愛媛で「紙」のPR二題
愛媛で、紙がらみのおもしろい話題を二つほど。
ひとつは「ご祝儀袋」。
お祝いのお金を包む紙の金封。使い捨てはもったいないと、紙のまち愛媛県四国中央市の紙関連会社が、今治タオルなど使い、包みをハンドタオルとして再利用できる「タオル金封」を開発。
タオル金封を手掛けたのは四国中央市上柏町の紙製品卸売会社「石川商事」。同社が2年がかりで商品化し、「タオル金封」の商標登録を取った。包みをほどいた後のタオルは、一度洗濯しただけで手頃なサイズのハンドタオルになるのがポイントだ。
タオルは今治産、水引は四国中央産、お金を入れる中包みは西条産の周桑和紙と県産品だけで作られているという。
タオル金封は、色や柄が5種類あり、お祝い用限定で1個1575円(税込み)。問い合わせは石川商事(0896・23・1452)。
もうひとつは「おむつ」。
愛媛県四国中央市は、紙おむつを生産する大手メーカー2社の協力を得て、1歳未満の乳児がいる同市内の世帯に紙おむつを4月から無料配布する。
2社は「大王製紙」と「ユニ・チャーム」。この2社で国内占有率の半分強を占めており、市が昨秋、子育て支援策の一環として両社に協力を要請し、快諾を得た。
官民一体で紙おむつを無料にする試みは全国的に珍しく、子育て支援の推進とともに、紙製品の地産地消で、〈紙のまち〉のPRをはかる。
費用4500万円のうち、市が3分の1、2社が残りをそれぞれ負担。井原巧市長は「紙のまちならではの企画で、四国一の子育て自治体を目指す」。

