私の最高傑作「PR企画」になるか
【伝説のPR職人】のハスカです。
当社クライアントの「おかかえ運転手株式会社」の最新PR企画のお話を。
http://www.okakae.co.jp
うまく成功すれば、これまでに手がけてきた私のPR企画の最高傑作になるかもしれません。
成功とはテレビが取材に来てオンエアされ、その影響が経営目標に多大な貢献をするという意味。
つまり、テレビがオンエアされることを前提に、すべての素材を逆算し積み上げていくという発想法。
まず、おかかえ運転手という会社の業務内容は、お客様の車で、お客様をご指定のところに運転してあげる、文字通り「おかかえ運転手」サービスというもの。
同社には多数のドライバーが登録されており、顧客の依頼に応じて、その登録ドライバーが顧客のところに出向き、運転代行いたします。顧客は中小企業の社長を含む経営幹部層に多い。自社で専従ドライバーをかかえると賞与など高額な人件費が負担になるところから、近年、ドライバーのアウトソーシングビジネスという形で発展してきました。
今回の企画は、おかかえ運転手というと脂ぎった中年の男性ドライバーといったイメージがありますが、これを女性にイメージチェンジしたところが「売り」です。すでに女性のタクシードライバーは全国に1万人以上おり、もはや女性がプロの運転手として活躍しているのは珍しくない時代。
この企画の経緯。最初のきっかけはよく利用してくださっているお客様からの声だった。「お宅には女性ドライバーはいないの。いるのであれば女性の方がいいなあ」。この声を真摯に受け止め、試しに募集広告を打ったところ、たくさんの応募がありました。その中に元銀座ホステス経験者という女性がいたのです。
ここに着目しました。銀座ホステスから運転手への職業チェンジ。不況に伴う雇用という社会問題に夢を与える楽しい話題。以上のPR素材はない。すぐに「おかかえ運転手に女性登場、元銀座ホステスの接客術と運転技術に、男性顧客社長の心が癒される」という報道タイトルが浮かんだ。このタイトルが見えた時点で勝負は7割方、勝ったも同然!
左ハンドルの外車にも対応すべく運転研修の特訓をうけていただき、めでたく「ビジネス企画」「PR企画」として誕生したものだった。
それは「テレビ露出をリアルの集客につなげたい」というクライアントの強い意向を反映したもので、それには「テレビ関係者が取材したくなる資料映像を作るべき」という私の提案を承認してくれた。
この企画は1年前から構想・準備し、やっときょうすべてのPRツールが完了した。
あす7日からテレビとネット、それに全国紙を中心にプロモーション開始いたします。
こうやってできあがったものをみてあれこれ批判するのは簡単。しかし、われわれは一打必殺の決意と信念で、この企画をあたためて練りあげてきた。たぶんここまでできるのは日本広しといえどもそうはいないと思います。30年に及ぶPRの王道を歩んだ職人だけができる業だとひそかに自負しております。

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[プレスリリース]
◎元銀座ホステス、「おかかえ運転手」で奮戦中
◎不況下、プライド捨てて大転身
◎癒しと接客術で顧客社長たちにも好評?
百年に一度と言われる大不況。その大波にさらされたのは企業や投資家、派遣労働者ばかりではない。企業が接待の場として重宝していたネオン街も危機に見舞われている。しかしそこに目を付けたのが、何と「おかかえ運転」専門の会社。接客術と運転技術を兼ね備えた元ホステスを積極的に雇い入れ「役員送迎車」ドライバーに転身させたのだ。顧客の間で「癒される」とじわじわ人気が広がっている
■「究極の接客業」目指す
元銀座ホステスの金井久美子さん(42)。二人の子供を抱えて十年前から銀座で働くようになった。得意客も増え安定した毎日だったが、“平成大不況”のあおりを受けて店が倒産、突然、働く場所を失ってしまった。
ネオン街への再就職も厳しく、途方に暮れていた金井さんが目にしたのは「女性ドライバー募集/元ホステスさん歓迎」の文字。役員送迎車や回送車両などの運転をする仕事だった。運転免許を持っていた金井さんは思い切って応募してみたという。募集の主は、東京・新宿に本社を持つ「お抱え運転手株式会社」(椎名千景社長)。
社名の通り、法人役員車両や送迎バスの運転手駐禁対策として同乗者を派遣するなど、“運転”に関するあらゆるサービスを行う自動車運転請負業者である。
同社副社長の森田正美さんは、「日頃から『運転代行は接客業』と考え、買い物のお手伝いやお子さんの塾の送迎などの付加サービスも行ってきたが、ホステスさんの大量離職の話を聞き、こうした“接客のプロ”が運転をすれば究極のサービスが提供できるのではと考えた」と着想の経緯を語る。
■「家内の話し相手に」とも
さんが初めて担当した仕事は、「妊婦さんの通院とお買い物」。小さな子供を抱える妊婦さんの自家用車を運転し、病院への送迎と買い物の手伝いをするというものだった。「自分も出産経験があるので、心をこめて仕事ができた。やりがいのある仕事だと実感した」と語る。
その後、中小企業の役員に運転代行を頼まれた際、「心配りが行き届いて、とてもくつろげる」と大変喜ばれた。「『会話がうまいね』とお客様に誉めていただいたので、『銀座に勤めておりました』と申し上げたらとても驚かれました」
今までは乗る側だった金井さんにとって、運転手という仕事は「最初はプライドが傷つくような気もした。でも、お客様に接しているうちに、“接客”の気持ちは同じだと気付き、迷いがふっ切れた」という。中には「家内の話し相手になってやってほしい」と、妻の運転手として依頼する会社社長もいるそうだ。
近年、女性の社会進出に伴い、プロの女性ドライバーが増えている中、夜の社交場で鍛えたホステスたちの運転技術と接客術は、中小企業の社長たちに「癒しと安心感」を与える新たな戦力となっている。おかかえ運転手の問合せは電03・3356・5440か、ホームページ http://www.okakae.co.jp/ (了)
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