お蔵入りの五輪弁当リリース
【伝説のPR職人】のハスカです。
お蔵行きになったプレスリリースを公開します。2年前の2008年の時。
今はもう廃業をしてしまった都内の宅配弁当屋「でごん」(当時)さん。
北京オリンピックが近づくというので、五輪弁当を作って売ればマスコミ露出は間違いないし、きっと売れると思うよ、というのが私のアイディアだった。
クライアントもそのときは、おもしろいねといってくれ、試作品まで作って万全の体制で臨んだのですが、なぜか発売直前になって廃業してしまった。
かくして五輪弁当は作られず、マスコミ登場はなかった。当然のことながらそのときに作成したプレスリリースはお蔵行きに。
私としてはぜひやって欲しかったね。オリンピックというのはいうまでもなく、4年に1度開催される絶好の国際的スポーツイベントですし、これを民間のビジネスとしてとらえる格好の商機だったからねぇ。企業規模の大小は関係ない。どうとらえるかなんだ、そこがビジネスパースンとしてのアイディアの世界。
当時、各社の報道合戦が繰り広げられており、JOCから発表される硬い情報よりもこういうやわらかい街ネタは間違いなくイケルとふんでいましたからね。
北京に行く日本選手団にがんばって欲しいと街の弁当屋さんがエールを送る、きれいな話じゃありませんか。文字通りおいしい?話でしょ。
夫婦で宅配弁当屋の経営を営んでいましたが、廃業を選んだのはおそらく奥さんの方だったのでは。ご主人とは打ち合わせを何回もやっており、実施する方向で「燃えていた」と思います。
今から思うと、この商品開発はお店の命運にかかわるまさに「背水の陣」で、仮に成功したとしてもそれに続く第2弾商品の模索、いや、宅配弁当そのものの経営の不安を案じていたんだと思いますねえ。
ちょうどこのとき、お子様も3人おられ、学校に上がったり、食べ盛りを迎えていたのでお金がかかっていた時期でもあったから宅配弁当屋という旧来スタイルを捨てる選択に出たのでしょうね。
私としてはこの企画とこのリリースで金メダルを獲りたかった。
新聞・雑誌・テレビ・ネットと総なめだったのに。
今は何をやっておられるのかな。気になっています。
リリース本文の内容は次の通りだった。
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[発売]
でごん、北京五輪日本選手団を応援する「スタミナ五輪」弁当を発売
無添加たれ専門店タレダーレと協働 8月までの期間限定
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宅配弁当専門店「でごん」(上村健一郎代表、http://www.degon.jp/nerima831/ )は無添加たれ専門店「タレダーレ」(蓮香尚文代表、http://ameblo.jp/tarekore/ )と組んで、8月8日から開催される北京オリンピックの日本選手団を応援する弁当「スタミナ五輪」=写真を開発、6月から3ヶ月間の期間限定で発売する。価格は1500円。期間中、5000食の販売を目指す。
白ごはんは300グラム。おかずのメインは豚のしょうが焼き。ほかにアオヒラス西京焼き、特製洋風卵焼き、大根とトマトの日の丸煮、お袋ひじき煮、旬の青菜ごまあえ、自家製梅干しと漬け物など。
「豚のしょうが焼き」には、「タレダーレ」が6月から発売した万能「たれコレ」を提供。あっさり・すっきり系でありながらコクのある味わいを出している。
五輪マークの青、黄、黒、緑、赤の五色を玉ねぎや茄子、パブリカ、ピーマンなどの野菜で表現、「がんばれニッポン」を表す日の丸ミニ国旗をつけた。
日の丸はミニ国旗のほか、ごはんに梅干、大根にトマトなどにもあり、金・銀・銅の3個入賞の願いを込めた。弁当箱の上には五輪選手の種目名と選手名を記した名簿を用意。スタミナ弁当を食べながら北京五輪のテレビ観戦を支援しやすいように工夫した。
協働した背景には両者の無添加志向があげられる。「でごん」の製造方針は、野菜志向、手作り、国産。
一方、「タレダーレ」も、無添加、手作り、国産。両社とも、地域で生産された農水産物をその地域で消費する「地産地消」を提唱しており、ほぼ一致した経営思想だったことから商品開発が実現した。
「スタミナ五輪」の配達は厨房が練馬区南大泉に位置しているため、片道1時間以内で行ける練馬、板橋、中野、杉並、武蔵野、西東京、新座、朝霞、和光などの各区市の地域に限定、30個以上から受け付ける注文は午前10~17時。ネツトなら24時間可。配達日3日前予約必須。TELは0120-167-831。FAXは03-5387-8570。メールはdegon0141@nifty.com 。
「タレダーレ」側も「スタミナ五輪」弁当に使用されている万能「たれコレ」を6月末まで1個無料贈呈する。希望者は同社(電話03-3226-4712、メールは tare@s-pr.com )まで。(了)


