愚痴を電話で聞いてあげるビジネスが人気
【伝説のPR職人】のハスカです。
他人の愚痴を電話で聞いてあげる仕事、これ、無料ボランティアかと思ったらしっかりとお金をいただくビジネスらしい。
いま一番密かに流行っている、知られざるビジネスといっても過言ではない。
一見、あやしげなビジネスの匂いがするけれど、経営者の肩書きを聞いて「なるほど、そんな人がやっているならアリかもね」と思わせてくれる。
業務内容は、愚痴聞きぐち、聞きグチ聞き屋。電話話し相手サービス・電話悩み相談・愚痴聞き。
○内閣府設立認証 医療福祉情報実務能力協会
○財団法人 生涯学習開発財団認定
○メンタルケア心理士
「電話でメンタルヘルスケア」を理念とし、当サイト・電話悩み相談 聞き上手倶楽部【メインサイト】を運営。24時間体制で悩める現代の人々の話を聴き、幸せへと導いている。
経営者は、 聞き上手倶楽部 代表 菊本 裕三 (きくもと ゆうぞう) さん。
元スタイリスト。スタイリスト時代から、人の話をきくことの重要性を感じていた。現役を引退後、本格的に「傾聴」の勉強を始める。当時、今ほど「傾聴」の大切さは世間に知られていなかった。しかし、いち早くその効果を認めて同じ思いの仲間を集める。2006年、聞き上手倶楽部の前身“kikiwell"を立ち上げ、現在に至る。
一男一女の父親。無類の釣り好き。
(株)kikiwell 代表取締役 http://kikiwell.com/index.html
TEL 050-3736-3332 24時間年中無休 mail@kikiwell.com
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この「聞き上手倶楽部」は、NHKや民放、新聞・雑誌などさまざまなメデイアがこれでもかというくらい入れ替わり立ち代り取材、報道合戦を繰り広げている。
なぜ多数のメディアに取り上げられるのか。
マスコミは、お金まで支払って電話してくる相談者の「愚痴」を通して「社会の変化」「社会の有り様(現実)」を伝えているのであります。
メディアにとって人間の「愚痴」は単なるモチーフ、伝えたいのは現代人の生活感、心情・怒りなのであります。
この「愚痴聞き屋」ビジネスには本質的にマスコミが伝えたくなるような「社会のリトマス試験紙ともいうべき社会情報を内在」しています。
PRしたい側からすれば、これに習って、この「○○を通して」という考え方を導入すればよいことになります。ここがPRの発想ノウハウです。
Throuh発想(発音はトゥルーとスルーの間)
■「○○を通して」という考え方(1/2)
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外国人観光客の視点から選ぶ「魅力ある日本のおみやげコンテスト2010」 (観光庁主催)がさきごろ開催された。▽http://www.vjc-omiyage2010.com/
同コンテストは外国人観光客を増やす政府のビジット・ジャパン・キャンペーンの一環で6回目。今回は過去最多の685点の応募から書類選考で100点に絞り込み、米国や韓国など12の国・地域の出身者らが審査。
今年のグランプリは、佐賀県の有田焼で作った「古伊万里文様絵変りワインカップ」。受賞作品は成田、羽田、中部、関西の各空港で展示販売されます。 グランプリ作品は画像は→ http://s-pr.com/room/omiyage2010-gold.jpg
グランプリに輝いた陶磁器商社「賞美堂本店」の蒲地桃子社長の喜びの言葉。「焼き物の文様が簡素化する傾向にある中、きらびやかな商品が評価されてうれしい。業界が元気になる契機になれば」と語っていたことが新聞記事に。
このイベントの仕組みをPR広報的にというか解体・分析するとこうなります。
「おみやげを通して日本の魅力を=The Of Japan Throuh The Souvenir」。
大事なのはこの「Throuh」という部分。○○○○○○を通してという言い回しというか、考え方。これはわれわれPR広報専門家が企画立案のときによく使う手法であります。
私はメルマガで「プレスリリースこそわが命」というタイトルで書き続けていますが、これはプレスリリースが得意なのではなくて「プレスリリースを通して広報全体を語る」というのが正しい見方なのです。
しかし、見ている人はそうは受け取ってくれないものらしい。プレスリリースが広報活動のすべてといわれたのではたまらない。ほんの一部しかすぎないのにずいぶんと偉そうなことをいう奴だという認識と理解をしているらしい。
間違っています、そういう見方は。私にしてみればパーツではあってもひとつのことをしゃべらせればその人が考えている全体像は透けてきます。葉や枝から樹木の全体像を語る。そういう視点でタイトルはつけているのであります。
「一芸に秀でる者は多芸に通ず」の言葉通り、ひとつの分野を深く掘り下げられない人は本物でないと思っています。私はこのテーマを7年も書き続けていることが「論より証拠」といえば嫌らしく聞こえますが。広く浅くもいいのですが、ひとつの分野をとことん専門的に。
プレスリリースは広報の全体像を展開する上で単なるモチーフにしか過ぎません。私はプレスリリースを通して広報全体を語っているつもりです。だから上述の「Throuh」なのです。ちなみに、発音は「スルー」でもなく「トゥルー」でもなく、ちょうどトゥとスの間ぐらいが正しいとのこと。
■広報企画の発想手法にどうぞ(2/2)
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広く浅くよりもひとつのことを専門的に掘り下げることができれば、最終的には「一芸に秀でる者は多芸に通ず」につながっていくのだと思います。
そんな折、新刊で「デキる人は『言い回し』が凄い」(日本語力向上会議著、角川学芸出版)という本を見つけた。▽ http://tinyurl.com/yk5lgy5
この本は、日本語の正しい言葉遣いや「言い回し」を紹介している本。よく聴く言葉に「口に表せないくらい○○」という表現があります。確かにそういう時もあるのですが、ひとつのことを掘り下げる能力もった人はこれをいとも簡単にわかりやすく説明することができます。なぜでしょうか。
それはふだんからひとつのことを深く考えている訓練を人知れずやっているからこそできる技だと思っています。
いろいろなたとえ、言葉や表現、いいまわしを使って伝えようとする、聴いている相手のどこがわかっていないのかを的確に把握できており、それへの対応能力が高い。特定の分野にのめり込み、深く考えている人はふだんから回答の選択肢、引き出しを複数もっているためと考えられています。
ちよっと話が脱線しましたが、今回のテーマ「○○を通して」の発想手法である「Throuh」を覚えておきますとアイディアや企画立案の時に大いに役立ちます。
特に目に見えない、形のないようなサービスを扱う業種の法人や個人のPR広報はこの手法使って企画されるといいアイディアが出来上がります。
形がなく一般大衆にわかりづらいわけですから、見える形、つまり、「○○を通して」、目に見える形に置き換える必要があります。「見える化」状態を実現するため「Throuh」手法が大きく貢献するはずです。
・食を通して社会に貢献する
・創薬推進を通じて社会に貢献する
・ボランティア活動を通して社会に貢献する
・電気を通して社会に貢献する
・物流を通して社会に貢献する
・ITを通して社会に貢献する
・ブログを通して社会をのぞく
・障害者の雇用と職域拡大を通して社会に貢献する
・モノづくりを通して社会に貢献します
・投資を通して社会に貢献します
・緑を通して社会に貢献します
・不動産事業を通して社会に貢献します
・お金を通して社会の仕組みを学ぶ
・子供と家庭の課題解決を通して社会に貢献します
・ファッションを通して社会に貢献します
・文字を通じて社会に貢献します
・医療を通じて社会に役立ちます
「○○を通して」というフレーズは社是やコンセプトワークなどによく見受けられますが、「○○を通して」何をするかといえば、「社会に貢献する」となっています。
これは行政機関に対し法人税を支払って「企業の社会的責任」を果たすことを意味します。
「○○を通して」というよりも、「○○を通して社会に貢献する」といった方がよかったかもしれません。 (了)

