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【発想】発想の方程式

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                       (c) caffe イラスト素材 PIXTA


発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】のハスカです。


■発想の方程式[テーマ×ヒント](1/2)

私は
アイディアを考案する秘訣は、[テーマ×ヒント]と思っています。テーマとは「目標・問題」のこと、ヒントとは「イメージ(頭の中の画面に映る画像)」のことであります。


アイディアを出す場合、たいていはテーマから直接アイディアを出そうとします。しかし、なかなか出ない。出ても思いつきや知識の再生程度で、常識的なものがほとんど。アイディアを出すためにはただ出そうとしても無理でヒントが必要です。


ニュートンは、りんごが木から落ちるのをヒントに万有引力の法則を、アルキメデスは、湯船から湯があふれ出るのをヒントにアルキメデスの原理をそれぞれ発見、ワットは、やかんの湯が沸騰するのをヒントに蒸気機関を発明しました。

このように、アイディアはテーマとヒントの影響を受けます。つまり、次のような発想の方程式が成立するのではないかと思っています。

テーマ(意欲の強さ)×ヒント(刺激の強さ)=アイディア(閃きの強さ)
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私たちが湯が溢れ出るのをみても「もったいないなあ」という程度ですが、アルキメデスは冠の問題(目標・問題のテーマ)を考えていたからこそ、「ユーリカ!(わかった)」と叫んだと思うのです。

テーマがまず先にあって、そこにヒントが入ってくると、テーマとヒントが結びついてアイディアが出る。ひらめきが起きる。これが発想の原理。

このとき、テーマ(意欲)が強く、ヒント(刺激)が強いほど、アイディア (閃き)が得られやすく、反対に、テーマへの意欲が低く、ヒントの刺激が弱ければアイデイアが出にくいということになります。      

■視転を変え休離するのが発想の極意 (2/2)

アイデイアを出すにはヒントやイメージが必要なのですが、頭の画面にイメージが浮かんでこないと考えようがない。また、たとえイメージが浮かんでも、そのイメージが固定するとアイディアも固定してきますね。

そうならないようにするには視点を変えるとよいです。視点(着眼点、目のつけどころ、着目対象)や着目対象を決めると、頭の画面が切り替わり新しいイメージが湧いてきます。イメージが湧けば、それをヒントにしてアイデイアが出てきます。

視点とは一つは目の位置や置かれている立場、つまり「視線の始点」のこと。

上からみるか、下から見るか、あるいは自分の立場で考えるか、相手の立場で考えるかなどをさします。

もう一つは目を向けているところや着目している対象、「視線の終点」です。
右に目を向けるか、左に向けるかもあるいは誰に(何に)目を向けるかです。

視点を変える(つまり視転)とは、視線の始点である目の位置、または視線の終点である見ているところを変えることになります。

こうして視転する、つまり視点や着眼点や立場、言い替えれば見解や見方や考え方を変えることにより、アイデイアや方法、それに判断、行動、結果が変わってきます。


よりよい成果を得るには特定の視点やひとつの考え方にとらわれず、視転(視点や考え方)をさまざまに変え、広く考える必要があります。これまでの発想の流れを整理しますと[テーマ⇒視点⇒ヒント⇒アイディア]となります。

また、[テーマ×ヒント]の方程式を他の言葉、すなわち、テーマを専門、ヒントを専門外と置き換えても下記にように成立します。

テーマ(専門)×ヒント(専門外)=アイディア(発見・発明)
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専門と専門外が結びついた時、アイディアや創造は生まれるという考え方。年がら年中同じことばかり目を向けていれば、頭も発想も固定化してきます。

アイデイアは懸命に出そうとしているはなかなか出てこないもの。一度テーマから離れ他に目を移しているとパッとひらめいてきます。

つまり「きゅうり」にすると、心・頭・体がリフレッシュするとともに視点や雰囲気が変わり、同時に頭や気持ちが切り替わり、他のことが目に入るようになり、アイディアが得られるようになってきます。
きゅうといっても野菜のきゅうりのことではありません。休離のことです。


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この「休離の法則」以上に優れた発想法を私は知りません。


専門外のことをやることで自然と視転や頭の切り替えのトレーニングとなり、また休離の効果も相まって、発想の固定化や防止や柔軟性の保持・養成に役立っていると思っています。 (了)