、選手会としてはセ・パ同時開幕は一貫している。これからも意思表示をしていく」と述べた[4]。なお東京ドームでプロ野球を開催した場合の1日の電力消費量は5万~6万キロワット時であり、一般家庭約6千世帯分相当となる[5]。最終的にはセの開幕も4月12日に落ち着いたが、その際には清武と選手会の間で、夏場の電力問題で中止になることを考えても12月にずれ込んででも144試合を全うする、双方共に未曾有の危機となるが覚悟して臨むという合意が成された上でのことであった。

2011年11月11日、文部科学省において緊急記者会見を開き、読売新聞グループ本社会長兼主筆にして、読売巨人軍球団会長でもある渡邉恒雄が、予め球団が決定したコーチ人事を承認したにもかかわらず、オーナーやGMである自分の頭越しにそれを覆したことに対し、重大なコンプライアンス違反であると抗議を行った[6]。