【My-Job】社会から褒められる仕事 | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【My-Job】社会から褒められる仕事

発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。


私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。


マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」なのかとうならせる、

                    「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。

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あなたのやっているPRってどんな仕事? といわれたら、「社会から褒められる仕事をやっています」と答えています。


いわゆる広告代理店の仕事とはまったく違います。


つまり、商品の数量や金額など「量」を促進する販促活動ではなく、信用・信頼・評判を獲得して社会に認めてもらう「質」の追求を手がけるのが仕事です。


■褒めニュケーション(1/2)
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PR活動とは結局、たくさんの人に「褒められる」ことなんだと思う。

企業のことを法人というが、会社もまた、法人という名の「人」なのである。 「人」として生まれてきたからには大なり小なり「褒められたい」ものだ。

世の中に「褒められて」怒る人などいやしない。他人から「褒められたい」から自分もまた他人を「褒める」。「褒められる」ことは、お金や地位、名誉とは違う。「自分は救われているんだ」「生かされているんだ」という気持ちが あれば誰にでもできる行為だ。ヨイショとかおべんちゃらではない。

「あなたのやったことはすばらしいこと、社会全体が拍手している」「あなたのお陰でみんな助かっている、喜んでいる」と、心の底から言ってくれさえすればそれで十分だ。

人にとって「褒められること」はそれぐらい嬉しい。いや人は「褒められる」ために生きているのかもしれない。人は死ぬまでに一度は絶賛されたい もちろん、「褒めてくれる」人はたくさんいたほうがいいが、1人でも構わない。最愛の人から褒められれば文字通り最高だ。褒められて心が豊かになっていさえすれば人数などまったく関係ないかもしれない。個人の場合は特に。

褒めることの大切さはいろいろな言葉で言い伝えられてきた。「子どもは1回叱ったら3回褒めてください」とか「褒めるときは人前で褒めた方がよい」とか。

「褒めすぎたら調子にのる」ので「(技術修得などは)見て盗むもの」などといわれるように、昔は「褒める」コミュニケーションが不足していたと思う。

最近流行のコーチングなども、基本的には褒めて育てるという技術だと思う。「褒めることは人を伸ばす上で重要なこと」とはよく言ったものだ。

勝者を褒めてさらに発奮させるのはいいことですが、敗者になっても「よく頑張った、立派だった」「次回はもっと頑張ろう」とねぎらって「他の人とは違う」ことを伝え、勇気づけて「褒める」ことの方がもっと重要だ。

お酒を飲んで仲良くコミュニケーションすることを「飲ミニュケーション」というそうだが、この伝でいけばまさに広報パースンも「褒めニュケーション」が重要ということになります。

誰に褒めてもらいたいか、それは法人の場合、顧客を含む「社会」全体ということになります。その「社会」全体の中で一番「褒める」ことを上手に伝えてくれるのが「マスコミ」なんです。だからマスコミはありがたい。

■マスコミから褒められる(2/2)
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PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-リンカーン大統領1.jpg PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-リンカーン大統領2.jpg

私は人(世間)から褒められることをPRというのだと思っています。人は死ぬまで褒められるために生きていると。だからPR広報の仕事はとてもやりがいがあります。あの米国大統領リンカーンですらも、自分のことをよく書いてくれた新聞記事を肌身離さずもっていたそうです。
http://ameblo.jp/pridea/entry-10470298088.html

しかし、このマスコミというやつ、いい時はいいけど、機嫌が悪いときは結構つきあいづらい。いったん失敗をしでかすとなかなか取り合ってくれない。

広報代行という仕事をしているのにもかかわらわらず個人的にはマスコミは嫌いです。もともと人のあら探しをする商売だからね。煮ても焼いても食えない人種というか。人のいうことを鼻から疑って聞いている人種でもあります。

だから私はマスコミ人脈というのが大嫌い。とりわけ「マスコミ記者の誰それを知っている」というフレーズが。マスコミ記者は取材行為という職務上で知り得た取材相手(広報担当者)とつきあっているだけですから、守備範囲が変わったり、挙句の果ては記者職を離れたりすることもありますので、あまり深入りする必要もありません。たんたんと取材に応じればいいわけです。

そうはいってもわれわれ企業の広報担当者にとっては強い味方になってくれる時もあるわけですから、上手にお付き合いしていくことも必要です。

その点、マスコミ記者を喜ばせるのに一番いいクスリは記者が書いた「記事」を「褒める」ことです。

自慢ではないですが、私はマスコミ記者を酒食でもてなしたことは一度もありません。その代わり、記者の署名記事が載っているときなど、記事の感想リポートを手紙に書いてよく送りました。そうすると電話なり手紙で必ず返事が来ます。そういうことで絆を深めていくことはありましたが、それ以上のことは何もしない主義。

ちよっと脱線しましたが、「褒める」話にもどしましょう。よくいわれる広告とPRの違いを、この「褒める」という視点から説明してみましょう。広告は自分で自分のことを「褒める」のに対し、PR・広報はメディアという外部フィルターを通して客観的に自分、自社のことを「褒めて」もらえます。自分で自分のことを褒めるか、人から褒めてもらうかの違いがあるわけです。

ところで、どんなことをすれば企業はマスコミから「褒めて」もらえるのでしょう。それを一言で言うと、「社会のためになる素晴らしくよい行動をしたとき」です。逆に悪いことをすればマスコミから「たたかれます」。下手すれば再起不能という事態にもなります。それぐらいマスコミの威力は絶大です。

プレスリリースでよく見かける「日本一」とか「世界一」とかの文言表現。こういった大げさすぎる「褒め言葉」はできるだけ避けた方がいいと思います。せいぜい業界初ぐらいの表現にしておきましょう。自分で自分のことを「褒める」時、相手(マスコミ記者)は半分以下に値引きしてきます。

つまるところ、PR広報活動というのは「褒められるための評判づくり戦略」といえると思います。いい評判を獲得するには「社会的視点にたっていいことを積極的にすること」です。

「社会的視点に立つ」とは、自社の状況を会社の内側から見るのではなくて、地域社会とか、マスコミとかの外部から冷静に、客観的に見る習性を身に付けて考える広報マインドのことです。そして、自分の会社が、社会のどの部分にどのように役立っているのかをいつも考えることです。 (了)