【PR論】広告とアドマンは大嫌い | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【PR論】広告とアドマンは大嫌い

【伝説のPR職人】のハスカです。


私は広告が嫌い。もちろん広告業界も嫌い。そこで働くアドマンも好きにはなれない。


こういう言い方をするのは私だけではなく、広報・PRをやっている人は異口同音だ。


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その最大の理由が「顧客の言いなりになる」ということ。


早い話、うなづくだけ。自分から、自社からの提案というものがほとんどない。


もともとそういう人種なのだ。だからいつも顧客に怒られてばかりいる。


顧客が嫌いなことはほとんどいわない主義。顧客の世界にあわせようと必死だ。


PR・広報をやっている人たちとはこういう習慣だけをみてもはまったく逆だ。


だから、広告(アドマン)とPR広報(PRマン)の両者はいつもケンカをしていることが多い。


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私はそれを嫌というほど体験したきた者の1人だ。当時(30年前)はパブリシティ(広告ではなく報道として伝えるPR活動)という仕事は直接クライアントをもてないでいる時代。


つまり多くは広告会社の下請けとして、そういう言葉が嫌ならば外部ブレーンとして仕事をいただく側だった。


私はそういう現実をみていて、なんとかそういう悪しき慣習を破りたいと野心に燃えていた。


そんなとき、一大革命事件が起きた。ご存知1998年から1999年の米国から輸入されたマイクロソフト社のウィンドウズによるパソコン思想だ。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-楽しいウィンドウズ本

それまでPCひとつも使えなかった私が「これだ!」と叫んだ。このPCとやらを上手に使いこなすことが出来れば広告代理店から下請け的仕事をやらなくてすむんだという安堵感、開放感、それだった。


パソコンというよりインターネットといった方がわかりやすい。ネットを通して遠くにいても顧客と語り会えることができる。


つまりPCとネットによって直接顧客と「つながる」ことが可能になったわけで、これならば顧客を開発できると、天にも昇るようなうれしさだった。


そして、あのビジネス思想がまったく異なる広告業界の顧客にペコペコする嫌らしいアドマンとは一刻も早く手を切りたいと、そう念じていたことがやっと実現に。


当時、当社スタッフは多い時で10人前後いたが、順次辞めていってもらい、最後は私ひとりになって今に至っています。そういう計画でいましたから。


その間、マスコミ記者リストを中心としたデータベースづくりが先決と思い、これを充実したものに作り込みをしていった。おかげさまでジャーナリスト10万人のデータベースは当社が業界でナンバーワン、最高の出来とひそかに思っています。


当社のデータベースの中身を見学に、リクルートや電通の経営首脳が訪れ、リクルートからは別会社設立で代表を、というお話までいただきましたが、丁重にお断りしました。そのコンテンツは電通マンもびっくりで、お宅のデータベースは興信所よりすごい内容ですな、といっていました。記者の家族構成から趣味まで網羅しています。


さて、私はWindowsという黒船到来によって眼が覚め、広告会社とはきっぱり縁をきり、ダイレクトに顧客を確保するに至ったのです。パソコンよ、お前は素晴らしい。


クライアントのためだったら、ずけずけモノをいう。これがPR広報マンの共通した思想と行動様式だ。広告屋が顧客のいったとおりに動く「受身」なら、PR広報屋はアイディア主義の「能動的」「自発的」「攻撃的」といった方がわかりやすい業種かも。


さて、先に、ランチコンサルでブログ公開してくれた吉永まり(仮名)さんも最初は「お金を出して(ランチまでご馳走させて)、自分の夢をずたずたにされるなんて嫌な回答」と憤慨していましたが、最後にきたメールでは少し冷静になって何回も読み返したらしく、こう書いてありました。

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文章も書道も、ずっと褒められてきたので、それで勇気と希望もらえました。でも、それは私の将来に責任ないからとも言えますね。


褒めれば喜ばれるし、嫌われないです。でも時には厳しい意見、現実もみないといけないと思います。調子に乗っていたことを、認識しました。


はすかさんは、私をイジメてるわけじゃありませんでした。味方になってくださいました。稚拙な文章、作家は無理って言われましたが、現実不可能な無責任なPRを教えたくなかったんだと思います。


さすが職人さんです。有料コンサルティングなら、お客様にいくらでも夢を見せて、気持ちよくさせることは出来るでしょう。ありがとうございました。

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よくぞ、そういう心境になっていただきまして、ありがとうございました。そのときが来るのを待っていたのです。


ほとんどのコンサルタントは「いいことしかいいません」。めったに顧客の嫌がる恥部を暴露したり、分析したり、新しいことを主張する人はいないと思います。


それを聞かせるのは苦痛だけれど、あえて指摘するのが、PR広報をやっている人種だからです。


この傾向は私だけではありません。広告のアドマンとは違い、たいていの広報コンサルトは私と同じような行動・主張をとると思いますよ。


基本的に思想や世界観・価値観が違うのです。


もう少しブレークダウンしていうと、PR広報という仕事は「事実(ファクト)という情報を扱う分野」だからです。架空の夢物語の世界ではないのです。なぜなら、うそのプレスリリースを提供したら自滅、もう二度と立ち上がれません。ジャーナリストがそうであるように。このファクト主義という話は過去にも書きました。

▽ファクトを扱うのがPR広報 http://ameblo.jp/pridea/entry-10827070600.html


本当に広告屋は嫌い。彼らにはほとんど知恵がないですからね。仮に知恵があったとしても、世間では公開されている情報をあたかも自分か開発したかのようなに言い張る、単なる「受け売り屋」なんですよ。アドマンに、独自性、独創性なんて何もない。


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