【開発】「節電冷やしカレー」が決まらない
【伝説のPR職人】のハスカです。
私が提案する「節電冷やしカレー」がビジネスとしてまとまらない。
ああ、なんということか、以下はその狂奏曲リポート。
■難航中!節電冷やしカレーの商品と顧客開発(1/2)
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今夏、どうしてもやりたいテーマといいますか、PRアイデイアがあります。
それは「節電」と「クール」を合体させて「節電冷やしカレー」なるものを世に送り出したいということです。
私の構想は体を冷やす効果のある4つの野菜(トマト・なす・レタス・きゅうり)を使うトマトカレーをベースに、ルーが冷たいスープカレー状態になっているものです。これにドライアイスを同梱して届ける。温かいライスに冷たいカレールーの妙。こんな食べ方を提案してみたいと。
すでに「節電ラーメン」は横浜に全国の有名ラーメン店がテーマパークみたいに一同に介したラーメン博物館(http://www.raumen.co.jp/h
ome/
)でやっているようですし、カレーはどこもやっていないので今しかないチャンスと捉えていました。
まずは商品がなければ成立しません。
そこで、商品提供と顧客開発のための営業を6月からいろいろと進めてきて、ざっと70-80件くらいあたっただろうか、すべてNGになり、もうあきらめかけていた頃でした。
6月27日、突然、これまで営業していたところから電話があり、ぜひ当方でやらせて欲しいと。それは東京・新宿のフランス料理レストラン「ジェイズ」(http://www.bar-jz.com/shinjuku/
)というところでした。
ちょうど同社ではランチタイムのお弁当の外販に力を入れるタイミング。その戦略とも合っているとのことで「節電冷やしカレー弁当」でいこうと同社の原田峰行社長。フランス料理店が私のPRアイデイアにのってくるなんて意外だったが、それよりもやっと顧客のみつかった方が嬉しかった。
ところが、同店の商品開発が暗礁に乗り上げた。当初からある程度想定されたことではあったが、冷やしカレーの部分。冷たくしていただくにはルーを固まらないスープカレー状態にすることが前提だった。試行錯誤してチャレンジはしてくれたが、結局は「作れない」ということでサジを投げてしまった。
この時点で7月7日。「節電冷やしカレー」をPRするにはもう時間がない。フランス料理店では冷やしカレーが作れないことがわかると、私は次の顧客開発にカレー屋さんを選び、営業交渉した。
するとカレー1人前1000円で提供し、都内で4店舗カレー専門店を展開する「もうやんカレー」(http://www.moyan.jp/
)の辻智太郎社長からメールが届き、「考えてもいい」ということだった。作成したプレスリリースを持参し説明にいってプレゼンをしてきたが、結局、こちらも開発までには時間を要するのと私が過去の実績を提示しなかったという2つの理由で流れてしまった。
過去の実績をひけらかすのは二流の証拠、私は今と将来だけを提示したい、一流は実績はなくてもいいという考えの持ち主。自分が関わった過去の作品などすぐに忘れてしまう。忘れるから次の新しいクリエイティブ発想にに移れる。発想豊かな本物はそういう人物。ハスカワールドがわからない人に営業しても無意味、「暖簾に腕押し」だ。さっさと決別しよう。
■冷やしカレーを作れるのが前提条件(2/2)
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これでやっとどういうクライアントなら「節電冷やしカレー」が作れるか、見えてきました。もう時間がないから、本当に「冷やしカレー」を作れるどうかだけに絞ってクライアント開発してみよう。
ネットで「冷やしカレー」を検索。都内に何件かは出てきた。
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○カレー革命「冷やしカレー」
東京都中央区入船1-2-10 TEL 03-5540-4439
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130203/1303519
5/
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○カレー屋「Nagafuchi」「アイスカレー」
東京都港区西新橋3-5-1 TEL 03-5401-1271
http://tinyurl.com/5wbuy6s
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○Cafe Latino「冷やし中華カレー」
東京都墨田区東駒形1-12-10 TEL 03-5608-3412
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A
131102/13023727/
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○かれー麺実之和(みのわ)「冷やしかれー麺」
東京都港区南青山1-3-6 TEL 03-3408-1119
http://rp.gnavi.co.jp/5496834/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13020297/
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○梯子(はしご)「冷やしカレーらあめん」
東京都豊島区長崎1-18-21 TEL 03-3959-7739
http://gourmet.walkerplus.com/109461010589/
http://smz.que.jp/ramen/seibu/siinamachi/hasigo_18.htm
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○さぬきや「冷やしカレーうどん」
東京都杉並区高円寺南4-38-7 TEL 03-3314-4488
http://allabout.co.jp/gm/gc/217037/
http://yaplog.jp/tokyo-life/archive/120
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その中で私が提案するアイディアカレーなるものが好きそうな、しゃれのわかるカレー屋をみつけた。東京・入船の「カレー革命」だった。私は「カレー革命」の「冷やしカレー」に節電野菜を入れればもう完成だと意気込んでいた。
バングラデシュ人のジャナ・アラム・ジョニー社長はこれまでのいろいろなアイデイアカレーを日本に送り出し、昼はカレー屋、夜は居酒屋の二毛作。まさに「日本のカレー界に革命を起こす」仕掛け人そのものだった。
ここの「冷やしカレー」は炊いたご飯を氷水で洗い、冷たくしてからルーをかける驚きのカレーだった。他にも、冬季限定の「ちゃんこカレー」、チャーハンにカレーをかけた「カレーチャーハン」、極めつけは、赤色のトマト、緑色のほうれん草、青色の茄子、黄色の錦糸たまごをトッピングし、黒色のイカ墨のスープをかけた「五輪カレー」。これなどはわれわれプロのPR発想力そのものだった。
こんなバライティーあふれるカレーをつくるジョニーさんならきっとのってくれるだろうと思ったのもつかの間。こんなネットの書き込み記事が飛び込んできた。「オーナーが変わったらしく、いつのまにか店名が『カレー名人』になっていた」。ここまでならまだいい。次の文言は衝撃だった。
このジョニーさん、2009年2月18日に東京入管が一斉に摘発したとのニュース。ジョニーさんが、調理師資格の資格を偽造するなどしてバングラデシュ人に技能ビザを取得させ、不法入国させた疑いというものだった。かくしてジョニーさんはバングラデシュに国外退去されてしまったという・・・。
それでネットの書き込み「店名が『カレー名人』になっていた」謎が解けてきました。現在もお店はあるけれど、経営者と屋号が代わり、屋号は「カレー革命」ではなく「カレー名人」になっていた。
確認のために、お店に電話をすると人が出てきたが、ぎこちない日本語を話すバングラデシュ人だった。仮に商談が成立してもマスコミの印象が悪いから、まずいと考えてすかさず、顧客ターゲットを変えざるを得ませんでした。
とにかく「冷やしカレー」を作ることが出来、現在のメニューにも出しているようなお店。そこに今回の「節電冷やしカレー」を提案していかなければもはや時間がない。
次に東京・築地にカレー専門店「築地スパイス山麓」のネット 記事の特集で紹介されていた。⇒ http://rn.oricon.co.jp/special/20100622_03.html
皿もスプーンもライスも、もちろんルーも冷たい「冷やしカレー」。ルーに油や小麦粉が使われておらず、そのため冷やしても固まらないのだという。ここがノウハウ。
よしここに決めたとばかり、電話すると使われていない。隣のお寿司屋さんに電話して確認。どうやら今年の2月お店をたたんでしまったとのこと。
最後に白羽の矢を立てたのが次の2件。ひとつは東京・西新橋でアイスカレーをやっていているカレー屋「Nagafuchi」(http://tinyurl.com/5wbuy6s
)。 ここは有名でよくマスコミで取り上げられる、いわば冷やしカレーの先駆者のようなお店だった。
しかし、同店では冷やしカレーといわず、アイスカレーという。その名の通りドライカレーを凍らせ、それをかき氷機のハンドルを回して削って出すというものだった。レーはかき氷状態。ライスは玄米ごはん。
もう1件は東京・墨田区の下町のカレー専門店「カフェ・ラティーノ」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13023727/
。
冷やしカレーとかアイスカレーとはいわず、こちらは「氷カレー」。冷やしたライスに凍らしたルーをシャーベット状にして野菜とハムをトッピングしたカレー。千切りのきゅ
うり、スライストマト、酸味の効いたスープは「冷やし中華風カレー」か。
普通、カレールーは冷たくなると脂分が固形になり、口の中にへばりついて最悪の味になるのだが、「氷カレー」のカレールーは非常にさっぱりしている。口の中で氷が解けてひんやりとしたカレーの味が口に広がるという。カレー研究が趣味という店主の大久保忠淳さん。この人ならば「節電冷やしカレー」の売り込み、いけるかも。
かくして最有力候補は「Nagafuchi」さんと「カフェ・ラティーノ」さんになってしまった。速達で営業アプローチしてるから、きょうには電話してホンネを引き出したい。やるのかやらないのか。
2件ともやらないという悲しい知らせであれば私の夏はこれで絶体絶命。ジ・エンドになってしまう。なんとか決まってくれ、そういう想いです。
それにしても皆さん、事業の新機軸には興味を示さないんですね。つまらない商売人、経営者が多いことに改めて思い知らされた。
「フランス料理店・ジェイズ」 ------冷やカレーが作れない
「もうやんカレー」---------------開発までに時間がない
「カレー名人」------------------経営者が代わっていた
「築地スパイス山麓」------------閉店していた
「Nagafuchi」 ------------------きよう7月11日には結論が出そう。
「カフェ・ラティーノ」 ------------きよう7月11日には結論が出そう。
私の直感では「カフェ・ラティーノ」と思いますが、店舗だけの展開ではPR費が吸収できないので何とか冷凍してネット展開できないか。その辺が鍵だなあ。
PS.最後の2件の商談結果。どちらもやらない。その理由。
「Nagafuchi」------------------責任者が代わっていた
「カフェ・ラティーノ」 ------------そういうのに興味がない(奥さんの弁)
残念だ、本当に残念だ、千載一遇のチャンスとはこのことなのに。みんな、商売する気があるのかな。前向きな人はほとんどいない。これではちよっと工夫すれば全部勝てる。だって戦意消失しているんだもの、話にならない。



