NHKスペシャル「奇跡の生還〜スクープ チリ鉱山事故の真実」
【伝説のPR職人】のハスカです。
今夜21時からオンエアされたNHKスペシャル「奇跡の生還~スクープ チリ鉱山事故の真実」をみた。
落盤事故から生存が確認されるまでの17日間。チリ鉱山事故の救出劇に人間のドラマあり。
まずNHKはこの番組のためにひそかに地下の作業者に映像カメラを渡すことを画策していた。
そしてある程度のメドがたった時点で(つまりチリ政府の許可をもらったタイミング)でカメラを提供するのに成功。地下での生活ぶりを撮影した秘蔵映像を、やっときょうの放送にこぎつけた。
地下700メートルの坑道に穴を通したのは米国の掘削技術だったが、穴を堀る設計企画はチリの学者でしたね。
33人の命を救う方法は、地下に向かって穴を堀り、そこにカプセルを通す以外になかった。
クセ者は強度の岩盤。穴は小さな直線から、次第にその直径を広げて人間が通れるような大きなものにする。作業者のいるところまでほぼ真っ直ぐに掘る技術は難しいものだったらしい。
印象に残ったのは、地上からの救援物資が届いた頃、それまで比較的冷静に結束していた作業員たちに「欲」がでて、争いが始まったと証言したことだった。テレビのチャンネル争い、電話の通話時間、食料の分配などをめぐって「欲」が出てきたというのだ。
それを救ったのは宗教心だった。敬謙な牧師が1日に2回お祈りしようと提案、全員がそれを受け入れたことと、ルイス・ウルスアさんのさんのリーダーシップが功を奏した。
この救出劇で学んだことは、命の尊さ、チームワークの大切さ、生きる力のすばらしさだった。よかった、本当によかった。
ゲストに呼ばれていた、作家の吉岡忍さんはふだんは鋭い解説をしているのですが、きょうに限って言えば「これはいいコメントだ」というものは感じなかった。
